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社会をつくる力を育てる授業づくり㉕  ごみを減らすプロジェクト<2>

生活と密着した問題であるごみプロジェクト。

より身近なところから、このプロジェクトについて進めていくと良いと考えました。

例えば、子どもたちが毎日通っている学校。

学校では、毎日様々なごみが出ています。

多種多様なごみがでる学校全体で、一体どれくらいのごみが出ているのか、調査をしてみます。

学校のごみは集積場など一カ所に集められて運ばれていると思います。

毎日、集まってくるごみの量や種類を調査して、どのような傾向があるのかを記録していきます。

集まった記録を分析していきます。

おそらく、紙ごみが一番多いのではないかと思います。

給食室がある学校では、残飯などの食品関係のごみもあると思います。

こうして分析をしていくことで、減らすべきごみが見えてきます。

学校では、紙のごみをいかにして出さないかということがポイントになってくると思います。

使わなくなったプリントや、工作などででる紙の切れ端といった紙ごみは、そのまま捨ててしまえば燃えるごみとして燃やすだけになってしまいます。

しかし、きちんと分別をすることで、資源として再利用できるものになります。

こうした意識を、学習している子どもたちだけでなく、学校全体へと広げていくことがこのプロジェクトでは重要になります。

子どもたちが、学んだことをいかに自分たちに関わりのある問題として捉え、身近なところに広めていくことができるか。

そこにこのプロジェクトの実効性がかかっているのだと思います。

せっかくプロジェクト型で学習をしているので、絵空事ではなく、成果を出したいものです。

そのためにも、ただごみが多い、という事実をつかむことだけではなく、なぜごみを減らさないといけないのかというところにも注目して行く必要があると思います。

そこを追究していきたいと思います。

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