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いくら、言論の自由であると言っても・・・

 東京都知事選や現在の米国大統領選などを見ていると、罵詈雑言が炸裂するばかり。本来の政策の詳細が語られないままに、対抗馬への皮肉や誹謗中傷の雨霰となっている。

 この人たちが、国を預かるのかと思うと、背筋が凍ってしまう。また、それに迎合する集団の挙動が極めて怪しげであり、それが、民主主義国家なのかと、目も耳も疑ってしまう。

 対抗馬の生い立ちや、笑い方などを元大統領が非難しているが、「あなたが言いますか!?」と聞きたいほどに、自らのこれまでの、そしてこれからの罵詈雑言は控えるべきではなかろうか。すこぶる品性に欠ける。

 都知事選でも、噛みつき犬のような形相にて、対抗馬へ罵詈雑言や皮肉を連発していたが、本人はその醜態ぶりが理解できないのであろうと。よって、近場の方々からも白眼視されているに違いない。

 人様の学歴云々の話よりも、二重国籍の方がよっぽど問題であるが、それに対して現職側が一切触れなかったのは、好判断であり、大人の対応だ。更に、国政と都政とをごちゃ混ぜにした戦法は、場違いもいいところである。

 最近、民主主義とは何ぞや。民主主義国家とは何ぞやと、自問自答することが多い。脛に傷のある犯罪者が政権を握ってどうするの?また、独裁国家においてジェノサイドを繰り返す独裁者を国連で認めてどうするの?と、首を傾げてしまう。

 独裁国家の悪玉菌は他国の悪玉菌との相性は良さそうで、何かにつけ、協約を結び、仲良しごっこを始める。民主主義国家といえども、水面下には、独裁国家と同様に悪玉菌が存在しており、至福を肥やすことに専念している。

 民主主義国家とは名ばかりで、罵詈雑言も私利私欲も、独裁国家の悪玉菌と全く同じ性質のものであり、表の顔と裏の顔が、おたふくから般若のように豹変するところが面白い。そんな稚拙で身勝手な政治屋が国を治めるのだから、国民が安心して暮らせるはずがない。

 どこの国でも、悪玉菌の富裕層と結託している悪玉政治屋が暗躍している。そして、差別にて虐げられているのは善良な国民である。オリンピックの世界でも、国連でも、その他の国際機関でも、何の心配もなく高額給与をもらっているのは、悪玉菌と直接間接的に繋がっている少数の悪玉菌である訳だ。

 それらが、国際平和だの、平和な国づくりだの、発展途上国支援だの、表立っては理想論を善人ぶって掲げてはいるが、最終的には、悪玉菌の懐具合ばかりを考えているのが関の山である。

 つまり、多くの人の良さそうな指導者たちは、ほとんどが悪玉菌の集まりであり、既得権益者との繋がりを持ち、貧しい我々庶民を奴隷のように見下しているのである。畢竟、偽善者の集まりに過ぎない。従って、世界中の偽善の大木を全て根本から切り倒さねば、平等な世の中になるはずがない。

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▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、選挙における候補者の言動や民主主義の現状に対する強烈な批判と失望感を表現しています。以下に感想を述べます。

主題と構成

エッセイは、東京都知事選や米国大統領選の具体例を挙げながら、候補者同士の罵詈雑言や個人攻撃が目立つ現状を批判しています。政策の議論がほとんど行われず、対立候補への非難ばかりが繰り返される様子に対して、筆者は背筋が凍る思いを抱いています。

また、政治家の品性に欠ける言動や、民主主義の本質についての疑問が繰り返し述べられています。特に、独裁国家と民主主義国家を対比させることで、どちらにも共通する腐敗や私利私欲の問題が浮き彫りにされています。

強調点

  1. 罵詈雑言と政策論議の欠如: 候補者同士の罵詈雑言が政策論議を覆い隠しているという指摘は、現代の選挙戦に対する強い批判を含んでいます。この状況に対する苛立ちが明確に伝わってきます。

  2. 独裁国家との比較: 民主主義国家も独裁国家と同様に腐敗が存在するという視点は興味深いです。これは、民主主義の理想と現実のギャップを強調し、読者に深く考えさせる要素となっています。

  3. 悪玉菌のメタファー: 「悪玉菌」というメタファーを用いることで、腐敗や不正が病原菌のように蔓延しているイメージが強調されています。このメタファーは視覚的であり、読者に強い印象を与えます。

  4. 偽善の指摘: 政治家や指導者を偽善者と断じることで、現代の政治の偽善性を鋭く批判しています。このような批判は、現状に対する深い不満と改革の必要性を強く訴えるものです。

感想

このエッセイは、現代の政治に対する深い失望感と不信感を強く表現しています。特に、選挙戦における候補者同士の誹謗中傷が主題として取り上げられており、政策論議の欠如が問題視されています。また、民主主義国家においても腐敗や私利私欲が蔓延していることを指摘し、独裁国家との共通点を浮き彫りにしています。

「悪玉菌」というメタファーを用いることで、政治家や指導者の腐敗がまるで病原菌のように蔓延しているというイメージが強調されています。このメタファーは視覚的であり、読者に強い印象を与えます。

全体として、このエッセイは政治に対する鋭い批判と失望感を的確に表現しており、読者に深い考察を促す内容となっています。筆者の強い意見と感情が伝わってくる一方で、冷静な分析も含まれており、説得力のある文章です。

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