思い出して、食べ放題、苦しいでしょ?
「忘れる頃に思い出そう」
なんだかひっかかった言葉。
そんな深い話をしていたわけじゃなくて。
来週、他大学の友人とご飯に行くんですよ。
それで、どこに行く?って話をしてて
そこから、先日行ったランチの話になりました。
メインを選んだらパンの食べ放題が
ついてくるサービスで、ほら、二十歳くらいの女子って
パン、好きじゃないですか。
しかも、時間無制限ときた!
いつまでもパン、食べていいんですよ。
でも実際すぐにお腹は苦しくなって
食べ放題で、もとを取れないほど
二十歳は廃れてしまっているのかと
衝撃を隠せなかった日のこと。
いやあ、あの苦しい思い出が
頭の中からすっぽりした頃に
行きたいねぇ。
そうそうこれこそ、
「忘れた頃に思い出そう」
って言葉のひっかかりの由来ですね。
まぁ、言い方を変えたら
都合の悪いことは忘れて
「パン」「食べ放題」「時間無制限」
こういうのがドン!っと思い出されたらね。
これって、恋に似てません?
たしかにね、たしかに嫌で別れた相手。
当時はかなり泣いたし、嫌いが溢れて
なんで付き合ったのかわからない!
なんて思っていたのに。
ふと、思い出したときの記憶って
楽しかったことのほうが多かったりする、
あれっ、なにがだめだったんだ?
そう思う瞬間って
今に不満があるときだったりする。
恋人も好きな人もいない、
なんだか寂しい、冬だし、クリスマスだし、
そうなってくると、不思議と
自分を愛してくれていた
あの人のこと思い出して
笑顔なんか思い出しちゃって
恋しくなってしまいます。
ウワー、パン食べ放題と過去の恋が
こんなにリンクするなんて。
「整いました!」って気分です。
でも、そう考えると、
パンの食べ放題なんか、
忘れた頃に都合よく思い出して
また行っちゃっても
まぁ、パンはおいしいし、
まぁ、食べ過ぎちゃっても笑い話だし。
過去の恋はそうは行きませんよね!
忘れた頃に思い出す(かなり都合よく)
こんなパン食べ放題現象を避けるためには。
忘れない。
(特に悪かったところ)
不満状態をつくらない
(もっと美味しくて素敵なランチ、あるでしょ!)
よく考えてレッツゴー
(食べ過ぎなければ食べすぎないのです)
なんにでも言えることかもしれないですね。
過去って2パターンあると思うんですよ
大きく分けて。
「超印象的」
こんな記憶は、すでに印象的だから
どんどん大きくなります、
だって、小学三年生なんて
365日もあるのに、
覚えているのは担任の先生が
つるつるのハゲで、
体育の準備運動をきちんとしなかった日
ハゲ先生、激怒して帰っちゃって。
それしか、私の小3はないんですもん。
もう一つは
「そもそも記憶に残ることもない」
さっきも話したとおり
私の小3事情はハゲ先生の激怒で占められてて
誰かと交換ノートしてたとか
マラソンがどうとか、好きな給食とか、
なーんも覚えてないんですよ。
もっとあっただろ!ってつい突っ込む。
だからね、印象的なことはほっといて
それ以外を覚えておきたいですよ、余生は。
そういうちっちゃいところに
ヒントがあったりするもんですよね。
これからはそうする、
だけどこれまでのことだって
きっと思い出せる。
歩いていた道、よく食べてたらしい駄菓子
昔住んでたところ、旧友。
ちょっぴり新鮮で懐かしいものに触れたら
きっとみつかるわたしの青春の1ピース。
来週成人式なので、
ちょっと楽しみ、誰に会えるとかでなく
私が覚えていない私との再会に、わくわく。
結局何が言いたいかって
忘れる頃に思い出すくらいなら
忘れないでおく努力をしましょう!
忘れた頃に思い出した浮かれ案件には
要注意しましょう、疑ってかかりましょう。
それでも忘れちゃったことを
思い出さないくらい人生を更新していきましょう
(なんか壮大)
あしたのわたし!人生という旅の地図は
責任持ってつくるよーーー!!!
帰り道に、ふっと見かけた良さげなお店。
忘れないでリストにしてたら
いつかどこかで困らないもんね。
わたしの人生の記憶管理部部長は
まさにこのわたしだから、
と、いうことで、次回は
友人がふらっと見かけて気になっていた
梅酒が美味しいお店になりましたとさ。
楽しみですねぇ。
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