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2023年のネガティブ諸問題・・・

<国際問題による国内疲弊>

 先ず、国際問題が日本政治経済に影響を及ぼし、それが企業や庶民生活に圧迫をかけた一年であったように思える。庶民生活が困難な中、政府は海外支援という名目で数千億円規模の支援を行っており、実に不安定な経済政策も相まって、専門家から愚策と批判されてもおかしくはない。

<コロナ禍の煮えきれない結末>

 自然の猛威なのか、人災なのか不明だが、コロナ禍の3年間の終止符が今年になって打たれた。しかし、これもまた、ワクチン投与の副反応死やコロナ感染死などで、未解決の問題が残されている。言葉は厳しいかもしれないが、付け焼き刃的に作られたワクチンにより、人間がモルモットになったような印象が拭えない。情報操作だけは、金輪際止めて頂きたい。

<カーディーラーの不正事件>

 車は日常生活になくてはならない存在である。それを悪意に満ちた商売を行っている企業が存在すること自体、信頼を完全に根本から断ち切られた気分になってしまう。消費者はメーカーを信じ、ディーラーを信じ、その車に命を預ける訳だが、悪徳商法が暴かれると唖然となってしまう。結局は、守銭奴たちの愚行が炙り出されたのであった。

<危険運転による死亡事故>

 煽り運転や逆走、操作ミスによる暴走、飲酒や過労による死亡事故など、毎日のように報道される、凄惨な事故の詳細。特に、死亡事故を起こして救命措置を怠り、轢き逃げする人間が絶えないのも、日本人として信じられない事件である。

<性加害事件>

 芸能界やその他伝統芸能界などの闇の噂は絶えなかったが、今回の五十年にわたる性加害事件が報道されると、その闇の深さを再認識し、そのような狂人のエンターテインメントに庶民が踊らされていたと思うと、胸が痛む。

<国会議員の政治資金不正事件>

 昔の「金権政治」という名が死語になったとポジティブに考えようとしていた矢先に、再び、同様に国会議員が金銭問題の事件を引き起こしている。これは派閥云々の問題ではなく、全ての国会議員における問題であり、一個の人間として金のために政治家になっているのかと問いたい気持ちでいっぱいとなる。

<大学学内大麻事件>

 あくまでも教育の場である大学は、特に私学は相当額の助成金を税金から受けているはずだ。その大学において大麻などを所持しているとなれば、その大学への認可を剥奪するほど、厳しい措置を講じてもらいたい気持ちがある一方、僅か数人の心無い違法行為で、その大学のイメージがどん底に落ちるのは居た堪れない。


 国際問題においては、テロ国家の侵略戦争が世界を混乱させている。国連に加盟している国家であっても、常任理事国がテロ行為をしていても、それを法的に処罰し、または常任理事国資格を剥奪する手段がないことは、国連の最も脆弱な点である。

 国連全体の施設や人間を動かすのに相当な年間予算が必要であり、それを各国がどれほどの負担をしているかは明らかだが、日頃からの金銭使途が全て不正なしとは言い難いのではないか。

 オリンピック誘致も、手が挙がる国が限られてきたように思えてならない。結局は、IOCの役員やスタッフのために「おもてなしの大接待」が行われるだけであり、既得権益者への贈り物のようで、存在意義が薄れつつある。

 政治とスポーツは無関係と言いつつも、その闇の中では、不正金銭授受が行われているのは事実だ。IOC会長の発言についても、WHO事務局長の発言についても、しばしば違和感を覚えることがある。もしこれ以上手が挙がる国がないのであれば、各スポーツで国際大会が開催されている現状を考えると、本当にオリンピック誘致が必要かどうか疑問となる。

 理不尽なことが世界中で行われているにも関わらず、国内ではバブルに心酔する高齢経営者も少なくない。これは過信の極みとしか言いようがない。

 よって、現在、熊本にはTSMCなどの半導体メーカーが集結しているが、これがモノづくり日本の次世代を担うものになるかどうかは非常に微妙ではないか。万が一、中国の動向によっては、台湾が香港のようになる可能性も高く、その際に半導体メーカーはどうなるのか危惧する次第。

 最後に、今年を振り返った時に、どの問題にしても「情報操作」、「隠蔽工作」、「闇に消える」、「責任転嫁」、「搾取」、「既得権益者優先」など、その辺のブラック企業と大して変わらなぬ稚拙な手法が通用しているのは奇妙な話と言える。

 侵略戦争を正当化する独裁国家の見解を聞くと、それは茶番劇としか言いようがない。例えば、山賊たちが人を殺め、さらい、騙し、他人の大切なものを奪うことが国際的に許容されているのは信じ難い。

 「歴史は繰り返す」と言うように、テロ国家は何度同じ過ちを繰り返せば
満足のいくのだろうか。自国の国内法が国際法を超越しているところが、身勝手極まりない稚拙な法体系であると言わざるを得ない。

 最後に、上記のエッセイに対してChatGPTが評価すると、「一方的な指摘」、「感情的な表現が多い」、「客観的な根拠やデータが不足している」、「解決策が示されていない」などといった厳しい評価になるに違いない。経験上、ChatGPTの評価が読み取れるのである。

 しかし、これらの問題に簡単な解決策があるのなら、現在起きている事件や事故、そして侵略戦争などは存在しないはずである。理想論として解決策を提案するのは誰しも容易であろうけれども・・・。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。