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凍てつく山のごほうび


次に進むため、

山に登ることを決意し
計画を立てていた前回👇🏻



今回はその続き。

実際に登った山
についての話だ。


目指す土地は初めての四国。

登山と城巡りをメインに
旅のスケジュールを
組むことにした。

先週、この旅最大の
目的である石鎚山
登山に挑んできた。

【 石鎚表山道ルート 】

・石鎚山標高 : 1972m
・コース難易度 : 中級レベル
・歩行距離 : 8.5km
・標高差 : 692m


登りはあいにくの雨で
眺望はなかったものの、

やっぱり山は最高だった。


8合目辺りからの
凍えそうな寒さも込みで

頂上で震えながら食べた
おにぎりも込みで

心から楽しめた。

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凍てつく山ならではの

自然が創り出す芸術。


その美しさに感動し

歩みを止めずには

いられなかった。


氷点下で生きる植物は

なんて強いんだろう。


厳しい氷の世界で

励まされると同時に

心が清められていく……

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山は厳しい環境だ。


こちらの状況に

合わせてはくれない。


山に甘えは通用しない。


どんなに寒くても

もし怪我をしても

たとえ道に迷っても


全てが自己責任だ。


こちらが状況に

合わせるしかない。


あらゆる場面を

想定する力と

対応力。


これは経験を

重ねていくほど

養われるのだろう。



また、

登る山の選定で

大事になるのが標高差だ。

頂上の標高 − 登り始めの標高 = 標高差


山と聞くと標高に

目が行きがちだが、


登る上では標高差を

考慮する必要がある。


たとえ標高が

高い山であっても、


ロープウェイで8合目まで

行くとしたら話は違ってくる。


標高差が大きくないルートは

所要時間が短くて済むため


身体への負担が比較的

少なく登りやすい。


初めて山に行く方は

標高差500m以内が

ベターなようだ。


体力に合わせた山と

安全なルートを選べば

いい思い出ができるはず。


きっと、慣れてきたら

物足りなくなるだろう。


簡単に登れる山は

達成感が得られないので

個人的にあまり魅力を感じない。

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途中にワクワクする

鎖場もあったが……

・雨で滑落のリスクが高い
・頂上まで登る体力がなくなりそう
・下山時間が足りなくなりそう


総合的に判断し

登らない決断をした。


以前の私だったら

登っていたかもしれない。

後々のダメージなど考えず。


でも今は、

無理しない選択

あることを知っている。


客観的に

自分の状況を

見ることができる。


それは私にとって

大きな変化だ。



つい、

写真撮影に

夢中になりすぎて


山を駆け下りた

こともあるが


幸いにも、

予定のバスを

逃したことはない。


あきらめかけたことは幾度もあるが

最後の1分まであきらめずに下りると

ギリギリ間に合ってきたから不思議


その辺りの運の強さは

あるのかもしれない。


運に助けられている。


今回もギリギリ

ではあったものの


百名山バッジをゲットし

帰りのバスに乗り込んだ。


標準タイムの5時間半に

近い形で幕を閉じた。



体力的な不安も少しあったが

自然からエネルギーをもらいつつ

無事に終えることができて感無量。


山に登れる心身の

健康のありがたみを

ひしひしと感じた。


登山を続けるためにも

健康でいたいと思う。


そのためにも

良い習慣は

続けていこう。



山は厳しくも温かい。

大自然の中にいるだけでも

何か得るものがあるはずだ。


人生に迷ったらぜひ、

山か旅に出ることを

おすすめしたい。









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