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フリーランスライターになったきっかけは妹の病気

noteを始めることにしました。が、何を書いていいのかまだまだ分かっていないので、私について書こうと思います。ライターになるきっかけなどを中心に何記事かはこんな感じの投稿が続くかと思います。興味はないかと存じますがご高覧いただけたら嬉しいです。

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これからフリーを目指す方、また、すでにライターとして活躍されている方々と共有したいと思い、わたしの経験を綴っています。
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会社の定期検診で、異常が見つかりました。
そのときは、「なんだろうね~」という軽い感じだったんですが。

初めに産婦人科に行ったら異常なし。
「良かった~」と思っていましたが……

どうやら妹は「何かおかしい」と身体に違和感があり、何しろ自分の身体なので直感らしきものがあったといいます。

5thピニオン目。入院して検査をすることになりました。
そして、
2019年3月29日、その結果報告を自宅で受けたのです。

妹を襲った突然の病気

「私、癌だった。悪性リンパ腫っていう血液の」

「え? どういうこと?」

鼓動がドキドキドキドキドキドキ。
涙も出ませんでした。
このとき、妹と私が話し合ったこと、

それは、「両親に報告するかどうか」。
治療はすぐに終わって、2人だけのこととして隠せると思ったのです。

しかし、そういう訳にはいかないと判断しました。
わたしが両親に連絡をしたのですが、正直どんなに大変な病気なのかはまだピンときていない……むしろ診断が間違っていてほしいと思っていたわたしの声は、明るかったと思います。

この日から、約1年半に及ぶ妹の闘病生活が始まります。

ロングヘアをショートに

妹は常にロングヘア、わたしはボブが定番となっていました。
ついでに、わたしたちは双子です。
しかも職業も今は一緒という恐らく仲が良いと言われる姉妹です。

初めは切るのを嫌がっていた妹でしたが、髪が抜けてしまうのは避けられないと分かった以上抜けるストレスを軽減するためにも髪を短くすることを提案しました。

迷った挙句、一緒に切りに行くことに。
ボブ、現在はショートです。

闘病生活は想像以上だと思う

闘病生活は、入退院の繰り返しです。
わたしは、当時出版社に勤めていたので帰りに病院に寄る日々が続きました。会社と病院が近くてホントに良かった。

妹の大変さに比べたら全く大したことなく、むしろ顔を見ないと落ち着かない。そんな気持ちです。

想像以上に病気と闘うことは大変。妹は寛解するまで弱気なことを一切言わなかったけど、辛かったことは確かです。自宅にいても、なるべく一緒にいるようにしました。なので、ほぼ毎日のように妹の部屋で寝ていました。

朝起きると、髪の毛をローラーで取っているのです。
「また抜けちゃった」って。
寝ている振りをしたけど、「何もしてあげられなくてごめんね」と心の中で言うことしかできません。

主治医の言う通りの治療をおこないました。
抗がん剤治療→自家移植→放射線治療。

そんな状況の中、病院で妹が言いました。

妹の「仕事楽しい?」の一言

でフリーになろうと決心しました。

「仕事楽しい? 楽しんでる?」と。
わたしの気持ちを見抜いていたんですね。そのときの出版社にわたしは合わせることができないでいました。

仕事での辛い思いが伝わっていたなんて本当に情けなかった。
でも、その一言があったから今のわたしがあるんだなって考えると感慨深いです。

そして、妹が闘病中にも関わらずわたしは転職し、最終的には会社を辞めることになるのです。
とても妹不孝者ですね……。

2020年2月21日。長い闘病生活を終え、寛解することができました。
これは、妹の努力と根気の何物でもない。
本当に強い!!!
「生きていてくれてありがとう」と今は隣にいるだけで幸せですし、妹のすべてを尊敬しています。

わたしはというと、全く楽しいと思えなかった出版社勤務生活を終了し、図書館での非常勤として働くことを選びました。
それは、月14日勤務のため副業でライターに専念することができる。まだ通院が続く妹と一緒の時間をつくることが一番良いのではないかと考えたのです。

2021年4月1日より、フリーランスライターとしての生活がスタートしました。

この選択が正しいのか否かは、わたしがライターとして成功することで決まるのかな。でも、正解であってほしい!!!

一緒に仕事している時間が楽しい

2020年から新型コロナウイルスの影響で妹の会社もリモートの日が増えていきました。

だから、お互いの部屋のドアを開け、一緒に仕事をする時間があります。
妹はライター歴が長いので分からない表現とか、WEB上で使用してはいけない文章とかを聞きながら執筆することができています。

本当に頼りになります。そして、それが何よりも幸せに感じています。

シスコン(死語かな)かと思われてもいい(笑)。
これからも一緒に生きていくと思います。

妹の病気は大変だったけど、起こったことは仕方がないことでお互いの経験としてポジティブに考えていくこと。
そして、身体を大切にしながら楽しんで仕事をすることを目指していければ最高です。
今は、働き方も選べる時代だと思います。

無理はせず、自分の身体と向き合いながらフリーライターをしている。これが、わたしがフリーライターになったきっかけです。

chimi86

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