愛知ゲーム行脚①ボードゲームを取り扱うブックオフ「BOOKOFF SUPER BAZAAR 栄スカイル店」に行ってきました!!
ブックオフでボードゲームの新品・中古を取り扱い、さらにボドゲカフェまで併設している店舗があるというので行ってきました。
名古屋へ!!!!!
ブックオフでボドゲ取り扱いってホントにっ!?
「本を売るならブックオフ♪」でおなじみのブックオフは一部店舗でボードゲームも取り扱っているのです。私がこのことを知ったのは、以前に当note記事で紹介したゲームマーケットがきっかけでした。
このイベントになんとブックオフが出展。中古ゲームの買い取りを行なっているほか、新品・中古のボードゲームを多数販売。それどころか何と自社のゲームまで出しているのです。
それにしても普段ブックオフでボードゲームなんて見たことないのに、この在庫の数はどうしたことか。気になったので聞いてみたところ、どうも愛知地区で本格展開しているらしい。
調べによると愛知にはボドゲカフェ(ボードゲームができるカフェ)併設のブックオフ店舗が栄、長久手、岡崎の3ヶ所あるとのこと。ちょっとこれはボドゲ好きとしては行ってみたい!!
ということで、たまたま愛知県行きの用事(詳細は愛知ゲーム行脚②で説明します)が降って湧いたのをこれ幸いにと現地の社員にアポイントを取り、東京より名古屋市・栄に向かったのでした。
BOOKOFF SUPER BAZAAR 栄スカイル店
名古屋の繁華街、栄にそびえる大型商業ビル、栄スカイル。この写真からもそのデカさが伝わるかと思います。
BOOKOFF SUPER BAZAAR 栄スカイル店とは、このビルの8階におけるフロア全部をブックオフが占めている空間です。どれだけデカいブックオフか、皆様に想像が付きますでしょうか。
さて、お目当てのボードゲームコーナーは…エレベーターを降りてすぐ!!
見よこのエアーPOP。ブックオフの公式キャラクター「よむよむ君」がミープル抱えて歩いてるのが可愛すぎるっ。
店の片隅には何とボードゲームの情報を伝えるデジタルサイネージが
在庫山盛りてんこ盛り!これが名古屋のブックオフ
ここからしばらくは写真たっぷりでお届けします(コメダ風)。
おびただしい数量のボドゲ棚を一気見しちゃってください!!
いやもうここに住みたいんですけど私。
文字通り一生遊んで暮らせるよ?
しかしここ、BOOKOFF SUPER BAZAAR 栄スカイル店は単にボードゲームの在庫が多いだけの店舗ではありません。
引き続き、今度はゲーム解説POPをご覧ください。
何このゲーム愛。心のこもった解説文ひとつひとつに、スタッフのゲームに対する情熱をひしひしと感じます。
どんなスタッフが運営しているんだろう…?
会ってみたい!お話ししてみたい!!
…ということでっ、
スタッフの方にお話し伺いましたっ!
今回お会いしましたのは、ブックオフコーポレーション株式会社のリュウマさん(左)とヤエさん(右)。お二方とも「ボドゲマスター」のバッジを付けていらっしゃいます。顔出しNGとのことなのでスタンプ押させていただいてますが、顔隠すのがもったいないくらい素敵なお姉さまがたでした。
(なお、名前はプレイヤーネームとなっております)
ゆっくりお話ししたいのはやまやまなれど、ボドゲカフェでの試遊タイムも迫っていたので、最も聞いてみたいことを絞ってお尋ねすることに。
これに対し、社員のリュウマさんはとても丁寧に回答してくださりました。
うわ、実はこんなあったんだ…。えー私がよく行く東所沢でも取り扱ってたなんて知らなかったよ!!これは迂闊だったなぁ…。
でもこれすべて新品の取り扱いですよね?という私の問いに、リュウマさんは次のように回答してくださりました。
なるほど、リュウマさんの説明はとても腹に落ちるものでした。
必要なのは、ボードゲームに対する愛
さっきも書いたけど。
必要なのは、ボードゲームに対する愛なんですよ。きっと。
ブックオフで本を売ったことがある方なら分かると思うのですが、中古品の売買ってすごくシステマチックに行なわれていて、タイトルとおよその状態でほぼ自動算出に近い形で買い取り価格が提示されます。書籍やCD、DVDといったものについてはブックオフの中で既に完成されたメソッドがあり、それに従うことで値付けも容易に行なうことが出来るのでしょう。
でも、ボードゲームに同じメソッドが当てはめられるかといったら、ことはそう簡単ではないように思えます。まず相場観。これが従来ブックオフが得意としてきたマーケットとはいささか異なるでしょう。加えてボードゲームの場合、コンポーネントがちゃんと揃っているか、カードの保存状態はどうかといった部分のチェックといった手間もあることと思われます。
そういったところまで深掘りして考えると、確かに中古商材やってるからという理由だけで安易に中古ボードゲーム市場に手を出すのはいささかハードルが高いというのが分かります。そこを理解し、乗り越えさせる動機付けとなるのは取り扱い担当者のボードゲームに対する愛。そこに尽きるんじゃないかと、私は感じました。
今回リュウマさんとお話ししていて、ほんのわずかな時間でしたが「あぁ、この人は本当にボードゲームを愛している人なんだ」というのが会話の端々から伝わってきました。そして併設のボドゲカフェに来るお客様をどれほど大切に思っているのかも…深読みし過ぎと笑われるかも知れませんが、そんなところまで感じ取ることが出来たのです。
今後同様のブックオフが他地域にも展開する可能性について。私見ですが「ないこともないんじゃないか?」と思っています。というのも、既にあれだけの店舗で新品ボードゲームの取り扱いが行なわれております。試験的な試みかも知れませんが、ブックオフが世間的なブームの広がりに応えた結果であるとも思われます。ニーズがあることは分かっているのですから、あと必要なのはボードゲーム愛に溢れたスタッフの確保です。
逆にそこさえクリアすれば新たなマーケットが開けると分かっているのですから、今後各地域におけるブックオフでの新品・中古含めたボードゲームの取り扱いの可能性は「十分あり」と言えるのではないか。今回のBOOKOFF SUPER BAZAAR 栄スカイル店への訪問を通じて、私はそんな希望を持つことができました。
いざ、ボードゲームカフェへっ!
ああっ気付いたら何かガラにもなく熱く語っちゃったよ!すみません皆様、文字ばっかしでタイクツですよね?
ボードゲームカフェはこっちだってさ。行くよ!ボドゲカフェ!!
学生は何と学割が適用されるらしい。
なんとこのような大会まで行なわれているらしい。
本のスペースにまでこのようなPOPを配置するあたり気合いが違います。
情熱の張り紙の数々に胸躍ります。
おおお、ボドゲカフェの前にヤブウチリョウコ先生の「ボドゲフリペ」が!社員のリュウマさんも「とても無料のクオリティじゃないですよね」と仰っていました。
ボドゲカフェの中はこうなっています。うわー整然としてるっ!!
私の部屋よりキレイだ…(←どうでもいい)。
本日は3人で「ドミニオン」をブレイ
何して遊ぶ?何して遊ぶ?
「ん~じゃあ『ドミニオン』基本ルールでいきますか!」
先ほどまで案内してくださったリュウマさんとこちらの常連の方、そして私の3人で「ドミニオン」(第二版)をプレイすることになったのでした。今回場に出たカードはこちら。
「ドミニオン」は知っているけれど、実は第二版初めての私(家にあるのは第一版)。「山賊」と「前駆者」が初対面か。どれが重要なカードだろう?
目の前の常連のお兄さんは「庭園勝ち」を狙っているらしい…。この戦法は何はさておき集めたカードの枚数がモノを言うんだよな。なるほど、だからあんなに屋敷を集めてるのか…。
何かすげー美しいコンボが炸裂してるんですけどー!!「祝祭」→「議事堂」→「祝祭」→「議事堂」→「祝祭」って…。おい政府、議事堂で祝祭しまくってずいぶん景気ええこっちゃなぁ?(笑)
ゲームセット。結局「庭園」の力にモノを言わせた常連さんがトップ勝利。私は…リュウマさんとの属州チキンレースに敗れました。
まだ時間あるので、もう一戦「ドミニオン」をプレイすることに。場に出るカードが変わるとゲームがまるで別物になるのが本作の良いところです。
今回は「魔女」というカードが登場。こいつを使われるとデッキが呪いだらけにされてしまう。対抗策としての「堀」カードもあるんだけど、使われたときに持ってないと意味ないしぃ。
と言いつつ、こちらも「玉座の間」+「鍛冶屋」or「研究所」という、面白みはないけど無難に強いという組み合わせで何とかドロー(引く)数を稼ぐ戦法で抵抗を試みます。
結果、なんとか二連続ドベは免れることができました。いや~やっぱり対人戦をあまりやってないとこういう場で太刀打ちできないなぁ。もうちょっと戦法を学ばないと…。
ともあれ楽しい時を過ごすことができました。
さてさて気になるお会計は…?ええっ!!
1時間400円…って、ホントにっ!?ドリンク代入れても1,000円行かないんだけど…。ボドゲカフェがこんな安価でいいの?
お買い物…そして新たなる旅へ
こんなに親切にしてもらったうえに安価でボードゲームカフェを楽しませていただいて、何も買わないで帰るんじゃバチを当てられるってもの。ということでお買い物でーす!!
選んだのは「ヒットマンガ」と「ワンナイト人狼」。どちらも気にはなっていたタイトルなのですが、「家族3人で遊べるゲーム」ということでリュウマさんに相談に乗っていただいて決めました。うううリュウマさん、貴方いったいどこまでいい人なのですかっ…(泣)。ブックオフの偉い人はこの方を表彰してあげてください!!!
ということでリュウマさん!何から何まで本っ当にありがとうございました!!それとtwitterで応対してくださったヤエさんありがとうございました!!
絶対またいつか来ます!!
あぁ名古屋行く用事また何かできないかなぁ(笑)。
と言いつつ、スカイル地下の「四代目一八」というお店で腹ごしらえして、chitoseArkは次なるゲーム行脚の目的地に向かうのでした。
次に向かう場所とは一体何処!?
そのヒントは…。この電車を見ればなにか分かるかも…?
ということで、愛知ゲーム行脚は②に続きます!!
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