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【子育て】こんなときどうする? #10 溜まっていくおもちゃや制作物

子育てにおける、こんなときどうする?#100まで記事upチャレンジ中😊


おもちゃって気づいた時にはものすごい量になっていたりしませんか?

また、お子さんが空箱やら新聞やらを使って作った制作物などもあっという間に溜まっていくんじゃないかと思います。

そして、これまで出会ったお母さんたちは、いろいろ工夫されて、溜まらないように頑張っていらっしゃいました。

•おもちゃを入れる箱を決めて、入りきらない分は処分する
•先入れ先出し法で、一定数以上にならないようにする
•お子さんがいない間に捨てちゃう(!)

などが多かったですね。


ただ…


子どもは、自分が遊んでいたおもちゃや、作ったもののことを、よーーーーーーく覚えていたりします。

そして幼稚園や保育園で、ぼそっと言うのです。

『うちのお母さん、僕が好きだったおもちゃすぐ捨てちゃうんだ』
『作ったもの持って帰っても、全部捨てられちゃうから』

なんとも切ない顔で、こんなことを訴える子もいました…。

家の中の場所は有限ですし、何より全てのものを取っておくのは、まず不可能ですよね。


処分は、いつかどこかしらでしなければなりません。でも、ただただ処分してしまうのではなく、

これまで遊んでくれてありがとう!


と、おもちゃや制作物に愛情を込めて感謝する時間を、お子さんと一緒に味わってみてください。

その時は、もしかすると「捨てないで」と泣かれるかもしれませんが、それでもいつの間にか処分されていたのと、いったんその時間を取ったのとでは、子どもの心にどう作用するかが全然違います。

物を大切に扱う気持ちを育てることにもつながります。余裕があれば、メルカリやフリマなども一緒にやってみるのも、とてもいいと思います。


担任をしていた時も、なるべく子どもたちにそういった声かけをしていました。年長さんの後半にもなると、子どもたち自ら「これはもう遊ばないから、分解してまた使えるようにしよう!」なんて言葉が出てきて、そういった気持ちが育ってよかったなと、思ったことを覚えています。

日常の中で、そんな気持ちが育ってくれるといいなと思います。


未来を担う子どもたちの健やかな成長を願って…。大切に使わせていただくことを約束します!