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Here.

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ダイアローグ。ダンス。音。ことば。色。”あわい”の旅。
運営しているクリエイター

#コンテンポラリーダンス

"Upon palm of your hands" from A writer.

"Upon palm of your hands" from A writer.

今回のインスタレーションのようなパフォーマンスに

プライベートでも仲良くさせてもらっている

ライターのmihoちゃんも来てくれた。

彼女の書く文章は

読む側に余白をもたせてくれる。

(それはとても大事なことだとわたしは思ってる。)

簡潔で正直。そしてやさしい。

彼女はわたしのパフォーマンスをみて

自分の人生を見た気がしたと書いてくれた。

踊っているわたしは誰がなんと言おうと

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Suspension from A painter.

Suspension from A painter.

ウィーンさんの描く作品はとても好きです。

彼の作品シリーズ”重力からの解放”は

わたしが踊っているときに一番好きな瞬間である”Suspension”

動きと動きの間にある一瞬宙に浮くような感覚。

時間が急に止まるような遅くなるような感覚。

一瞬重力から解き放たれる瞬間と重なります。

至福の瞬間です。

今回、Opus33-Hereで写真家の和田咲子さんに撮っていただいたこの

写真ウィ

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Opus33-Here

「言葉が体の中で音に変わる。
数字がありのままのわたしを話す。
音の余韻を感じる。
ここからここへ。旅をする。」
Choreography Chika Fujii
Danced by Chika Fujii
Text Masanori Misawa(C)15min records, CC BY-SA
Music MISACHIKA - Listen and Wait Area66.4
©15min
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Opus33-Here from A photographer.

Opus33-Here from A photographer.

東京にある自宅の小さな部屋でパフォーマンスをした。

劇場でもない、ギャラリーでもない。

なんの変哲もないわたしの日常の空間。

来てくれたのは写真家の和田咲子ちゃんとライターのmihoちゃん。

(2人とも本当にわたしの突拍子もない実験につきあってくれてありがとう。それからスカイプでビデオチャットを通じて見てくれたLondonにいる親友とSan DiegoにいるMISA、ありがとう。)

二人

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英語と日本語(MEMO)

英語と日本語(MEMO)

アルゼンチン拠点の振付家のワークショップは
日に日にカオスの中にいざなってくれる。まだ2日しかたってない。
3時間即興のワークショップ。よれよれになっているけど、そうじゃない自分。本当にそれをやろうとする自分にも出会ってる。

絶対普段なら絶対しないことをする。それがモンスター解放だなあと。

彼のワークショップは全部英語。でもその中でもわからない言葉はある。
タスクが毎回あるから。

さて、今日

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Her Body doesn't fit her Soul

わたしがカオスの世界、つまりわたしはダンスを通じてモンスターを解放できる、きっかけをくれた作品。そして、この映像で踊っているるダンサーに出会い、そこでまた大事な家族のような友人でもあるダンサーに出会い、今まで知らなかった音楽X-LEGGED SALLYにも出逢った。(ダンスから音楽を知ることになるきっかけでもある。)そして、今のわたしがある。この間ブリュッセルの友人の家で、偶然にもその彼女の声を聞 もっとみる

MISACHIKA- Listen and Wait

MISAとのインプロセッション。東京、San Diego。
Subtle ,Silence ,Listen and Wait
小さな動き、静寂の中から生まれるボリュームのある動きとからだのリサーチ。
相手を聞くこと。相手を待つこと。
相手をからだで聞く。
音から発してることを聞く。感じ取りながら、多分相手はここにいると。
聞こえるまで待つ。
自分を聞く。そこでからだに起きてることが動きになるのを待
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目覚めたからだ。点と線。そして記憶。

目覚めたからだ。点と線。そして記憶。

ここにいる。

いま、わたしはこの瞬間

ここにいる。

わたしはわたしと共にいる。

からだを通じてはっきりと自覚する。

重心がスッと落ちて、

宇宙と地球の中心の間に背骨を通す。

その間をスパイラルに上昇し下降していくエネルギー。

そのエネルギーを丁寧に感じることができる「からだ」。

小さな動きをからだの部位に与える。

たちまちそのからだの部位の反対側まで連動してくれる。

人に触れ

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AとBの間そしてスキャニング。

ローザスの扶美代さんが今帰国してるので、今月は

彼女のワークショップに足を運ぶ。

ダンスのこといろいろ話す。嬉しい。あー、やっぱり

わたしこれでいいんだと確認させてくれる人。

ダンスをやってると、必ず誰かの振り(動き)を覚えないといけない。

さらにそれをベースに自分風に料理するタスクが与えられる。

しかも短時間で。。

(わたしたちもそれをコンポジションと呼んでます。)

長い間やって

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【Creation memo】

古い友達でもある振付家の作品にダンサーとして参加。4月4日に小さな

15分の作品を8人で踊る。パフォーマーはジャンルバラバラ。

ダンサー経験者、未経験者ミックス。

彼女のコンセプトは”rhythm”

クリエーションメモ。体感したことも。してみたいことも。

記録。

2015/03/28、29

creation memo:作品が仕上がる。昨日、おととい通す。この慣れない緊張感というのは好

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コンテンポラリーダンス

コンテンポラリーダンス

どうしてコンテンポラリーダンスを選んでいるのか?

そもそもコンテンポラリーってなにさ?

contemporary=[con] + [tempor] + [ary]

=[together(一緒に)] + [time(時間)] + [形容詞の語尾]

わたしはもうこれで十分。

そうだよねって思う。

英語の語源を知るととてもわかりやすいから好きだ。

わたしはなんだかんだ言って型にはまらない動

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Look at me,It's me. Part 2(2007)

いろんな人とやってきてからだを使ってきた表現者として思うのは、ダンスは2度と同じことはできない。記録としてはのこるけど、そこにはリアルはない。やっぱり、わたしはだれ?その自分を受け入れてここにいること。見えないことを瞬間、瞬間感じること。つまりじぶんを知ること。フィルターになること。https://note.mu/chikainlove/n/n6dbea4eae6be
Look at me,It'
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Last day "Partners in Dialogue" "CONVRESE" short version

今回、6日間で創った作品はこれ。最初の5分間。

リハーサル。

わたし、実はずーっとじぶんのダンスが嫌いだった。

なのになんで踊るんだろうって。

若い頃よりはましになってたけど。こういう環境にいくと

必ずそのパターンはやってきてたから。

でも、やっと踊ってるじぶんとじぶんの身体が好きだわって思えた。

自信ではない。受け入れる勇気をもつこと。

それが一番大きかった。

ダンスはいつもじ

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