北大路 魯山人氏を 算命学の視点から見させていただきました。

北大路魯山人氏に強く心引かれます。

20代の頃

魯山人氏の

書や、篆刻、器々、書物を

始めて目にしました。


その作品の中に、

のびのびとおおらかで明るい自然

を感じながら、

とてつもない緊張も感じました。

自由を感じたはずなのに

次の瞬間ものすごく萎縮している

のです。




美しさの中に、

壮大で計り知れない

恐さがありました。



美に生きた

北大路 魯山人氏の

心のひだに寄り添う思いで、



算命学の視点から見させていただ

きました。



魯山人氏の宿命を見ていきますと、

最も求めていたのは、

『母』

であります。


芸術の中に託された

自然の美しさ、

あるいは数多の女性の中に、

北大路 魯山人氏は

『母』

を求めていたのだと思います。

宿命に見える、彫刻家や陶芸家

としての突出した才能。


名を成すために、

果てしない努力をされ、

一流の方々から教えを受け、

精進された方であることが

わかります。

『一流から学び、

一流の人となり、

一流を伝える』

役目の方であり、

名を残そうと邁進される性質の

ある方です。

きっと、

終生、

若々しくエネルギッシュな方

だったろうと思われます。


しかし、

『母』を必要とする

宿命の方が

それを得られなかった場合、

性格の崩壊が

内なる場所で行われます。

北大路魯山人氏の実母は、

彼が産まれた直後に失踪し、

実父は誕生前に自死されています。


彼は13才で奉公が終わり、

14才となり

書道コンクールで賞金を得るよう

になるまで、

多家をたらい回しされ、

激しい虐待を受けていたと云われ

ます。


それ故に、

『母』

を求める想像を絶する寂しさ孤独

と、

権力を求める性質があい混じり

『傍若無人・暴君』

と呼ばれる人間性が誕生したのだ

と思います。


時おり、

魯山人氏は


ホームドラマの何気ない会話、

微笑ましい場面に

肩を震わせ嗚咽したと云います。



魯山人氏が亡くなられた日も

算命学の視点から見させていただ

きました。

彼が愛した

燃える『火』が

『雨』で静かに消される

ような日でした。


亡くなられた日を見ますと、

その方の生きざまや、

思いが伝わってきます。

その方が

どんな人だったか

想いを馳せることができます。


私は、

北大路魯山人氏は

とても優しい人だったと

思います。

愛し方がわからず、

心の操縦の仕方がわからず、


ひとりぼっち

だったのだと思います。


しかし、

自然の美しさが

いつも彼に

寄り添っていたのだと

思います。


北大路魯山人氏の魂が、

今は愛に包まれていることを

心から祈ります。



愛と感謝と敬意を込めて。
算命星学 高木千里

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愛と感謝を込めて。
算命星学 高木千里

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