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「ゲームマーケット2023春」に行ってきました

5月13日(土)~14日(日)に行なわれたゲームマーケット2023春に行ってきました(私が行ったのは13日)。

ゲームマーケット2023春
2023年5月13日(土) 11:00~17:00、5月14日(日) 11:00~17:00
東京ビッグサイト 西展示棟1,2ホール

ゲームマーケットとは日本最大のアナログゲームの祭典。近年の人気を象徴するかのように、今回もあいにくの雨模様ながら凄い人!!

写真は5/13(土)12:00頃撮影。

私も1時間ほど待って会場入りしましたが、それだけ業界が活気づいていることを嬉しく感じています。

さて今回も様々なブースを回り、またお馴染みの皆様にもお会いしてまいりました。本記事では私が回れた限りにおいて、写真やリンク盛りだくさんで紹介していきたいと思います。アナログゲームという文化を少しでも多くの方々に知ってもらえるきっかけになれば幸いです。

<写真掲載にあたり>
掲載している個別ブースや人物の写真は原則としてすべて現地のスタッフの方やご本人様に撮影・掲載許可をいただいております。ご協力いただきました企業・団体・個人の皆様には厚く感謝御礼申し上げます!!

なお、写真や記事について行き違い、修正依頼等がありました際には、お手数ですが下記までご連絡くださりますようお願いいたします。
--------
<掲載内容についての連絡先>
CQF01770@nifty.ne.jp  久保田裕之 宛

馴染みの方々にご挨拶(大手企業ブース除く)

私がゲームマーケットに行く理由のひとつに、何度かお会いしたりSNS等でやりとりしたりしたことがある馴染みの方のブース訪問というのがあったりします。いつも購入できてるわけではありませんが、アナログゲームがきっかけで繋がれた縁は大切にしたい次第です。コミュニケーション大事。

酢酸ソイソース

今回のトップ紹介記事は酢酸ソイソースさんのところ。理由は私のTwitter書き込みによく「いいね」くださるので、私がちょっとヒイキにしてるところもあったりなかったり。今回のゲームマーケットでは最初に訪問しました…つーか入口からめちゃ近い神配置だったし!!

今回購入したのは梨卦如地理子りけじょちりこの彼ぴっぴって何よ?みぴっぴぴっぴっぴぴっぴゅうかよ??」というパッと見でタイトルをスラスラ言える人が誰もいないであろう作品。私の家族のTwitterにも酢酸ソイソースさんのツイートが表示されたらしく、家族から「これ買ってきて」と言われたタイトルです。

写真は自宅で撮影。

この「彼ぴっぴ(略)」のゲーム内容は、カードに書かれた地名(山札をめくって出た番号が対象)を10秒(または5秒)で暗記し、「し」の部分を全部「ぴっぴ」に置き換えて噛まずに発声するというもの。たとえばこの例で2が出たら「ぴっぴぶぴっぴぴっぴぴっぴぶぴっぴちょうぴっぴぶぴっぴ」になるわけです。ぴっぴぴっぴぴっぴ!!!

この他にも梨卦如理科子りけじょりかこのフリック入力上上下下左右左右トントトン」というスマホのフリック入力の正確さと速さを競うゲームがあり、こちらは理科子の名に相応しく入力する単語が「3,5-ジ-tert-ブチルサリチル酸」とかいうものになってるそうな。

これまでのシリーズもそうですが、酢酸ソイソースさんの作品はこの梨卦如理科子梨卦如地理子という姉妹キャラが前面に出ているのが特徴となっています。いつかそのうち理科と地理の華麗なる融合が見られるのではないかと期待している次第です。

余談ですがこのブースでは「絵しりとり帳」なるものがあり、来訪者に絵によるしりとりを描画してもらっていました。テレストレーション?

私はこの中で「東京ビッグサイト」を書いています。どれがそれか皆様には分かるでしょうか?(画力?何それ美味しいの?)

あぁ楽しかった。前回もここで「地方再発見」購入したのですが、ようやくちゃんとご挨拶できた気がします。何か長居しちゃってすみません~!!


ヤブウチリョウコ

ヤブウチリョウコさんのブースは私のゲームマーケット訪問で毎回立ち寄らせていただいてます。もともとのご縁はnote主催の「ボドゲメイカーズフェス@note place」というイベントにて「推しの尊さを語る君と知ったかぶりの私へ」(通称:推し語り)という作品をヤブウチさん自らのレクチャーにて遊ばせてもらったことがきっかけです。

今回の新作はファッションを題材としたゲーム「こんなとき、なに着る?」(通称:なに着る)です。この作品はクラウドファンディングで多くの方の支援を集め、作成されました(私も協力させていただきました)。

ゲーム内容は配られた自身のテーマカードに基づき、手札の柄(デザイン)と服の形(トップス・ボトムズ)を使ってテーマに沿った服飾を作り上げ、最後にプレイヤー間で「誰がどのテーマか?」を当て合うというもの。多少ムリヤリであっても、いかにニュアンスを伝えられるかがカギとなります。

柄が増えれば選択できるバリエーションも増えます。拡張性もあるゲームと感じました。マスコットキャラの黒猫もカワイイです。

ブース全体はこんな感じ。ヤブウチリョウコさんのところはいつも縁日の屋台みたいな感じで、何だか賑やかで楽しいです。

そしてヤブウチリョウコさんといえばこれ。今回も会場のあちこちに置かれていた、この「ボドゲフリペ」です。

表紙・裏表紙を合わせると40ページというこの大ボリュームの誌面の本を、ヤブウチさんはなんと年2回刊行しておられます。その内容の充実度には、もはや「神」という言葉しか出てきません。

ということで今回もおじゃまさせていただき、ありがとうございました!!


架神恭介ワークス

架神恭介さんのブースにお伺いするのは、ゲームマーケットその他を含めると3回目になるのかな…?(違ってたらすみません)訪ねるようになったきっかけは私のnoteのフォロワーである城之内あやめさんから、お兄さん(架神恭介さん)がボードゲームを作って出展していると聞いたことです。とは言え、私まだ「はいどうぞゲーム」しか購入したことないのですが…。

「魔王対戦ブットバクラッシュ」。写真の右端に映っているカタパルトを用いて部下のスポンジモンスターを物理的に投げ込み着弾させるという、まさにアナログなゲームです。

今回のゲームマーケットでは「ブットバクラッシュ」の追加サプリメントとして、マンガワンで連載中の「遥かなるマナーバトル」(たむらゲン/小学館)に登場するキャラクター(モンスターカード)が限定販売されました。カードイラストはすべて作者のたむらゲンさん描き起こしだそうです。

こちらは「ダンジョン&ダンゲロス」という作品。ブラウザアプリで生成されるダンジョンを冒険するデジタル+アナログの融合のような作品とのことです。私は未プレイですが、パッと見はTRPGにも近いのではないかという印象を持ちました。追加シナリオも発売されています。

写真は自宅で撮影。

「はいどうぞゲーム」は3歳から遊べるゲームというテーマでリリースされました。場に出ている食べ物カードを選んで自分の理想のランチを作るのが目的のゲームですが、欲しいものがかぶった場合「絶対欲しい」か「はいどうぞ」の意思表示をするフェーズがあり、このとき「絶対欲しい」がかぶると誰もそのカードがもらえなくなるというルール。逆に「はいどうぞ」で譲った側には山札からボーナスカードがもらえる特典が。子供の教育的な要素を主眼に置いて作られたと思われますが、大人が遊んでも囚人のジレンマ的な要素を体感できるゲームに仕上がっていると感じます。

ということで架神恭介ワークスさんのブース紹介でした。何も買わないのに立ち寄るだけ立ち寄ってしまい何だか申し訳ございませぬ…。おかげさまで「はいどうぞゲーム」は家族にも好評です!


FT書房

FT書房は昔ながらのゲームブック文化をいまに至るまで守り続けている出版社です。以前のゲームマーケットで接触して以来、ほぼ毎日のペースでメールマガジン(それもめちゃくちゃ充実した内容の読み物)を送っていただいているため、何だか他人のような気がしなくてお邪魔している次第です。

その蔵書たるや、右を向いても…

左を向いても…

冒険(ゲームブック)で埋め尽くされた宝の山!!

かつてファイティングファンタジーシリーズ(「火吹山の魔法使い」など)や「ソーサリー」シリーズ、その他富士見ドラゴンブックなどのゲームブックにハマったことがある方なら、ここFT書房に注目しておくといいことあるかも。メルマガを読む限りではTRPGに対する造詣も深いです。


TUKAPON

きたよボブジテン御殿!!
いや燦然とそびえたつその威容はボブジテンビルと呼ぶべきか!?

「ボブジテン」はボードゲームファンにはほとんど説明不要なくらい有名なシリーズです。ゲーム内容は「カタカナ言葉の単語をカタカナを使わないで人に説明し、それが何であるかを当ててもらう」というもので、言うなれば「英語禁止○○」のゲーム化みたいな感じ。

写真は自宅で撮影。

元祖、その2、その3、きっず、ちきゅう、わたしのetc…さまざまなシリーズが発売されており、ついにはそれらを収納するための「ボブジテンすとれーじ」なる専用ケースまで発売されるに至りました。

あいにく私はほとんど持っているので来ても買うものがなかったりするのですが、いつも挨拶だけはさせていただいてます。毎度冷やかしですみませーん!新シリーズ出たらまた購入させていただきます!


ボドゲアイドル あやみん & プロギャンブラーのぶき

会場内を歩いているところをたまたま見つけてしまいました。左があやみんこと大槻紋美さん、右がプロギャンブラーの肩書きを持つのぶきさんです。

あやみんさん、当日結構寒かったと思うんだけど…?

ボドゲアイドルとして活動しているあやみんさんは、毎週土曜ボードゲーム会やカタン会など精力的に活動しておられます。私もあやみんさんのボードゲーム会には2回ほど参加させていただきましたが、インストの仕方や人への接し方などものすごく丁寧で真面目な方という印象を持っています。

プロギャンブラーのぶきさんはカジノで勝ち続けたお金で世界6周したという実績を持っており、隔週でポーカー塾を主催しておられます。あやみんさんと同じく2度ほどゲーム会でご一緒しているのですが、ギャンブルのこととかちゃんとお話ししたことがないような気がするので、今度そのあたりの話もお伺いできたらとか思ってます。


企業系などの大きなブースをぶらり

ここからはちょっと大きめのブース(だいたい企業系)にちょっと立ち寄りしてみた様子をお届けしたいと思います。今回は配置的に大きめのブースが固まっておらず、分散して配置されていたような印象を持ちました。

ブックオフ

なんでブックオフが企業系ブース最初の紹介なのか?それは以前に名古屋の店舗でとてもお世話になった方がそこにいたからです!!

顔出しNGなのでスタンプにて…。
ご本人はとてもとても素敵なお方です。

BOOKOFF SUPER BAZAAR 栄スカイル店のリュウマさん!!
先日(昨年12月)は本当に本当にお世話になりました!!

以前にブックオフがゲームマーケットに出展していた際に詳しく話を聞き、「これらボードゲームの取り扱いは愛知地区を中心に行なわれている」という情報をキャッチし、これはぜひとも行ってみなくてはとアポイントを取り付け訪問したのがこのご縁のきっかけでありました。

ブックオフ発のカードゲーム「あるじゃん!」

これをお読みの皆様の中には、ブックオフは本やCD、映像メディアが取り扱いの中心だと思われている方が多いと思いますが、店舗によってはアナログゲームの取り扱いもあるのです。それどころか自社のカードゲームまで出していたりするのです。

ただ取り扱いにおいて愛知地区のそれは他地区を遥かに凌ぐ力の入れようだと思われます。これについては先のリンク先をどうかご覧くださいませ。

中古ボードゲームがたくさん陳列。
これを見に来るのもゲームマーケットの密かな愉しみだったりします。

「ゲーム売るならブックオフ~♪」
私はだいたい売りたいものがあるとこの会場に持ってきます。
私的には愛のある査定をしてくれてると思ってます。
店舗名が「長久手」というのに注目!!(愛知県の地名です)

さらにここでは何か買うとクジが引けるのです。
当たると同社の「あるじゃん!」があたるじゃん!?

はずれは50円券…でもこれ、私的にはむしろ当たったと言えるのかも。
(「あるじゃん!」実は既に持ってるので…)

最後はよむよむ君とツーショット!!
わーいっ!!

ブックオフがあれば1日中でも時間がつぶせるほどブックオフファンの私。
これからもヒイキにさせていただきますっ!!
特に名古屋の店舗には絶対にいつかまた伺います!!


ジーピー

あの「カタン」の会社(正確に言えば、カタンの日本版発売元)です。

私がジーピーのブースにやって来た理由…それは毎回恒例の1,000円ガチャに挑み、複数個のゲームをせしめて帰るためですっ!!(←乞食)

かくして整理券をもらい14:30の列へ。
おや…そこにいるのは!?

歌手・タレント等にて活躍されている伊武咲 凛いぶさきりんさんではありませんか!?
(などと白々しく書いていますが、実は向こうの方から「お会いしたことありますよね?」って言ってもらったのでした<(_ _)>)

伊武咲 凛さんは2022年春のゲームマーケットにて、やはりジーピーのブースにてお見かけしたのですよね。あれからTwitterもフォローさせていただいていたのですが、覚えていただけていたなんて身に余り過ぎる光栄ですっ!!

最近は山梨、静岡地区での活動が盛んとのこと。現地のラジオにも複数出演されているようです。私もたまに河口湖に行ったりするので、伊武咲凛さんのこと、今後は身近に感じられることと思います。

そうだガチャ引きに来たんだった(爆)。

我が日頃の行ないよ、いまこそ火を吹けっ!!

火を吹きましたw
当たったのは「トュット」というゲームと、ミヤザキユウ先生の「トポロメモリー」(ダイソー版)、そしてゲームチップ。

…まぁ、1,000円以上分の何かになったのではないでしょうか?

ジーピー新作ゲーム対決は「スパイジョブ」「贋作作家ベルラッティ」の2作品。たまたまそうなったのか分からないけど、どっちも「偽物」が紛れ込んでる類の作品だなぁ。


イエローサブマリン

ボードゲーム販売系の大手イエサブ。ここもゲームマーケットでは中古ゲーム取り扱ってるんですよね。

ブックオフとここはやっぱりつぶさにチェックしちゃいますよねー。

いくつかのタイトルが何と破格の特別価格で販売中。
「クトゥルフ・ダイス」500円とあるけどどんなだろうか…?

カードスリーブなどボドゲグッズも手広く販売中。

大抵の「ボブジテン」なら持ってる我が家にもさすがにこれはありません。だってネタがあまりにもマニアック過ぎるんだもの!「ブースタードラフト」とか「ウィニーデッキ」とか言われたって誰も説明できないし答えられないってばさ!!


すごろくや

ボードゲーム専門店のすごろくやブースです。

「忍者バナナ」の試遊大会が行なわれておりました。
何で忍者とバナナなのか?
いやいや、深く考えてはいけません。

「DISC COVER」。音楽CDを適当に流して、場にあるジャケットのデザインからいま流れている曲のイメージに合うものを選ぶゲームらしい。音楽好きならちょっと要注目のタイトルかも!?

ボードゲーム作家、ロベルト・フラガ氏の紹介。私はその場に居合わせませんでしたが、氏のトークショーとサイン会が行なわれたのですって。


JELLY JELLY GAMES

こちらJELLY JELLY GAMESはボードゲームカフェの草分け的存在であるJELLY JELLY CAFEのゲームブランド。今後発売予定の新作をいくつか先行販売しておりました。ものによっては試遊が可能だったり。

「スプラッシュパーティー」。コマをプールに突き落とすゲーム?割とこじんまりしたパッケージという感じです。

「チャージ&スパーク」。2人用ゲーム。相手のライフを削り切るか、自分のコマを先にゴールに到達させたら勝ちだそうな。

「レンレン」。お題の単語から出題者が連想した次の次の単語を当てる連続連想ゲーム…なるほどだからレンレンなのか。

「ロストコード」。古代の謎を解き明かして太陽の神殿から脱出するのですって。「太陽の神殿」と聞くと私の場合どうしても日本ファルコムのあれが脳内に…。


ボドゲーマ

ボドゲーマはボードゲーム専門の総合情報サイト(書いてある通り)。ボードゲームについて何か分からないことがあったとき、検索するとそこがボドゲーマだったことが良くある、そんなサイトです。

ボドゲーマは大体いつもボードゲームの詰まった福袋各種を販売しています。何を買うか迷って決められない貴方は、いっそここで運を天に任せてみるのもいいかも?

福袋の種類はこの通り。ジャンル別に値段が分かれている感じです。

ボドゲーマでいつも販売されているのがこの「フォトムズ」。パッケージの中のパーツを組み合わせてジオラマを作り、映える写真を撮るというちょっと変わったゲームです。「クトゥルフの迫る街」なるバリエーションもあるようです。ちょっ、それ撮影者のSAN値が…あああああ!!

ボドゲーマ
https://bodoge.hoobby.net/


グループSNE

TRPGをやる人にとってはおなじみのグループSNE。実はここにはあるゲームを探しにやってきました。それは…

じゃーん!
今回はこの「パワーシャーク」を求めて立ち寄ったのです。

というのもこの日の前日に、昔の仕事の大先輩にあたる方と飲んでまして。ゲームマーケットに行く話をしたら「グループSNEから出てるサメのゲームが面白そうだからチェックしては?」という話を伺ったのでブースに行ったらすぐ見つかったという次第。ゲーム自体はプレイヤーがサメになって人間を襲うというものだそうで…はっきり言って普段の私ならまずチョイスしないタイトルですが、こういうのが意外と面白いかも。たまには他の方の意見に耳を傾けてみるのもいいかもしれないということで。

こちらはTRPG。AFF(アドバンスドファイティングファンタジー)やりたいけど、いま買っても一緒に遊ぶ人が…そしてマスターやる負担がいまの私には…。くぅぅぅぅ。

最近はマーダーミステリーの分野にも力を入れている模様。TRPGっぽいと言えなくもないですからね。


ホビージャパン

ホビージャパンはボードゲーム、TRPGともにアツい会社です。輸入物、自社タイトルともに充実しています。

まずはTRPG。「ウォーハンマーRPG」はダークファンタジー的な世界をベースとしたイギリスのRPGシリーズ。「サイバーパンクRED」はその名の通りサイバーパンクな世界を舞台としたRPGです。

ワケアリ品?見たところどれも新品のようですが…。どうやら少し安く提供されていた模様です。こういうのもイベントならではですね。

「ドミニオン」がワケアリ品か…。このゲームはある程度ボードゲームを遊ぶようになったならば、いつかは手を出すことになるタイトルです。デッキビルド型と呼ばれているジャンルの中では一番有名じゃないのかなぁ(私はこれの「異郷」が安く欲しい人だったりします)。

「オニリム」はカードも持ってるのですが、どちらかというとスマホで遊んでます。夢の中で鍵を探し、悪夢を何とかしのぎながらすべての扉を開いて夢の世界から脱出することを目指すゲーム。脱出できないこともよくあり、しばしば「オニムリ」と呼ばれてもいます(笑)。

「コードネーム」は先日とあるボドゲ会にて初体験させていただきました。マスターが言うヒントをもとに、場にある25枚の単語カードから正解を探り当てて相手チームより早くすべての味方エージェントとコンタクトをとることを目指します。ものものしい設定とは裏腹にやってることは連想ゲームというギャップが面白いです。


冒険企画局/クリエイティブAHC

冒険企画局もまたTRPG系の会社ですが、今回はボードゲームがメインだったように感じました。

ひぐらし!!今年も来ましたよ!!

この「ひぐらしのなく頃に我」は私がゲームマーケット2022春の先行販売のときにダッシュでゲットしたうえ試遊までさせていただいた作品。そのときに起きた惨劇は下記noteにて綴られています。

買ったのはいいんだけど、周りにひぐらし分かる人がおらずまだプレイできていないのですよ…みい~。

「邪神がこの中にイる」も何だか気になるタイトルなんですよね。正体隠匿系クトゥルフ神話とかモロに私の好み×好みな組み合わせなんですが、これも買ったら買ったで遊んでくれる人誰もいないんだろうなぁ。しゅん。

な、なんだこのカードゲームは?羊が1匹、羊が2匹…なんかいつまで数えても眠れないくらい羊がいるんですけどー?この羊ゲームのタイトルは「シェフィ」と言うらしいです。


ウィザーズ・オブ・ザ・コースト

ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社はTRPGの始祖とも言えるシリーズであるD&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)と、トレーディングカードゲームの雄とされるMTG(マジック・ザ・ギャザリング)の無料体験会をぞれぞれ実施しておりました。

D&Dと言えばこの20面ダイス。冒険中はしばしばこれのお世話になります。

ぎゃー!昼に来たのにマジックもう満員御礼だよ!!人気あるんだなぁ。

ちなみに私はMTGはARENA(コンピュータゲーム版)でさんざんタダで遊ばせてもらったものの、実は一度もカード買ったことない人です。だってあれいくらでもカードもらえるんだもの…。なので課金もしたこと無し。いつかバチが当たると思っています(笑)。

いいな…私もこういうの混ざりたかったな…。
私はボードゲームにハマる前はTRPGプレイヤーだったので、こういうのを見ると血が騒いでしまうんですよ。またTRPGにも手を出したいなぁ。


オインクゲームズ

なんとボートに乗ってゲームの試遊をしています。ゲームのタイトルは「クジラオルカ」。ホエールウォッチングをテーマとしたゲームで、クジラやオルカ(シャチ)が出没するエリアを推理して船を出し観光客を喜ばせるという主旨なのだそうです。おーい、クジラおるかー?(座布団全没収)

ブースにいた素敵なお姉さんが手に持っているのは「ナインタイルエクストリーム」。各プレイヤーの手元にある9枚のタイルを自由に動かしたりひっくり返したりして誰よりも早くお題どおりに並べるゲームとのことです。


エンスカイゲームズ

ステキなお姉さん~♪

エンスカイはアニメ関連のゲームやグッズなどに強い会社で、以前私もここで「ヱヴァンゲリヲン新劇場版大富豪大貧民」を購入したりしました。

そんなエンスカイがまさかこういう方向性で攻めて来るとはッ…!!

短歌ですよ短歌!!しかもこのゲーム、プレイヤー順に持ち回りで手札(5文字or7文字)を出していって短歌を完成させるというランダム性の強いもの。出せそうもないときはパスも可。UNOみたいにリバースやスキップもあります(さすがにドロー2とかドロー4はないみたいw)。

短歌が完成したら、完成させた(最後の7文字カードを出した)プレイヤーがその句の解釈をし、みんなが納得したらその短歌をゲットできるというルールです。
(私も短歌じゃないけど似たような着想は持ってるんだよね。ボードゲームやる人ならそういうのあるあるかも知れませんが…)

文字札は何と100枚(表裏で片面5文字/片面7文字)。これだけあればかなりのバリエーションの短歌できますね。noteには有志で短歌大会を行なっている方たちもいるので、そうした皆様にちょっと見てもらえるといいかも。いやむしろ、私今度から大会参加用の短歌これで作ろうかなー?
ドカッ!!←短歌の担当がドロップキックをお見舞いした音)

☆★☆ 宣伝note ☆★☆

そう、実は私こんなのにも手を出してるんですよ。だいたい季節ごとにこのような大会が開催されているので、ほんの少しでも興味のある方はぜひご覧いただければ幸いです。


小学館

小学館ブースでは同社の看板コミック雑誌である「コロコロコミック」と人気カードゲーム「ito」のコラボ作品、その名も「コロコロito」を出展しておりました。

最近の漫画は分からないけど、コロコロらしさを感じさせるデザイン。
つーかドラえもんまだ前面に出てるんですね。

「ito」の説明。これを見ればどんなゲームか分かりますね?(手抜き記事)

当日はコロコロにて「ブラックチャンネル」を連載中のきさいちさとし先生のサイン会も行なわれた模様。

他の出展物はこんな感じ。小学館もボドゲがんばってるなぁ。


KADOKAWA

カドアナとはKADOKAWAが販売・運営する新しいアナログゲームブランド。名前があまりにもそのまんま過ぎて、これ本当にKADOKAWAさん?って、私、スタッフに3回くらい聞いちゃいました。

KADOKAWAはマーダーミステリー分野に力を入れています。

こちらのタイトルはKADOKAWAとグループSNEのコラボとのこと。

前回もこのタイトルありました。スタッフに聞いたところ「割と良く売れている」とのことです。「食べてみよう!」って激しく拒否します!!


アークライト

(あれ、そう言えばこのゲームマーケットの主催会社であるアークライトの姿が見えないんだけど…まさか出展してない…?)
(chitoseArkさん、後ろ後ろ!!)
(…え?えええええ!?)

まさかの展示ホール外!!
これは主催社特権なのか、それともなるべくたくさんの出展ブースを入れるための主催社としての配慮なのか。ともあれここが今回最大規模のブースであることは間違いありません。

今回の物販ラインナップ。

その中でも割と大きめの紹介スペースがあてられていたのがこれ「エバーグリーン」。惑星の造物主となり樹木を繁茂させて緑あふれる星を作り上げることが目的のゲームです。

太陽の位置、樹木の配置など考えることが多そうなゲームです。理科…いや自然界の勉強になるかも?

「ito」は先ほど小学館のブースでも紹介したタイトル。

小説にもなっているんですね。

身近なモノの長さを計るゲーム「ミリメモリー」。その派生的なタイトルが登場。その名も「ゲムマメモリー」なる会場企画です。

「コロ(着ぐるみ)の目の直径」とか…んなもん分かるかっ!て感じのお題があったりします。マニアックだなぁ…。

我が国のゲームデザイナーであるカナイセイジさんの作品「ラブレター」。これも小説化されるのですね(2023年秋冬発売予定)。

「ラブレター」のカードも第2版になって、ずいぶんとバリエーション増えましたね。私が以前にプレイしたときは、姫(次女)とか姫(三女)とかいなかったような気がします。またやってみようかなぁ…。


ちょっと気になるブースをCheck!

ここからはブース大小問わず、私がちょっと気になって(あるいは呼び止められて)フラフラと立ち寄ったブースと作品を紹介していきます。

米光一成たち 「国家予算人狼」

このゲームは前回(2022年秋)も出ていました。タイトルからして気になります。何せゲームマーケットのサイトに書いてあるゲーム概要これですよ。

・人脈、権力、狂気、増税、土下座を使って、宣言した国家予算をぶんどるゲーム。
・総理、人狼秘書、有力者、1兆円カードが乱れ飛ぶ。
・マストフォローだけど金カードを出せば大丈夫。シンプルなトリックテイキングです。

ゲームマーケットサイト「国家予算人狼」紹介ページより

ちなみにこれ、2022年秋に撮影したポスターです(完売してました)。

ゲームマーケット2022秋の米光一成さんブースより

ということで気になるタイトルではあるのですが、人狼だけあって最低プレイ人数が4人からなのですね。うぅ残念、ウチ3人家族なので…。でも私の知り合いが何人か買ってそうなので、いつかプレイする機会には恵まれるかもしれません。

なお米光一成さんはnoteにてこのような「表現道場」を開催しておられます。さらにオンライン講座「ゲームづくり道場」をほぼ毎月1、2回開催されているようです。興味ある方は下記ご参照ください。


アーテック 「アメージング・オークション」など

ここのブースはノーマークだったのですが、出しているゲームがことごとく500円だったので、つい目が行ってしまいました。だいたいゲームマーケットの相場は中古でもない限りどんなに安くても1,000円~くらいなので、ここの思い切った値段設定はインパクト大です。私は「アメージング・オークション」をゲットしましたが、他にもこんなラインナップがありました。

「BOMB」「こてんぱんエイリアン」
「いそいでかえる」「ねこまねき」

サイトを見るに、この会社は学校教材や教育玩具を作っているメーカーとのこと。感染予防や衛生対策用品、介護用品も扱っているようです。


有限浪漫 「マウンティングお嬢様」

「粗野な庶民様は○ッキーの持つところもお食べになりますのね」

…という感じでマウントを取り合い互いの精神力を削り合うという、精神衛生上良いんだか悪いんだか分からないゲームのようです。ちょっと気になりましたが、私が見たときには既に完売しておりました。

えええーーーーー何ですかそれ名誉過ぎるんですけど!!!!

どうやら本当らしい…。関智一さん×岡本信彦さんの回で「人狼デュエル」という作品を遊んだようですね。

これが有限浪漫さんのブース全体。「クソザコですわね」って…💦


テンヨー 「一番裁判」

裁判です。裁判のゲームです。この「一番裁判」を買えば貴方は好きなだけ裁判官のハンマーを叩くことができます。ちなみに裁判ハンマーの正式名称はガベルというそうです。ひとつ勉強になりましたね。

テンヨーさんの口上に釣られてか、何となく流れで試遊に参加してしまいました。写真だとよく分からないかもしれませんが、「つよすぎる」というお題に対して最も相応しいと思われるカードを出すのです。

私が出したのは筋肉ムキムキ男のカード。これについて裁判の証言の勢いで「筋肉は世界を救うのです!!」とか熱弁するも、隣の方が出した「空を飛ぶ車」に敗れてしまいました。裁判官の心象を如何に掴むかが決め手となるゲームです。


グランディング 「街コロ」シリーズ

「街コロ」は我が家でもよく遊んでるタイトルなのに、そう言えばメーカー名気にしたことなかったです(スミマセン…)。グランディングという会社なのですね。2007年創業のゲーム開発会社なのですって。

「街コロ」をカンタンに説明すると「お金を貯めて街を発展させ、一番先に4つあるランドマークをすべて完成させたプレイヤーが勝ち」というゲームです。誰がサイコロを振っても出た目に応じて自分のところにある施設からお金が手に入るあたりは「カタン」に近いとも言えますが、あれよりはもう少しマイルド…というか運要素が強いゲームになっていると私は思います。

写真は自宅で撮影。

今年の夏にはデジタル&オンライン版として開発した「みんなの街コロ」がリリースされるとのこと。こちらも楽しみです。


あっとわん 「アレサンドリタシンセチカ」

ちょっと神秘的なタイトル&盤面に目を惹かれる作品。街外れの森の奥に佇む古びた館に隠された秘密とは?

秘密を隠す大人陣営と秘密を暴く子供陣営がお互いの思いを胸に館の中を行き来する対戦&協力推理ゲームとのこと。

実はこの「あっとわん」という女子3人のユニット、ヤブウチリョウコ先生の項目でも記載した「ボドゲメイカーズフェス@note place」にて同じ日に出場していたのです。あのときは「神在演宴よろず札」という作品を紹介されていました(あっとわんの方いわく「役を覚えなくても遊べる麻雀のようなゲーム」を目指して作られたそうです)。

あっとわんはYouTubeでのボードゲーム紹介系ならびにプレイ動画も数多く作られております。女子3人でワイワイやっていることもあり、楽しさがダイレクトに伝わってくるのが特徴です。

ボードゲームやる方ならチャンネル登録オススメです。
私も登録していて、たまに見させていただいてます。


ヴェルフェル(大宮ボードゲームの会) 「みんなのさいたマップ」

文字通り埼玉愛にあふれた作品。内容はプレイヤーが協力してサイタマの魅力を発見するゲームとのこと。

「吉見にある埼玉のカッパドキア」とか「草加が誇るお菓子のトップブランド」、「ブルーインパルスが空を舞う、航空自衛隊入間基地のお祭り」などカードのすべてから埼玉県に対する愛と情熱が伝わってきます。県内の名所やお祭りなどが写真とともにたくさん登場するほか、埼玉県内各市町村のゆるキャラカードも全64種類登場するそうです。

おっと、そんな話をしていたらさっそく埼玉県のゆるキャラ「コバトン」がやってきました。本日何度目かの、はいポーズ!!


アクウカンゲームズ 「ニャイスコード」

ボードゲームでありながら、プログラミング的な思考を求められるゲーム、それが「ニャイスコード」。ネコたちが金ぴか魚を取り合う、プログラミング型対戦ゲームです(商品案内チラシより)。

ニャンコの動きはプログラミング次第というのがおもしろそう。小・中学生のプログラミング教育にも役立つかも?

なおこの日はイベント販売特別価格ということで2,990にくきゅう円で販売されていました。


教育カードゲーム研究所 「カノジョをつくろう」

またえらくド直球なタイトルやな…。

遊びながら女性に対するアプローチを学ぶ「恋愛系カードゲーム」(ゲームマーケットのサイトに掲載された紹介文より)。ブースの方いわく「教育的な効果もあるゲーム」とのこと。

カードをちょっと見ただけでも「価値観の違い」「つきあってください」「ごめんなさい」「むりです」など生々しい…。

この手のゲームは真面目に遊ぶとかえって深刻になってしまいそうですが、パーティーゲームとしてみんなでわいわい盛り上がって遊ぶ分にはいいかもしれません。恋愛をテーマにしたボードゲームってありそうであんまりない(ような気がする)ので…。


次回、ゲームマーケット2023秋(←え?)が開催決定!

気が早い話ですが、次回のケームマーケットの開催が決定しているとのことです。開催日は2023年12月9日(土)12月10日(日)

(…秋かこれ?)

隣にはSPIELシュピールとGameMarketの文字が並んでいるのも気になるところ。SPIELとはドイツで開催されている世界最大のアナログゲームイベントの名称なのですが…。

ともあれ、今回たくさんボードゲーム買った方は、次回ゲムマまでにちゃんと全部遊ぶようにしましょう!!積みゲあるのに次回を迎えると何だか無駄に散財した気分になっちゃうので!!(人のこと言えない私)

ここまで読んでくれた方(いるのかなぁ)はお疲れ様でした!!
書いてる私も精魂尽き果てました…。
もうボードゲームする体力残ってないよ(本末転倒)。

まぁでも!たくさん遊んで素敵な体験をいっぱい重ねて、次回のゲームマーケット2023秋紹介記事でまた元気にお会いしましょう!!
(え…次回もまたやるのこれ?ホントにっ!?)

それではまた!!


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