社会をつくる力を育てる授業づくり55 未来の世界を考えるプロジェクト〈1〉
第4単元の第2小単元は、情報を生かす産業についてのプロジェクトです。
産業における情報活用の現状を捉えるようにすることが求められています。
大量の情報、いわゆるビッグデータを様々な企業が活用していて、それにより、例えば企業の販売戦略など、大きく変わってきているところもあります。
また、情報通信技術の活用については、スマートフォンの普及により生活が大きく変わったことが挙げられます。
手元にある端末一台で、生活の中のあらゆることをほとんどこなすことができるようになったわけです。
また、企業の活動の在り方も大きく変化しています。
在庫の管理や輸送においては情報を活用することで手元に商品が届くまでの時間が飛躍的に短くなってきています。
このように、情報を生かして発展してきた産業が、国民生活を向上させていることを理解できるようにするのがねらいです。
内容の取扱いについては、次のことを求められています。
様々な産業の中から選択して取り上げることや、産業側から見た発展と、国民側から見た発展について、それぞれの立場について考えるようにしていきます。
今回のプロジェクトでは、情報を活用する未来でどんなことができるのか?を考えるプロジェクトにしたいと思います。
現在、様々な産業で情報が活用されているわけですが、もっとこんなところで活用できるのでは?というアイデアを構想するプロジェクトにしてみてはどうかと考えました。
実際のプロジェクトについては、次回の記事で書いてみたいと思います。
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