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中国・武漢のお母さんの本格餃子のつくりかた【肉汁じゅわっ、皮もちもち、焼き目パリッ】
お家にいるのが飽きちゃった…そんな人はいませんか?じつは私もそう。中国の武漢に住んでいる、私の義母はもっとそう!だってもう2ヶ月も家の中にいるのですから。
桜の咲く季節に、毎年日本に遊びに来ていた義母。いつもは当たり前のように食べていた、義母のつくる餃子がちょっぴり恋しい・・・
![画像26](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21756566/picture_pc_9622014b8ce675a9081aeb805e53e36b.jpg?width=800)
そこで、義母にあの餃子のつくりかたを教えてもらうことにしました。テレビ電話でつないで細かく教えてくれました。まるで料理教室のオンラインレッスン(笑)
![画像25](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21756493/picture_pc_7a792fb8e37af1ce0af05487dd18b14f.jpg?width=800)
教え通りにつくってみると…めでたく義母の味がそのまま再現された餃子が完成しました!焼き目はパリパリ、皮はもちもち、野菜の歯ごたえがシャキシャキして、噛むと肉汁がじゅわ〜っと出てくるおいしい餃子。
![画像19](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755205/picture_pc_bc230548e5ec1667a3c69005551613e6.jpg?width=800)
なかなか外の中華料理でも味わえないような、本格餃子。ぜひ多くの方に味わっていただきたいと思って、作り方をご紹介します!お家での時間に飽きちゃった方、お子さんや家族と一緒に餃子を包めば、いつもと違う時間を楽しめるかもしれません。
●材料(餃子60個ぶん)
![スクリーンショット 2020-03-29 7.29.02](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21757122/picture_pc_fc33d245673092275350ca626bbb13db.png?width=800)
豚ひき肉 300g(脂が多めのものがおいしい!)
卵 1個
市販の餃子の皮 60枚
キャベツ 150g(粗めのみじん切り)
にら 6~8本くらい(粗めのみじん切り)
しょうが 大さじ3(細かいみじん切り)
ねぎ 1/2本(細かいみじん切り)
にんにく お好みで
●調味料
![スクリーンショット 2020-03-29 3.53.40](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21754259/picture_pc_5c91d1922e80c56b3ad0765ce6d87005.png?width=800)
【A】最初に入れるもの
砂糖 大さじ1
塩こしょう 3ふりくらい
塩 ひとつまみ
水 大さじ2
【途中で入れるもの】
醤油 大さじ2
味覇(ウェイパー) 6〜9センチくらい ※鶏ガラスープでもOK
サラダ油 大さじ2
ごま油 「タラッ」くらい
●まずは餡をつくる
![スクリーンショット 2020-03-29 8.30.31](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21758870/picture_pc_452e6a8ee1a1e294006db8c7142f1b0e.png?width=800)
ボウルにひき肉、卵、生姜、【A】を加えて混ぜます。後から味を調整できるので、しょっぱくならないよう、塩はここでは少なめに入れるほうが良いです。お好みでにんにくを入れる方は、ここで入れてください。
![スクリーンショット 2020-03-29 5.37.20](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755107/picture_pc_14274493da1d26441bbb54af9267ae0a.png?width=800)
手をよく洗ってから、ボウルの中の材料を混ぜます。この時、片方だけに手首を回転させながら混ぜるのがポイント!そうすることにより、味がひき肉に染み込みやすくなります。
![スクリーンショット 2020-03-29 5.37.40](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755111/picture_pc_97a9253e45446f42522725cfc4a37cf7.png?width=800)
ある程度混ざったら、醤油を加えてさらに混ぜます。
![スクリーンショット 2020-03-29 5.37.58](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755119/picture_pc_3779c540022108f591e762b81b3187a3.png?width=800)
醤油が混ざったら、サラダ油・ねぎを加えてさらに手でこねていきます。どんどん粘り気が出てきます!
![スクリーンショット 2020-03-29 5.38.14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755125/picture_pc_c514409be2579ea944b1ee73dc6ce4b8.png?width=800)
油が混ざったら、味覇を加えます。量はお好みで、チューブの場合6cm〜9cmくらい入れてもコクが出ておいしいです。
![スクリーンショット 2020-03-29 5.38.52](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755129/picture_pc_b55eb7473b1a037ad628543ad82a5d92.png?width=800)
ずっと手で混ぜていると、肉・脂・調味料が混ざって、どんどん粘り気が出てきます。餡に味を入れる作業はここで終わり。
![スクリーンショット 2020-03-29 8.44.45](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21759419/picture_pc_e7b0fa42c45857f28d87772df59d3197.png?width=800)
粗めにみじん切りしたキャベツ・ニラを加えてふんわり混ぜます。野菜を最後に加えることで、野菜のシャキシャキ感がそのまま残ります。歯ごたえのある餃子に仕上がります。
![スクリーンショット 2020-03-29 5.39.39](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755137/picture_pc_05f07a5ee00e4596b41dc1661d29232d.png?width=800)
最後にボウルの中に、ごま油をたらっと回しかけ、餡の完成です!
●餃子の味見の裏技
![スクリーンショット 2020-03-29 5.39.51](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755140/picture_pc_4ebc7434c7a21c75348fff19eb70320d.png?width=800)
少量のお湯で餡をスプーン1杯くらい茹でてみてください。ここで味が足りなければ、塩や醤油を足してください。また茹でて味を見て、お好みの塩加減に調整します。
●餡を皮に包む
![スクリーンショット 2020-03-29 5.40.12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755142/picture_pc_08c25a7db9830ab65e7e7956d64ed5db.png?width=800)
餡が完成したら、いよいよ包んでいきます!
餃子の皮を手のひらにのせます。もう片方の指にお水ちょんとつけ、上半分の皮のふち(斜線の部分)に塗ります。
![スクリーンショット 2020-03-29 5.40.24](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755148/picture_pc_605d22c800210ab0deca9d0256dd86b0.png?width=800)
真ん中に、餡を小さじ2くらいのせます。
![スクリーンショット 2020-03-29 5.40.33](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755155/picture_pc_9c657d83f2b9df610b71d388e21dea6e.png?width=800)
餡を中心に半分に折り、向こう側の皮と手前の皮を寄せて、真ん中くらいで押さえてとめます。
![スクリーンショット 2020-03-29 5.42.07](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755160/picture_pc_aab5d57ebb3fa66f19946dff72059a2c.png?width=800)
右手で真ん中を押さえたまま、左手でヒダをつくり、真ん中に寄せて閉じていきます。反対側の端からも同様につまみます。
![スクリーンショット 2020-03-29 5.42.38](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755164/picture_pc_370dd68ffc66ccb215989951a54af152.png?width=800)
左右対称にヒダをつくって閉じていきます。左で2ヒダ、右に2ヒダ。
![スクリーンショット 2020-03-29 5.42.49](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755166/picture_pc_9ffa6b990ea24a51a62248859943a8cc.png?width=800)
全部閉じたら、もう一度ギュッと押さえます。ここでしっかり押さえて閉じておかないと、焼いている途中で餡や汁が流れ出てしまい、パリパリに焼き上がらなくなるから注意!
![スクリーンショット 2020-03-29 5.42.56](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755171/picture_pc_a141da11a85d6fd4bad9f8c472407b69.png?width=800)
…と偉そうに言いながら、私は餃子を包むのがとても下手。いつも餡を入れすぎて、パンパンで破裂してしまいます。やっぱり中国出身の夫が包む餃子はきれい!円を描くように美しいカーブができているのがポイントです。
![スクリーンショット 2020-03-29 5.43.04](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755174/picture_pc_141ecd5de614f500be9a1337e6cbce72.png?width=800)
さあ!最初に焼く餃子が包み終わりました。
●香ばしく焼き上げる秘訣
![スクリーンショット 2020-03-29 17.05.49](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21790529/picture_pc_19eca6b3ad184c1b7231ee95e2155399.png?width=800)
フッ素樹脂加工のフライパンに油を薄くぬり、餃子を少し間隔をあけて並べます。火は弱火で焦がさないように注意します。
![スクリーンショット 2020-03-29 17.05.57](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21790577/picture_pc_1afa26b5f559d37068ebff078bec5de1.png?width=800)
焼き目が少しついたら、フライパン中央に熱湯カップ1/2を注いで中火にかけます。蓋をして、5分間ほど蒸し焼きにします。
蓋をとって水分が残っていればとばし、餃子とフライパンの間にサラダ油大さじ1をたらして焼きます。焼き色がこんがりついたことを確認したら、裏返してお皿に盛り…
![スクリーンショット 2020-03-29 6.41.55](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21756030/picture_pc_aa7fee64c75ed3bc48862b7bf36c9841.png?width=800)
さあ、あたたかいうちに召し上がれ。味がしっかりついているので、そのままでもおいしいです!私は、お酢と胡椒をたっぷりかけて食べるのも大好きです。大人だったらラー油も合いますよ。
![画像20](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21755212/picture_pc_46c5084512137005a154867fedffebf8.jpg?width=800)
ビールにもぴったり!ごはんも進んじゃいます。今日だけはダイエットなんてくだらないことは忘れて、楽しい時間を過ごしてくださいね!
武漢ではおいしいものにたくさん出会った
いま、ネガティブなイメージが先行している武漢。夫の故郷なので何度も行ったことがあるのですが、まさかこんなニュースで有名になることがあろうとは、思いも寄りませんでした。
私の武漢のイメージは、とにかくおいしいものがたくさんあること!武漢は辛い料理が有名ですが、義母のつくってくれる料理はどれも味がやさしくて、野菜やお肉の旨味や歯ごたえがしっかり感じられるものばかり。この餃子だってそうです。
そんな武漢の良さも紹介したくて、この記事をまとめてみました。
ぜひ、どなたかのお役に立てればと思っています。それではまた!
小森谷 友美 (🐤Twitterはこちら)
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サポートしてくださった方へのおまけコンテンツ(中華レシピ)を現在製作中です。随時お送りします!