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京都ではたらくわたしのこと②~有志集め編~

「何だかロマンある遠い京都」で生活をすることになった私が、結婚、出産育児を経て、知識もないところからメディアづくりにチャレンジしようとしています。そんなあれこれな話2。


ひとつの会社を作るつもりで始めます!

一緒に進めているメンバー。内、コンペの決勝進出者もいて心強い。

「ひとつの会社を作るつもりで始めます。」これが誘い文句でした。
思い返せば私の父も地元で自営業をしていますが、「お父さん会社辞めて自分で会社つくるわ」とお風呂で衝撃の台詞を聞いたあの頃の父と同じくらいの年齢。何だかとてもいいタイミングだとも思いました。

そこに集まってくれたのが、写真の4名+もう1名の計5名。

さぁ、いざどこから始めようか。。
です。

週に1度、それぞれの主業務の合間、45分の時間をとって集まって議論を進めることにしました。

コンペでは夢を語りましたが、これを実際に形にしようと思うと、

ターゲットが広すぎるのでは
競合他社にはかなわない
認知度をどう広めていくか
コンセプトは本当にこれでうまくいくのか

やることリストは、エクセルで作成してA3用紙に小さな文字でびっちり。

私もどうまとめて進めていいのかわからず、一旦、みんなで途方に暮れるところから始まりました。

学生のリアルを知りに行こう

議論を進め、就活生をターゲットに役立つものをと考えますが、入社してキャリアも重ねている私たち。
今の学生さんの状況をリアルで知る機会は自社に応募してきてくれる面接くらいです。

今の学生の生の声を聞かずどうするんだ。
ただ一方的なメディアなんて必要ない!

そこで、このメディアプロジェクトを改め就活支援事業準備室として、学生の近くで1人でもまずは「この人たちと出逢えてよかった」と思ってもらえる企画をやってみようということにしました。

肌感をしっかりと感じて、その感覚を自分たちのものにして、就活支援の中のひとつとしてメディアがあればいいのでは。
そんな風に考えたのです。

学生の近くで生の声を聞くこと。。。。(議論・議論・議論・・・)

「就活支援セミナーを開催してみよう!」

という方向に私たちは足を進めます。
2021年、コロナ禍「ガクチカ」が無い就活生の話題がニュースや新聞で目立ち、そこにポイントを置く事にしました。

私のnoteデビューはこのセミナーの広報から。

ワークは4時間、過去を振り返り未来を見つめそこにつながる今現在のエピソードを面談も踏まえて一緒に考えるというもの。

日々企業の採用に関わっている私たちだからこそ、企業の声を聞いて提供できるセミナーの内容が出来た!そう自負しています。

就活に困っている学生の方々!是非参加を!!
SNSから学生は情報を得ていることが多いため、広報はnoteやイベント募集のサイト、twitterを開始しました。

代表には「炎上したらスイマセン。みんなで謝りに来ます!」と報告して、まずは色々やってみる事にしました。

そこから何か切り口が見えるかもしれない!!と。

「アカウントってどうやってとる?」「どうやって配信する?」「えっこれもう配信してるの?」
てんやわんやしながら、週に1回ライブ配信を1ヵ月行いました。

えっ!まさかの企画倒れ!? その1

その間にセミナーはリハーサルを重ね、資料を見直し、当日の役割分担をして、セミナーの台本もより伝わるように一つ一つの言葉を吟味して準備をしていきました。

間で、わたしは、ご紹介で学生さんの面談をする機会があり、履歴書の添削の依頼をいただきました。
その学生さんも「ガクチカ」に自信がない。とのこと。
アルバイトもしたことがありませんし、学生時代はクラブもサークルもしていない。勉強中心で、勉強もコロナ禍オンラインで、学校に行くことが少なかったので人と関わる機会も少なかったとのこと。

そこから、ヒアリングを重ねて、なりたい自分を具体化し、そこに繋がるエピソードを一緒に探して、文章にして面接練習をしました。

そこからひと月後、第一志望の企業さんから内定を頂き、その後ももう1社受けていたところから内定が出ましたとお礼のご連絡を頂戴しました。
事業を立ち上げようと決めて、私が関わる学生さん内定1号です。
ホッとした。というのが正直なところ。そしてもちろん無茶苦茶喜びました。力に慣れたのかというと、分かりません。ご本人が頑張った。それしかありませんが、結果連絡がもらえるまで、気になって気になってしょうがありませんでした。

「ガクチカ」で困っている学生さんが多いことは間違いない。
それは、この面談を通して感じることができました。

私たちのオリジナルワーク。
最初の回が形になれば、夏、秋、冬、翌年も使えるものになるかもしれない。
パッケージ化して・・・なんてイメージも膨らみます。

しかし・・・。

1週間経ち、2週間経ち、
待てど暮らせどエントリーは集まらない。
企画倒れが脳裏をよぎります。

ありがとうございます!1名のエントリー!!

毎日エントリーは0、0、0!!
むむむーっ!全然集まらん!締め切りも間近と焦りもピークに達したある日

回答欄の数字が!!

「2」!

内、1は、「エントリ―フォームが悪いんじゃないの?」と試しにテストでエントリーしたものなので、「1」増えてます。

ひとり来てくれたーーーーーーーーーーー!!!

すぐにメンバーに連絡!
やった!やった!

本当は、6名定員で開催をしようとしていたので全然思っていた段取りでは無いのですが、0からの1は、ホッとしたことが大きく、私たちにとって大事な大事な1名のエントリーとなりました。

後から、参加メンバーの一人が、母校に行く際に後輩にこんなことをやるよと声をかけてくれて、そこから関心があってとエントリーをしてくれたことがわかりました。

いいんです。
私たちの目下の目標は、
「この人たちと出会えてよかった」です。

まず、この一人の方に全力投球です。

ワーク資料

当日、面接ではたまにドタキャンなんかもある。
だから来てくれることを願っておりました。

時間になると私服を来た男性がペコリとお辞儀
きてくれたー(ドキドキ)
「本日はよろしくお願いいたします!」
そんな風に、私たちのオリジナルセミナー第一回は開催されました。

セミナールーム

実際にやってみて思ったことは、大勢の人にセミナーをするよりも、一人一人に合った柔軟なワークがその人にとっては必要で、自分の整理のためには言葉に出してみることが必要だということ。

今回も、ワークの後日、模擬面接の場を持つことにしました。

参加してくれた彼は、就活が思うようにいかず、その理由は過去引きこもりの時期があり、そのことがマイナスに働いているのではということでした。

より詳細にお話をお伺いして、彼の話を言語化して、「選考の人事担当よりも自分が、このことを気にしすぎて、マイナスに捉えていたことに気づいた。」と話してくれました。

その時期があり、今の自分が居て、どう影響しているのか。
変わらないものを嘆くのではなく、事実自分をまっすぐ受け止めたうえでこれからどうしていきたいのかを伝えられるよう、考えることをお手伝いして、結果素直にお話しした上で、内定を頂くことができたと、後日ご連絡を頂きました。

ホッとしたと同時に、まずは目下の目標が達成できたのかな。
というところです。

でも、こんな風に困っている学生の方は他にもいるはずです。
どう情報を届けるのか、また今回のワークは、一人に対してのパワーと時間がかかりすぎる。
ビジネスに結び付けるには、まだまだ力量も必要。

学生との接点をもっと多く持てる、しかも役に立てるものを考えないと。。。

こうやって、セミナーを経験した私たちは振り出しに戻ります。
ビジネスコンペで優勝してから約1年が経ちました。

京都ではたらくわたしのこと3に続く・・・。


↓↓↓ライフインタビュー始めました。まだまだ半歩ずつですが、どんどんライフインタビューを掲載していって、いつかnoteから卒業、オリジナルメディアサイトをローンチしたい!応援よろしくお願いします!


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