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インプット大全に学ぶ情報収集法

樺沢先生の『インプット大全』を読みました。去年読んだアウトプット大全も面白かったので、こちらも期待していました。期待通りとても読みやすく、サクサク進むので、危うくなにも定着しないままどんどんページを読み進めてしまいそうになりました。

どれだけ名前が『インプット大全』でも、アウトプットの重要性を説いてます。とにかく「アウトプット前提のインプット」が大事ですよ!って内容でした。

映画を観るにしても、新聞を読むにしても「人に話すならどう話すかな?」と意識するだけで、集中力が上がってより記憶に定着します。ぼくは自分が失敗したり嫌なことがあったら「どんなエピソードトークにして人に笑ってもらおうかな?」とよく考えるクセがあるので、嫌なことを忘れにくくなっているというウィークポイントを持っています。(さらにその話がウケないと落ち込むという二重苦)

アウトプット大全にも書いてありましたが、インプット→アウトプット→フィードバックの流れが自分を強くしてくれます。「自分がどうなりたいか」という目標を設定したら、逆算して「何をアウトプットするか」を考えなければなりません。そして「何をアウトプットするか」を決めるのは「何をインプットするか」です。

月並みな言葉ですが1日は24時間しかないのですね。しかも朝から夜に向けて徐々に疲れていく。ただ生きているだけでたくさんの情報に触れさせられる現代で、本当に必要な情報にどのくらい触れることができていますでしょうか?

この本を読んで、能動的に情報を得るために実践している方法を2つ紹介します。「Googleアラート」と「RSSリーダー」です。

特定のキーワードに関する新着記事を随時お知らせ「Googleアラート」

キーワードを設定しておくと、今日Googleに公開されたそのキーワードに関する記事をメールで送ってくれるというサービスです。

例えばこれがぼくのアラート設定しているキーワードたち。

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ここに設定したキーワードに関する記事などが、一網打尽で送られてくるので、「気になった時に検索する」という行為が消え去ります!

メールを開くとこのような画面です。

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これを見ただけで「あら、5Gって未来の話だと思ったけどもう結構進んでいるのね」と思ったりします。

一覧から自分が見たい記事を見ればいいだけです。厳選された情報から、さらに自分で厳選した記事を見にいくので時間の無駄も少なくできます。

実践して2週間程度ですが、つかみどころのわからなかった「5G」の現状について、気づけばなんとなく、大まかな全体像を掴めるようになってきています。不要なワードを消したり、新たに深めたい分野のワードを追加したりなどカスタマイズして利用していこうと思っています。

登録したWebサイトの新着・更新情報を自動的に取得し、まとめて表示できる「RSSリーダー」

いろいろなサイトやブログを毎日みたい!という方も多いのではないでしょうか。みたいと思ったときにブックマークから、開いたり閉じたりを繰り返すのって面倒ですよね。

これが嫌すぎてiPhoneに搭載されているショートカット機能で、毎日見たいページを一括で全て開くというマクロを組んだこともあります…続きませんでしたが…

せっかくサイトに訪れたのに「新記事がなかった」「有益な情報がなかった」だと労力に見合っていない!そんなお悩みを解決してくれるのが何を隠そうRSSリーダーなのです。

事前にサイトのURLを複数登録しておくと、そのサイトの更新情報をまとめて教えてくれるサービスです。たった1画面みるだけで、数十個のサイトの更新情報を1度にチェックすることが可能になるため「新記事がなかった」時は表示されないし、「有益な情報がなかった」は見出しで判断することで無駄な時間を回避することができます。

ぼくはFeedlyというRSSリーダーを使用しています。画面はコチラ。

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「テレワーク導入…」の記事を1度閲覧すると、

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このように表示されなくなります。

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カテゴリ別に分類することができ、1度閲覧した記事はこの画面から表示されなくなるので、どんどん有益な情報を得て前に進んでいる感覚も得ることができます。また「新しい記事がないかな…」と思ってから探す感覚が、SNSを利用する時と似ているため、無駄なSNSの閲覧時間も減ったようにも思えます。

まとめ

限られた時間と脳のリソースを、可能な限り自分のためになることに使うことができれば、豊かな人生を歩む第一歩になると信じています。

今回紹介した2つの方法は、自分にとって本当に必要な情報を無駄なくギュっと得られることができるので本当におすすめです!ぜひ使ってみてくださいね〜。

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