ロボットさんについて①
愛すべきロボットさんについて。
ロボットさんを表すカードを、3枚、出してみました。
①ロボットさんにとって、あると落ち着くもの…
それは、作戦タイムです。ロボットさんは、いかに効率よく物事をこなすか、時間や内容を常に考え、スピード感を大事にしています。
ただ、じっとして作戦タイムを過ごすかと言えば、そうではなく、支度しながら、移動しながら、時には、作業しながら、別の作戦を考えることも!…こうなってくると、「あると落ち着くもの」…というより、まるで「作戦機能」が、体内に標準装備されているかのようです。
関わる物事は全て、自分の思い描く通りに、完成度の高い結果になるべき……自然にそう思って生きているので、作戦について話すときには、水を得た魚のように情報豊富かつ建設的な話ぶり、やや早口、ムダの無い、デキる人…という雰囲気です。
ただ、物事を効率よくこなす…ために必要なのは、作戦タイムだけではありません。人や物事と関わったり、道具や場所を使うこともあります。そういったもの全てを「コントロール」する、「指示」を出すことも必要になります。
作戦→指示やコントロール→その次の作戦→……とエンドレスな繰り返し、それがロボットさんの日常です。
「指示」…という言葉通り、人は、何かを主張したりコントロールするとき、指や手が緊張します。
指や手の緊張→ウデ全体の緊張、緊張で重くなったウデを持ち上げる肩まで緊張…、ウデも肩もガチガチで、身体も、名の通りロボットのような状態です。
そんな身体を後回しにしてでも、まずは、作戦コンプリートを目指す……ロボットさんは、全パワーをそこに費やしてしまうのです。
②ロボットさんの喜びとストレス
自頭が良い悪いではなく、ロボットさんには、作戦マニアがゆえの、学習意欲と、学習能力の高さがあります。
なので、単に作戦の成功だけが喜びではなく、作戦Aが脱線していまい、作戦Bを思いついたときや、他者の作戦から新たな学びを得た時など、作戦のための学びや発見にも、喜びを感じます。
そんな中、時間に追われ過ぎて、自分の納得いく結果が出なくなってくると、完成度に対する執着が生まれ、
まだまだ!もっと効率的にできる!もっと完璧にできる!…と、「もっともっと病」を発病してしまうことも。
普段は、視野が広く、学習能力もありますが、「もっともっと病」にかかると、デキる人…から一変、神経質なせっかちさんに転落します。
「もっともっと病」の症状は……
*自分のスピード感についてこない人を、内心で見下すから、よーく聞いてると言葉にトゲがある
*できない人の気持ちが分からなくなる、努力が足らないだけ…としか思えなくなる
*自分の作戦が最善だと決めつける
*感情が薄れ、思考だけで判断する
*常に時間を気にして、ムダな時間を徹底的に嫌う
…こんな感じです。神経質なせっかちさん…そのものです。
たどる末路は、うわべで褒められ陰で嫌われるor周りとの温度差により孤立する…どちらか。
先回りして、次のこと、次のこと、全てがスムーズに、効率よくいくように頑張ってきたのに……
まわりから理解されなくなり、何のために頑張っているのか、どうして分かってもらえないのか…というストレスを抱えることに。
その頃には、身体も限界……
油切れになり動かなくなったロボットのように、ワキをギュッと締め付ける状態で、手先〜ウデ、肩までがカチコチに固まり、
胸や肋骨が圧迫され、血行不良と浅い呼吸に……本当に「錆びて動かなくなったロボット」になります。
身体が「錆びて動かなくなったロボット」のようになるまで、人から孤立してまで、
1秒も無駄にしないで、常に先を考え……ロボットさんが頑張るのは何故でしょうか。
その理由をまとめて、締め括りたいと思います。
①②まとめ
①作戦マニアなロボットさんは、作戦→指示、コントロール→また作戦→…と繰り返し、
②発見や学びも喜びにしながら、作戦遂行に全パワーを費やし、時に喜び、時に「もっともっと病」をこじらせ、頑張ったにも関わらず、人から理解されずにストレスを抱えてしまう…
そんな点について、お話してきました。
最後に、普段のロボットさんからは、想像できない、重大なロボットさん秘話を、お話したいと思います。
ロボットさんには、言われたくない言葉があります。それは「アナタは、デキる人だから、頭が良いから…、能力が高いから…」といった言葉です。
実際ロボットさんは、もともとデキる人のように見えてしまいますが、それは、先天的な能力なんかじゃない、
見えないところでも、ひたすら寡黙に、人一倍に考え、人一倍に労力惜しまず頑張ってきたという背景があります。
例えば、同僚が集まり楽しくお茶を飲んでるとき……
ロボットさんは、そこに入らず、せっせと作戦に打ち込みますが、決して、皆とお茶を飲みたくないワケじゃありません。
"自分にも、いつか、お茶飲みできるタイミングがあるはず……だから今は頑張ろう。"
そんな気持ちが、心のどこかにあります。
大家族のお母さんが、自分だけは、いつも団らんに入ることなく、近くで皆を見守りながら、せっせと家事をする…、
大きなくくりでは、自分も輪の中にいて、団らんに入らずとも、家事をすることで、自分の愛情を出している。
愛情の出し方のちがい。
ただ、それだけなんです。
ロボットさんに、作戦機能が標準装備されている理由、それは自分の存在価値を自分の成す物事で示すのが最善だと思っているから。
「いつか、自分なりの愛で尽くしていたことが伝わりますように…」という気持ちがあるからなんです。
そんなロボットさんなりの愛情の世界を表しているのが③の写真です。
またの機会に、ロボットさんなりの愛情の世界について、そして、「もっともっと病」になる前にできるセルフケアについても、お話していきたいと思います★
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ロボットさんの日頃のつぶやき……コチラもご覧ください(^^)
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