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2022年末には〜独立、遺伝医学、Lynchsyndrome、多発性嚢胞腎を勉強中。薬…

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2022年末には〜独立、遺伝医学、Lynchsyndrome、多発性嚢胞腎を勉強中。薬剤師。 インスタ@yuki.8864 https://www.instagram.com/yuki.8864/

最近の記事

独立を考えてみた 完結編

独立の話は 白紙に。 無事にトラブル無くゼロにできた。流出した金額もゼロだ。 色々心配しながらも しっかりと断った。 最終的には 不満があれよあれよと出てきた背景があり、お断りしたわけだが第一に大切にしたのは 『感情的にならず、できません。申し訳ございません』の意向だ。 コレがすべてだった。 資本金があります、独立したいです。と言ったのは間違いなくワタクシ。 相手は自分の仕事をしながら利益を出すために必死だった。それだけの話。 じゃあ『詐欺』だとか『ぼったくり』

    • 独立を考えてみた 5

      結論、見送り。本日決断。 損益計算書、貸借対照表の内容からも赤字ではあったが 独立したい気持ちが上回り根拠ない自信と仲介業者の甘い言葉が独立欲を掻き立てた。 しかし、営業権と仲介手数料がぼったくりすぎるよと別業界の経営者からか厳しい指摘。 夢から目が覚めた。現実を足りない知識で直視した。根拠ない自信、いや。空っぽの感情論では今後の赤字を補う見立てを創り出せそうにない。 恥ずかしかった。私の不安と無知を上手く契約に結びつける営業の掌の上に転がされていた。 恥ずかしいの

      • 独立を考えてみた④

        療養生活期間中、断捨離をすすめた。 専門書は段ボール6箱あったものを1箱(余裕有り)に。 服は喪服と滅多に着ないスーツ一着。 私服は2枚だけにした。 部屋は引っ越ししたてのようになった。 小銭もすべて口座に入れた。また見つかったら、寄付する。 マンガも1冊も無くした。 なるべく死を意識かつ一年間触らなかったものは容赦なく捨てた。 衣装ケースと趣味のものは市の回収センターに依頼済だ。サブスクはすべて解約済。 あとは仕事を今年中に辞めます。 お金に興味無いとか、生活

        • 独立を考えてみた③

          コロナ療養期間を経て断捨離を試みた。 独立した場合、全てモノは不要だなと。 クロスバイクを捨て、本(専門書)を捨てた。 多分これだけで購入した合計金額は40万は軽く越えるだろう。もちろん返ってきた金額は1万もない。クロスバイクはもはや、寄付感覚だ。 さて、薬局独立の案件についてだが、 何件かその後も話はきている。  中長期的に見込みがあるとうたう案件 営業時間を長くして枚数を稼ごう案件 立地が良い案件だけど、変に安い案件 ちなみに私の資金は使える金額1000

        独立を考えてみた 完結編

          風邪かコロナか、はたまた別病気か?

          2022/08/03 22:33 部屋を暗くして、15分。 副交感神経が働き始め タンが切れやすい湿性咳嗽の前兆あり。 氷枕大活躍。首筋、耳が冷えてよい。 頭、腋窩、鼠径部も冷やして見る。 味覚、視野、呼吸、脈拍 問題無し 深い息をすると喉あたりでたん絡みの存在を確認できることもある 予防対策に、朝、昼、葛根湯を服用、奏功せず。 明日、麻黄附子細辛湯を午前中に買いに行く。 汗をかけばOS-1をがぶ飲み予定 今は風邪薬を重ねた 医療用抗原マイナス。21時3

          風邪かコロナか、はたまた別病気か?

          独立を考えてみた②

          不安点を考えた。 処方箋の入力を正しくし、正しい請求ができるか、レセプト請求についてもしっかりできるか 外部委託や譲渡の際に期間限定で教われるか (もちろん有料で)、入力ソフトの会社にそういったサービスがあるか 今の私の状況ではその不安を解消する方法を解決する旨を相談するべきだ。 職場の昼休みにでもすぐに聞きたい。 ワタクシは車🚗を所持していないし やはりコソコソ電話☎というのもまた良くはない。 処方箋枚数を伸ばす、単価を高くしていく、 固定費、生活費を抑えて

          独立を考えてみた②

          RSウイルス今年も流行

          発熱、鼻水がメイン症。熱は、38℃台 多くは軽い「鼻かぜ」程度ですむ。 しかし細気管支炎や肺炎の可能性もある。 その目安が 呼吸が浅くなる 呼吸数が増える(1分間に60回) 眠れない ワクチンは無し。  結論、『予防対策しっかり、コロナ初めみたく。』 おもちゃ しっかり消毒 タオルや洗面器などの共有避ける ドアノブ、照明スイッチ、手すり 水洗レバー、扉の引っ張るところ全般、洗面台、要は水回り RSウイルスは、色々な消毒剤に対する抵抗性が弱いウイルスだから ドラッグス

          RSウイルス今年も流行

          独立を考えてみた①

          note久々の更新は、独立の内容へ 案件(薬局)があると独立開業支援と面談したところまで来た 結局 決断に至るまでは ①資金面 ②家族の理解 ③本当に独立するの?という気持ち といったところか。 あ、あと心身健康かどうか。 どうやって付加価値をつけるか 在宅がどうだとか、加算がどうだとかよりも まず処方箋枚数をどうやって増やせるかが 第一課題。 ライン、E-Parkなどのアプリやオンライン服薬指導の取り組みだけで光明が見えるわけではないよね。 固定費の中でも家賃

          独立を考えてみた①

          今日も更新休みます

          インスタグラム@yuki.8864は更新しています 本日は大阪へ。 病院に通う人が増えるから医療費が増える たくさん検査をするから医療費が増える 入院日数が増えるから医療費が増える 医療費=医療サービスの単価×消費される医療サービスの量 日本医療は出来高払いゆえに上の公式が成り立つ 薄利多売となる。 DPC診断群分類包括払い対象病院は、1700ぐらいという 高齢化社会が医療費増加を促してるのは間違いないが 上記の構図が成り立つ社会のシステムにも原因がある

          今日も更新休みます

          機能喪失型と機能獲得型

          機能喪失型とは、遺伝子産物の機能が減弱・喪失する変異 機能獲得型とは、通常はもたない新しい機能を獲得する変異 時間的な影響とは 異時性の発現。不適切なときに発現することで表現型異常になる 空間的な影響とは本来発現するべきではないところに発現してしまう タンパク質が受ける影響の種類によって全く別の疾患になる RETに機能獲得型変異 多発性内分泌腫瘍症2型MEN2を発症する RETに機能喪失型変異 Hirschsprungを発症する 機能喪失型変異での変化の場所は遺

          機能喪失型と機能獲得型

          遺伝要因と環境要因

          ほとんどの疾患は多因子疾患であり、遺伝要因と環境要因が様々な割合で寄与している。 生活習慣病の高血圧、糖尿病、感染症など。感染症は 【かかりやすさ】や【重症度】に関しては遺伝要因が関係していると考えられる。 遺伝要因の同定法として 連鎖解析:単一遺伝子疾患 関連解析:集団を対象、多因子疾患 網羅的ゲノム配列決定法:エクソーム解析、全ゲノム解析、(次世代シークエンサーの登場で可能になった方法、連鎖解析が不可なまれな単一遺伝子疾患<稀少、致死性、重篤で家系を形成しない>

          遺伝要因と環境要因

          更新おやすみ、メリークリスマス。

          メリークリスマス。 密は避けよう というのに 今日ぐらいは。となんとなく大丈夫という街の雰囲気。 さて、どうなるだろうか。年明け。 100年前、スペイン風邪は国内で死亡者数は少なくとも3年間落ち着かなかった。 医療レベルや医療システムが違うけど、、、。 慣れは怖いね

          更新おやすみ、メリークリスマス。

          遺伝子治療とは①

          遺伝子治療とは、異常な遺伝子を持っているため機能不全に陥っている細胞の欠陥を修復・修正することで病気を治療する手法 遺伝子治療とは 治療的効果を得る目的で、生物学的活性をもつ遺伝子を細胞に導入すること 機能喪失型変異を有する患者の細胞へ、機能性遺伝子コピーを導入する方法 目的のヒト相補的DNA(cDNA)を組み込んだウイルスベクターを構築し、それを直接患者に投与する方法 あるいは培養した患者細胞にベクターを導入しその細胞を患者の体内に戻す方法。 ベクター:クローニン

          遺伝子治療とは①

          改めてリンチ症候群のことを。

          リンチ症候群はミスマッチ修復遺伝子の生殖細胞系列バリアントを主な原因とする常染色体優性遺伝疾患。 ミスマッチ修復機構とは、DNAを複製時に生じた、塩基のミスマッチ(間違った対合や塩基の誤挿入、欠失など)を修正するDNA修復機構 ミスマッチ修復遺伝子の片方のアレルに生殖細胞系列の病的バリアントをゆうしており、後天的にもう片方の野生型アレルに変異(あるいはプロモーター領域のメチル化)が加わるとミスマッチ修復機構が損なわれる その結果、ゲノムの単純な反復配列であるマイクロサテ

          改めてリンチ症候群のことを。

          アンチセンス核酸製剤などの治療介入

          遺伝性疾患はさまざまな段階で治療介入が行われる 原因とそれに対する治療戦略 変異遺伝子:遺伝子治療、骨髄移植、遺伝子発現の調整 変異mRNA:変異mRNAの分解 変異タンパク質の産生、正常タンパク質の不足:タンパク質補充、残存機能の増強 代謝異常、生化学的機能不全:代謝の調節 臨床症状:内科的、外科的治療 家系:遺伝カウンセリング スピンラザ(ヌシネルセンナトリウム)が標的とするのは、SMN1とよく似た構造を持つ重複遺伝子のSMN2。SMN2もSMNタンパク質

          アンチセンス核酸製剤などの治療介入

          薬剤治療が奏功しにくいわけ

          がん細胞はさまざまな変異が起きて均一な細胞集塊ではなく、多種の細胞からなる不均一性(異質性heterogeneity)を獲得  結果、転移や再発の際に原発巣と異なる表現型を持つ 腫瘍の成長に適した遺伝学的変化を獲得した細胞が選択されていくため 薬剤治療が奏功しにくく、再発リスクが高い 転移の際には遺伝子変異による新規の悪性形質を獲得することで 原発巣とは異なる性格をもった腫瘍が転移巣で形成され治療が難しい 大腸がんの多段階発がんモデルにおいて 染色体不安定性

          薬剤治療が奏功しにくいわけ