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自己管理の難しさ

 自分のことになると、つい甘やかしてしまう癖がある。そう、筆者のことだ。本来は、自分に厳しく他人に優しくあるべきだが、筆者の場合、他人に優しく、自分にさらに優しくという、強引にマイウェイ(Going my way)のようなところがある。

 冗談はさておき、最近ふと感じることは、自己管理の難しさである。それは、自分自身を含め、周囲の人たちを見ていても明らかだ。多くの人が流されている。「日々変化、日々進化。」を忘れて、時流に乗ることもなく、ただ流されている。

 噂好きな人が平気で他人を揶揄したり、誹謗中傷することがあるが、その本人は都合よく棚に上げるどころか、自らを神棚にまで上げている人もいる。

 筆者は、生来、噂好きな人との会話が苦手だ。目の前にいない人を弄ったり、馬鹿にしたり、見下したりと、お祭り騒ぎのように話す人がいるが、そうした人を信用しろと言われても、首を縦に振ることはできない。

 ルーモアは生産性のないものと見ている。1円の価値もなく、無駄な時間と雑音が脳細胞を揺さぶり続け、後味の悪いものになってしまう。折角話すならば、生産性の高いことを話せばと。

 それに、自分に都合の良い解釈や言い訳をする人もよく見かける。昨日言ったことと今日言うことが真逆の人も少なくなく、「昨日はそう思ったけど、今日はそうじゃない!」としらばっくれる。

 ある人物と久しぶりに電話で話したが、数ヶ月前のトーンとはまったく異なり、まるで別人28号のようであった。(鉄人28号に掛けたジョークは古い)

 以前は、ある人物(女性)が近づいてきた時は、飛んで火に入る夏の虫のようにウェルカムな状況を作り、いい加減な対応をしてしまい、逆にストーカー行為の危険性を感じて慌てふためくのである。

 脇が甘い。実に脇が甘い。男性が女性に対して脇が甘いのは、モテないから構ってくれる女性が現れると、「いざ、鎌倉!」の勢いでウェルカムロードを突っ走り、そして、怪我をする。

 脇の甘さは、自己管理の一部であるが、性格的にお調子者で、神輿を担がれると、とことんそれに乗ってしまい、後で大問題に発展することがある。

 筆者自身の自己管理と言えば、健康管理と筋肉維持のために、現在は腕立て伏せとスクワットを毎日のルーチンにしている。しかし、少し気を緩めると忘れがちとなり、しばしば自分を叱咤している。

 しかし、性格的に一点集中すると周囲が見えなくなり、ルーチンを大幅に超えてしまい、翌日筋肉痛になることもしばしば。先日の取材日では、車を運転しているときに右足裏がつったのである。おそらく、スクワットのやり過ぎだと苦笑い。

 このやり過ぎも、自己管理が徹底されていない証拠でもある。このように文字にすると、大人気ない自分も見え隠れするが、やはり、何事も「有言実行」で、他人の噂話に耳を貸さず、ひたすら前を向いて進むべきであろうと。

 最後に、最近、若い人たちの中で自己管理がうまくいかず、体調を崩す人も少なくない。それは、仕事やプライベートで、若さゆえの吸収力の強さが、逆に心身のバランスを崩す原因になっているに違いない。

 自己管理は、自らの健康管理から始め、心身ともに健康な状態で、仕事もプライベートも積極的に楽しく動くことが大切だ。

 以上、ダラダラとした駄文になってしまったが、自己管理の難しさをひしひしと感じている今日この頃である。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。