体感型古代エジプト展「ツタンカーメンの青春」を観てきました
埼玉県のところざわサクラタウン内にある角川武蔵野ミュージアムで開催されていた企画展「ツタンカーメンの青春」を観てきました(この企画展は現在終了しております)。
かくして私はいま、ピラミッドの前にいます
エジプトのギザにやってまいりました。
永き歳月を経て、ピラミッドもずいぶんと変形したものですね。
あぁっすみませんほんの冗談なんで呪いだけはどうかご勘弁をっ!!
ピラミッドはこちらになりますっ!!
「ツタンカーメンの青春」とは
気を取り直して本企画展の解説をさせていただきます。
「ツタンカーメンの青春」は角川武蔵野ミュージアム主催/河江肖剰(名古屋大学高等研究院准教授)監修にて実施された体感型企画展です。「超複製品」の展示と、「本物」をスキャニングした高精細デジタルデータによる映像没入体験というのを前面に打ち出して開催されました。
(開催期間は2023年07月01日[土] 〜 2023年11月20日[月])
本企画展は考古学者のハワード・カーターによって発見された古代エジプトの王族~特にツタンカーメン王の人生にスポットを当てたものとなっております。「19歳という短い人生を王として生きたツタンカーメンの青春時代がいったいどのようなものであったか」「その時代にどう生き、何を思っていたのか」について、その物語を読み解きながら思いを馳せることができる展示構成が行なわれているのが特徴です。
古代エジプト世界への没入感を増すためか、展示物の説明は最小限にとどめられており、見たものを見たままに感じられます。このためいわゆる博物館的なお勉強感がなく、本企画展の主旨である「追体験」により集中できる構成になっていたように思いました。
では、神秘の扉を開けるといたしましょう
まずは入口でムービー鑑賞。
ここでは考古学者のハワード・カーターによる発見の興奮を味わい、それとともにツタンカーメンとは何者であったかについて理解するのです。
観終わりましたか?それでは…
いざ、ツタンカーメンの墓所へ…
「TOMB OF TUT ANKH AMUN」
(ツタンカーメンの墓)
いざ、神秘の奥へ。
「壁の穴を覗いてみてください」だってさ。
何が見えるのでしょう。
ほう…?
なお穴は3つくらいあり、覗く場所によって若干見えるものが異なる模様。
何だろうこれは。寝台かな(適当)。
この場所を守っているかのように立っている2体の兵士(?)。
兵士正面。
エジプトっぽい壁画。
いつも思うけど人体の捉え方のセンス独特ですよね。
この棺はいったい何なのでしょうか?
ツタンカーメンのものにしてはいささか小さい気がするのですが…。
その棺の横を曲がると…。
このような低い入口が。
ここは先に進むしかない!!
ツタンカーメン棺の秘密
おおお!
連なるように並ぶ黄金の箱、箱、箱。
そして大勢の墓荒らし(違うってば)。
黄金の箱に近づくと、その大きさに圧倒されます。
これはいったい何を入れるためのものなのでしょうか?
箱、箱、箱…の向こうには…。
棺、棺、棺。
どうやらこういうことらしいです。
さっき見たちょっと地味めな箱の中にツタンカーメン本人(のミイラ)をこの図のように何重もの棺に入れてフタをする。そしてその箱を黄金の箱×4の箱に順番に入れていき、最終的には五重の塔ならぬ五重の棺に入れて収めていたようです。ホントにっ!?
すべての棺を開けばそこに…。
その棺を、開けてはいけない。
我は蘇りたり~映像にて出現するツタンカーメン
棺の向こうには、大きな空間が広がっていました。
そこにいたのは…。
!!
(遂にこんなところまで来おったか、浅ましい未来人どもよ!!)
太古の眠りより目覚めしツタンカーメン。
物言わぬその眼差しは我々に何を語りかけているのでしょうか…?
なお、他にこのような映像も流れます。
…以上が墓所からのメッセージです。
ここからはツタンカーメンの墓所などに残された記録から、ツタンカーメンの歩んできた人生に踏み込んでいくといたしましょう。
第1章 ツタンカーメンの青春
ちょっと長くなりますが、ここでは展示テキストを引用します。ツタンカーメンとはどのような人物だったのでしょうか。これを読むと、そのおおよそが浮かび上がってきます。
音声付きガイドで見たい方はこちらのQRコードを読み取ってください。
こんな風に、音声付きで説明を聞くことができます。
ツタンカーメンの生活、そして結婚についても書かれています。
では、展示物を見ていくとしましょう。
これが…生きていた頃のツタンカーメンの姿?
埋葬品。日常生活に用いられたものもあるようです。
こういうのは我々の日常品に近い気がしますね。
彼が実際に座っていたと思われる「黄金の玉座」。
椅子の背に描かれているのが奥様のアンクエスエンアメンですね。
敵を踏みつけるようにデザインした足置き」ってこれのこと?
それにしてもこのサンダル履きづらそうなんですが…。
何だろう…私には船の模型にしか見えないのですが…。
続けて第3節の文章を見てみましょう。
なるほど、それで戦車らしきものが展示されているのか…。
シルバーチャリオットならぬゴールデンチャリオットですね。
楯も黄金。当時のエジプトってこんなにふんだんに黄金があったのか…。
トランペットまであったとか…。
3,300年以上前なのに何でもあったんだなぁ。
第2章 古代エジプトの死生観とミイラ
ここからはエジプトの死体保存法「ミイラ」の話です。
上記の、「考古学は業が深い学問である。(中略)…それは知識という名の別の形の貪欲さであることは常に忘れてはならない」は非常に共感、感動を覚えたとともに、研究者などではない私などにしても心に戒めておかねばならない心構えであると感じました。
これが、そのシャプティ(小像)なのでしょうか。
しかし「死者が来世で働かなくてよいように」って、何か人間っていつの世も変わらないんだなぁと感じます。
何だろう、これは…?
箱の中に寄り添うように入っている4体が気になります。
男性?女性?
どういうシチュエーションを想像すればいいのだろうこれは?
何だろうこれは…。
トロフィーがいっぱい並んでいるようにしか見えないよ(罰当たり)。
ミイラはこのようなポーズにて作られるみたいですね。
ツタンカーメンが納められていた黄金の棺と装飾品(かな?)。
これらも装飾品なのでしょうか。
またもや履きづらそうなサンダル登場。
「脳は鉤棒(かぎぼう)で遺体の鼻孔に穴を開けてかき出し」って生々しいなぁ…。しかし防腐剤まであったのね3,300年前のエジプト。
何とハワード・カーター、驚くべきことにミイラのスケッチまで描いておりました。
何枚描いたのよこの人…。
しかしいくら防腐剤を駆使して保存したとはいえ、3,300年前の死体がそんなキレイに残っているはずもなく。どんな手掛かりをもとにしたかは知り由もありませんが、ここまでキチンとしたミイラのイメージを描くことができたのはさすがです。
第3章 古代の神聖な文字ヒエログリフ
ヒエログリフってのは、このような絵文字のことですね。
エジプト関係を見ているとよく出てくるやつです。
ここからはペンライトを持って入らなければならないらしい。
神秘の奥底を探る冒険の予感…。
暗闇に挑む冒険を予感していたのですが…。
発見できたのは、ヒエログリフとやらの説明ばかり。
うんそうだよね、日本語だって「あめ」=「雨」「飴」の違いまぎらわしいもんね…。でもこれって、わざわざライトで照らして探すような情報なんでしょうか?
ヒエログリフは左右どちらからも読むことができるとか。深い。
ここの第3節は文字起こし割愛します!
文字量多すぎる上に暗くてあまりちゃんと撮れなかったので!!
写真たくさん並べるのでそれで読み取ってちょ。
写真ブレブレなのはどうかご勘弁を(泣)。
とりあえず主催者の方、暗闇の中ライトまで持たせて探索させるんなら財宝でも用意しておいてください!!
第4章 古代エジプトの信仰
いよいよ最終章。ここでは古代エジプトの神々について語られるとともに、ツタンカーメンを巡る物語の核心である(と私が思っている)ツタンカーメンの父アクエンアテンについて掘り下げられます。
「古代エジプトの信仰」ということで、ここの展示はエジプトの神様を偶像化したものが主になっています。
これはアヌビス神(たぶん)。第4章の案内板ではミイラ作りの神と紹介されていましたが、冥界の神ともされています。特徴はやたら長い耳。
エジプト神話で蛇の神様といえばサ・タ…かなぁ?
(違ってたらゴメンナサイ!)
これは…どっちかがラー(太陽神)でどっちかがホルス(天空神)だと思います。どっちもモチーフが隼なので…これも違ってたらすみません。
これは…羊っぽいからクヌムでしょうか。創造神で人間を作ったとされています。例によって違ってたら(以下略)。
このようにエジプトにはたくさんの神様がいるのです。
(分からないからごまかしたな)
こいつが、そのツタンカーメンの親父であるアクエンアテンらしい。
エジプト関係を漁っているとよく出てくるこの形。これこそアクエンアテンが唯一神とした太陽円盤の神アテンです。
私はこう思う~ツタンカーメンの最期について
今回あえて展示パネルの文字起こしをしてまでツタンカーメンの物語を記載したのには理由があります。私の心に生じた疑問点、そしてそこから導き出した推理について、よろしければ皆様にも一緒に考えてもらいたいのです。
物語を思いっきし乱暴に要約するとこうなります。
ツタンカーメンの親父はそれまで多神教だった国を一神教に変えてしまい、しかも自分はその唯一神のただひとりの神の子だと名乗りました。そのうえこれまでの信仰に対して苛烈な弾圧を行なったとか。自分の子供(ツタンカーメン)にまでその唯一神の名前を含めて命名したというから、その信念が強固なものであったことが伺えます。
この親父が死んだあと、ツタンカーメンは自分の名前を元々の多神教の神の名前を含んだものに改名し、親父の行なった宗教改革を否定して民衆が元々信仰していた多神教の教義に再び戻すという、言わば宗教の革命返しみたいなことを施行したわけなのですね。
あの若さで国を復興させたというツタンカーメンの勢力はかなりのものだったのでしょう。この企画展で示されていたような豪勢な葬られ方を見れば、その実権の強大さが伺い知れるというものです。たとえ彼が19歳という若さで亡くなられたとはいえ。
そう、分からないのはそこなんですよ。
ツタンカーメンって何で死んだの?
ここで、先ほども引用した河江肖剰先生のコラムをもう一度紐解いてみたいと思います。
私が一番分からない、というか納得できないのはそこなんですよね…。
結婚生活だの妻と仲が良かっただの足が不自由だったのとプライベートに関する情報が山盛りの男が、死因不明っておかしくないですか?
あんな黄金のマトリョーシカみたいな多重に渡る棺までこしらえていたのに、何故死んだのかすら分からずに箱に入れられちゃったの?
しかもその死因の書き方も気になります。
マラリアと戦車の事故じゃ死に方に天と地ほどの差があるんだけど?
死因がないと困るからって適当言ってないですか?
私の推理を言っちゃいますね。
ぶっちゃけツタンカーメンって暗殺されてると思います。
そう思う理由その①。他の記録がいろいろ残っている割に、死因がちゃんと記録として残っていないこと。
そう思う理由その②。王族の中には先代の王(ツタンカーメンの親父)に与する派閥も少なからず存在したであろうことが推測されること。
そう思う理由その③。「自分のために作っていた本来の墓ではなく、貴族並みの小さな墓に埋葬された」という理不尽な仕打ち。
私の推理順で言うと、最初は理由その①に着目してしまいまして。
「あれ?この話何かおかしくない?」
ってなって、パネルの文章を真面目に読んでるうちに疑惑が確信に変わっていったというのが正直なところ。
理由その②に関して言えば、そりゃそんなことを裏付ける証拠なんて残ってないだろうけどさ。でも古今東西の世界史を見れば、この世のどこの王朝や政府にだって対抗勢力ってのがいるわけで。ましてやツタンカーメン王政は王様が変わるたびに信じる神を変えろって言ってるわけですから、どっちが正しいかを巡って国の中は滅茶苦茶だったと推測されるのです。現代だって教義の違いとやらで引き起こされる紛争がいくらでもあるわけですし。親父側の神(アテン)を篤く信仰する側からしてみたら「亡き先代が奉りし神を汚す反逆の子よ、神に代わりて成敗してくれん!天誅!!」っていう勢いの奴だって出てくるんじゃないかなぁ。
で、仮にそういう死に方をしたとしたら、理由その③のようなことになったのも至極納得がいくんですよ。
既に遠き昔に亡くなりいまでは歴史の彼方に眠る偉人のことを、こんな風に憶測すること自体が不謹慎だという向きもあるかも知れません。人によってはファラオの呪いが降りかかるとか言う方もおられるでしょう。
ですが、どのように亡くなったかなどというご本人を語るうえで最も重要なところかが曖昧なままだというのは、それはそれでご本人にしてみたらどうなのかな…と思う向きもあるわけでして。
うーん、上手く言えませんが、刑事ドラマでもたまにこういう言い方することあるじゃないですか。
「このままじゃホトケ(故人)が浮かばれねえ」
まぁ、そんな気持ちがふと、頭をもたげてしまったのですよ。
ネットで調べてみました
どうにもスッキリしない私は、ネットでさらに調べてみることにしました。
こちらはロイター、2010年2月の情報ですね。それによると、
…とのことです。まぁそこまで科学的な調査をしてその結論に至ったのであれば、少なくともマラリアに感染していたのは確かなのでしょう。
これも2010年、AFPBB Newsの情報です。
お体が弱かったのもこれらを含めた複数の情報ソースから確かであるようなので、骨折+マラリアというのは本件に対するおおむね多数派の見解であると言えるようです。
あれ?でもさっきの河江先生の見解では「マラリアもしくは戦車の事故」って言ってなかった?
このことについては私もネットでいろいろ検索してみたのですが、これだという情報を見つけることはできませんでした。まぁ、これらのことを混ぜて考えると「戦車から落ちて足を骨折し、マラリアに感染して死亡」ということになるのでしょうか…。
それでは、暗殺説の方いってみましょうか。
googleで「ツタンカーメン 暗殺」とかで検索してみると…。
おぉ、最初に検索で出てきたサイトでいきなり暗殺説覆されちゃったよ!!
でも、
やっぱり私と同じこと考えてる方いたんだ…。
でもちょっと待って!?「撲殺じゃないから暗殺じゃない」っていうのはあまりに短絡的過ぎません?問題はツタンカーメンの周囲に殺意を持っていた奴がいたかどうかであり、そして暗殺なんてやろうと思えば、状況さえ整えば手段はいくらでもあるんですよ?
いろいろ調べていたら、何かえらく物騒な説を見つけたぞ…?
これはツタンカーメンの妻であるアンケセナーメンについて書かれたウィキペディアですが…
調べてみると結構出てくるんですよね、犯人アンケセナーメン説。いやいやさすがにそれは現代ドラマの見過ぎじゃないのと思ってしまいます。しかもウィキペディアがそれ載せちゃいますか?こんなこと書いたらそれこそツタンカーメンに怒られるんじゃないのかなぁ。
とりあえず調べてみたところでは、骨折+マラリア説が本件におけるデファクトスタンダードであり、暗殺説はどちらかというとトンデモに類する扱いだということが分かりました。
私もまだ納得したわけではありませんが、だからと言って3,300年前に亡くなられた方に対する犯人捜しをしたいわけでもありません(と言うかできません)。ただ、あの企画展を見て、少なくとも私自身はそうとしか考えられなくなったということを書き残しておきたかったのです。
かなり長くなりすぎました。そろそろ締めに向かいましょう。
「ツタンカーメンの青春」お楽しみとお土産
本企画展は展示だけでなく、デジタルを用いた様々な要素においても楽しめるものでした。その一端を紹介します。
NFTカード(ツタンカーメン展入場特典)
この「NFT」っていうのは、専用アプリ「DiverWallet」をインストールし、ユーザー登録すると、会場のあちこちにあるQRコードから「ツタンカーメン展入場特典」の画像をゲットできるようになります。
こんな感じです。ちなみに13枚あったそうですが私は10枚しか集められませんでした。スタッフの方に聞くと「残り3枚は4階の本棚劇場に」とのこと。何でやねんー!!
メタバース
会場内のQRコードを読み取ると下記サイトに行けます。
実際にメタバースで遊んでみました。
パソコンでも遊べました。
アバターを設定したり人に話しかけたりいろいろできそうです。
撮影スポット
会場前の空間にはこのようなプロジェクター映像による撮影スポットが用意されておりました。
こういうの見ると、行ってみたくなりますね。
お食事
角川武蔵野ミュージアムの2階にあるKadoCafeでは、このようなプリントラテが提供されていたようです。
こちらは角川武蔵野ミュージアムの5階にあるSACULA DINERにて。
「ツタンカー麺」って…。
興味あったけど、さすがに2,200円はちょっと…。
御朱印
日本の神道とエジプトの神々がまさかのコラボ!?
どちらも八百万の神を有しているってことで、いいのかな?
お土産
角川武蔵野ミュージアム内のロックミュージアムショップでは、期間限定のツタンカーメングッズをたくさん販売しておりました。
もはや何でもアリな感じしかしません。あの世でツタンカーメンも苦笑いなさっていることでしょう。ごめんねツタンカーメン、日本人オバカで…。
ちなみに我が家ではこんなのを買いました。
なんとツタンカーメンボールペンです。妻いわく「宅急便屋が来てサインを求められたときに使用する」のだそうです。
いやはやツタンカーメン現世でも大活躍ですな。
私的にはこんなのも興味あったりして…。
オチがついたところで、本記事はそろそろ締めにいたします。
まとめ~ご意見ご感想受け付けます
いろいろ書きましたが、筆者はツタンカーメンご本人に敬意を持って本稿を記しましたことを最後に付け加えておきます。河江先生は「考古学は業が深い学問」と言い、続けて「知識という名の別の形の貪欲さ」と仰いました。それは確かに然りなのですが、私はそこをあえて「愛」という言葉に置き換えてもいいんじゃないかと考えます。対象をより深く知りたい、本当のことが知りたいというその情熱は、すなわち愛と言っていいんじゃないかと。この企画展はそんな愛に満ちたものであると感じました。
本記事を書いた私がツタンカーメンご本人に対して愛と呼べるほどの感情を抱いていたかは分かりません。むしろエジプトの神々なんて「とーとつにエジプト神」くらいの知識しかなかったくらいの私ですが、本企画展によって真実を知りたいという気持ちが深まったことは確かです。真に迫る展示にはそういう力があるとあらためて実感した次第です。
本記事を読んで、「いやいやツタンカーメンに関する真相はこうなんだよ」とか「お前は全然分かっておらん」「呪ってやる!」等のお言葉は甘んじて受け付けますので、この記事のコメント欄に書いていただくか私宛にメールください。内容によっては続編を書くことも検討します。
気づいたら16,000文字overだよ!!(引用が大半ですけれども)
うーん、私もすっかりツタンカーメン世界に引き込まれてしまったのかも?
(了)
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