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あまり役には立たないけれど ちょっと楽しくなるものを④

クリスマス仕様で飾っていた植物たち、
クリスマスパーティや新年会で空いたワインやシャンパンのコルク、
みなさんのまわりにもありませんか


花瓶に挿しているクリスマスシーズンのグリーンは、今もまだまだ元気です
その花瓶に新しい花を加えたりして楽しんでいます


けれど、アレンジやリースのために小さくカットされた葉や実や小花などは、すっかりドライフラワーとなりました

クリスマスは終わってしまっても、ドライになってしまっても、色も形もきれいな部分もあるし このまま捨てるのはなんだかもったいない

もうちょっと楽しめないかな

くるりと見回すと キッチンに残ってるワインのコルクたち
それらを使って ちょっと工作をしてみました

クリスマス花材には限りません
ほかのものでも、いつでも簡単に作れるものですので、もしよろしかったらご一緒に




用意するものは、

・ドライになったグリーンや花や木の実など
・ハサミ
・コルク
・コルクに穴を開けるもの
(わたしはキッチンにあったアイスピックを使いました)

小さな花材をセレクト


コルクのあたまの中心に穴を開ける
(わりとしっかり深めに)
ケガをしないように気をつけて


適当な長さに切った花材をさす
折れやすいのでそっとね


以上、おわり

これまで以上に 単純で簡単すぎました
シンプルというか なんというか…
ちょっと地味かもしれないですが…
お気軽な ちょこっとインテリアにはなるでしょうか

説明するまでもないのですけど…
コツは、枝や茎が細くてかたいものを使うことと、花材とコルクのバランスを考えることくらいです

大きめの葉や実など、重さがあると倒れやすいので、短めにカットしたり 太めのコルクを使うと安定します
いろんな色・形・デザイン(刻印)のコルクを使うと楽しさが増します

いくつか並べると
なんかかわいい


月日が経つと、だんだん葉の色は褪せていきます
スパークリング用のコルクはきのこのような形をしていますが、これはだんだんと膨らんできます
そんな変化も楽しんでみてください

花材やコルクを変えると また表情も変わりますよ

同じ商品のコルク
左が 開けたてのもの
右が 数週間後のもの

圧縮されていたものが戻っていきます
開けたてのものは 上下を返すと安定します


コルクは、主にポルトガルやスペインなどの地中海沿岸に生息する かしの木(コルクガシ)の樹皮です

木の周りから樹皮を厚くはがし、くり抜いたものがコルク栓になります(天然コルク)

余った部分の樹皮を細かく砕き、固めてコルク栓に形成されたものもあります(圧搾コルク)
こちらは 打ち抜きの天然コルクよりも安価になります


コルクは、軽くて弾力性に富み 柔軟で、撥水性があって 液体を通しません
天然の抗菌成分が含まれており、カビやダニなどが発生しにくく、腐敗にも強いのでワインの長期熟成・保存にも適しています

耐水性・耐油性・防虫 防カビ・断熱性・保温性・吸音性などに優れたコルクは、建築資材やインテリア、雑貨などにも多く使われます

木の伐採はせず 樹皮だけを剥がして利用され、
年月を経て成長すれば 樹皮も再生し、また採取できるようになります
コルクはとてもエコな素材なんですね


ワインを飲まれる時には、コルクにもぜひ注目してみてください
それではどうぞ よい一日を、よい一週間を


#142.   『 コルク 』

⭐︎いつのまにボトルは空いて いつのまにコルクのくびれもなくなる 春よ

⭐︎液体を守りしコルクの頑な「仕事ツラくないですか」きみへ

     ー ちる ー

増えてゆく…



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