今日の「きんぴら」3種。
「きんぴら」は、素材を甘辛く炒める調理法のことと知る前までは、ごぼうをそんな感じで炒めたものを「きんぴら」だと思っていました。
我が家はよく昆布と鰹節で出汁をとります。きっと〇〇産の昆布や〇〇産の鰹節を使うとより美味しいのかもしれませんが、家で毎日一定量使うものなので一般的に売られているものを使用しています。
でも、出汁をとったあとの昆布や鰹節を捨てるのはもったいないなっと思いよく昆布と何かのきんぴらを作っています。(鰹節はまた今度)
各々でも、また一緒に作っても美味しいですが、昆布は得意ではない方もいると思いますので素材別にごぼう、金時人参、昆布の3種の「きんぴら」にしました。辛いものが好きな方は是非仕上げ前に鷹の爪をたして炒めてください。
一般的な人参よりも青臭みが少なく甘く感じるので、今回は金時人参を使用してみました。
それでは。
材料・調味料 分量(2人分)
◎金時人参のきんぴら
・金時人参 半分
◎ごほうのきんぴら
・ごぼう 1本
◎昆布のきんぴら
出汁をとったあとの昆布 10cm 3枚
■ 3種類共通
├ だし汁 1カップ
※出汁は「オゴウの家ごはん」の万能だしを参照してください。
├ お水 1カップ(※昆布きんぴらの時のみ出汁にお水をたしてください)
├ きび砂糖 小さじ1
├ みりん 小さじ2
├ 薄口しょうゆ 大さじ1
1.野菜を切る
2.野菜を炒めて仕上げる
フライパンを温めてから、ごぼうと人参それぞれから炒りする。(乾かないと水分が跳ねて火傷してしまいますから)ごぼうと人参それぞれが乾いてきたら油を大さじ1杯いれる。
ごぼうと人参それぞれが油と馴染んだら出汁1カップをいれ、順にきび砂糖小さじ1、みりん小さじ2、薄口しょうゆ大さじ1を入れ強火で写真のように水分を残さないように煮立て完成です。
今日のポイント
煮立てる際に煮汁のすべてをごぼうや金時人参、昆布に含ませ、
フライパンに水分を残さないようにすることです。昆布もそれ以外もしかりです。基本は出汁と調味料を食材にすべてとじこめてあげる作業です。
辛いのがお好きな方は最後に鷹の爪をいれてさっと炒めてください。
参考まで
唐辛子は炒めるほどに辛味が増していきますのでお好みで。「きんぴら」など水分の少ないお料理においては胡麻は、火を止めてから。無駄に散らかります。
◎ごぼう、金時人参のきんぴらは「野菜の恵方巻き」と「海鮮の恵方巻き」2種にも入っています。是非こちらも作ってみてください。
◎出汁は「オゴウの家ごはん」の万能だしを参照してください。
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小河雅司
元赤坂ながずみ店主
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