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おばちゃまツアーズ     おフランス編🇫🇷💙


さてウィーンに到着して時差ボケもまだ調整されないうちに私と母はまだ夜中3時頃から支度して予約していたウーバーに乗り込む。

早朝の激安便でパリに移動するために。

まだあたりは真っ暗🌙
ウィーンの住宅地は静かなもんです。

前の記事に書いたけど、今回の千紘旅は2組のツアーガイドをすることを兼ねていて
前半戦は母と叔母をヨーロッパの素敵な景色にご案内。
妹とイトコもそれぞれあいてる日数だけ合流!

おばちゃんたちは
お金を使ってもいいからラクな方法で、が希望
なので
本来なら数千円高くてもお昼のゆっくり飛行機をとるところだけど

この移動では時差ボケが計算内だからむしろこのわけわからない時間に移動しちゃうほうがラクなはずだった。

深夜といえど日本時間ならもうちゃんと朝。
眠れずにうだうだしてるならその間に移動して朝からパリで遊んで眠くなったら早めに休めちゃう方が、いいっしょ。

そのうえで最安だからラッキー。

荷物も私はいつも通り7キロ以下で来てるので飛行機代が二千円くらいだったかな?

私はいつも日本でも東京→沖縄をLCCで3960円くらいで移動してるんだけど、それでも日本人の飛行機のイメージだとまだ「安い!そんなんで行ける?!」と言われることが多い。

でも海外で安い飛行機を探したらそんなもんじゃない。740円くらいが出てきたこともあったと思う。

それでどうやって飛行機が飛んでるのか心配になるくらいだけど、空席が出来るくらいなら埋めて、他のサービスでの課金を狙ってる。

ライアンエアーはLCCだし海外だし遅延やキャンセルでの補償や対応はたしかにひどいもんだけど、数が多いから問題なく遅刻もせず乗れる時だって実際には沢山ある。

私は海外LCCも今までに100回くらい乗ってるけど一応無事だし(キャンセルのときにそれに伴う宿泊費の補償は貰えたことない!申請できるけど、返信が遅かったりアホな回答だったりでめんどくさくなって、もういいやって折れちゃう。しつこく頑張れば、してくれると思う)

ほんとに千円とか二度見するような値段が出てる時もあるから時間に余裕のある旅ならどんどん使えばいいと思う。


話は戻ってフランス移動日。


二週間程度のヨーロッパ滞在の場合は、
体力ありあまる若者達だけじゃないなら到着日含めて3日間は身体が日本時間でも無理せず過ごせるスケジュールにしたほうがいいとおもう!

早朝にパリの少し遠い方の空港でに到着した私と母はバスで一気に市内まで行って、そこから地下鉄かなんかでホテルにチェックインしに行った。


イトコとおばちゃんは、イトコが最初の数日しか居られないこともあってどうしてもスケジュールが合わないのでイトコが帰国するまでは基本的に別行動にして、そちらのプランはそちらでとイトコに任せることにした。
そっちの子も海外留学していたので大丈夫でしょう!


その日はいつ疲れてもホテルで過ごせるようになんの予約も入れてないので、ホテルに多めにお金を使った日でもある。

といっても、他の町に比べて充分高かったのに、たいしたことない部屋。

元が狭いのに高いエリアだから本当の高級ホテルでとなったら50万とか越えてきちゃう。

そこまでは…ってなるんなら、
ぶっちゃけ4万から8万くらいまで、その程度の開きならホテルのクオリティはそこまで大きく変わらないなぁ、って感じだった。

めちゃくちゃ普通。

他の街のエアビーなら3千円で充分そうな部屋だけどおパリですので仕方ない。
五万くらいだったような。

テラスなんてヒビ入ってる。
一歩出るとエッフェル塔見える通りではあったけども

ただ、ネット予約制で使えるサウナとジムがついてたり、コーヒーマシーンや軽食があるラウンジとかはあって、
まったりdayとしては嬉しいサービス。

散歩前にラウンジでちょっとコーヒー休憩。おフランス感をだして写真撮って!とか言って読めもしない新聞を持ってコーヒー飲んでみている母。
新聞さかさまじゃない?😂
すごいアナログな!!走れば動く。
ハムスターになった気分


母はヨーロッパすら初めてで、特にこの世代に多いみたいだけどパリへの憧れが若い頃からあったんだって。

だからセーヌ川眺めて橋を歩きながらエッフェル塔の前の公園で休憩ピクニックとかして過ごして気になったカフェに入ったり…
これだけでもテンション爆上がりで。

エッフェル塔に来てるのよ!信じられないーー🤩って楽しそうでした。

凱旋門にも大喜びの母😂
私も調子に乗ってタイムリーだった
エッフェル塔ポーズ
パリなのになぜかドイツフェスみたいな、川沿いの通りでやってた屋台でも食べたい〜と言うので1食目からこんなん食べちゃった
たまたま近くに来たので有名なデパートにも
Galeries Lafayette Haussmann
デパート内も華麗な天井とか見応えあるんだけど屋上からの眺めも良くて気持ちいい
ルーブル美術館には他の日にアート鑑賞する予約してあるけど夜のライトアップも綺麗だから寄り道


ホテルに戻った頃には日本時間ならとっくに深夜なのでくたくたで一旦眠りにつくも、

夜ご飯を逃して深夜にお腹がすいても日本みたいにいつでも何か買いに行けるわけじゃないので無理やりちょっと起きて近所のレストランでなんか食べておこう!と。

ここでようやくフランスらしい食事。寝ぼけながら。

体内時計はド深夜なのに食事ってのもちょっと可哀想だったけど料理とワインは基本的に美味しくて、盛り付けも綺麗だったし母憧れのパリ感は少し出たんじゃないかと。

そして翌日、母と2人だけの間に申し込んだ現地の1日バスツアー。

行き先はお馴染み
モンサンミシェル

自力でも行けるけど、まだ時差ボケで深夜に目が覚めちゃったりしてたら移動中に何も考えずに眠れた方がありがたいし、って私もラクすることに。

パリは何度か来ている私も実はまだ行ってなかったモンサン。

まだ20歳にもなってないような頃にモーターショーってイベントでPanasonicのステージモデルをしたときがあって、
その時操作するカーナビのモニターにいつも流れているのがモン・サン・ミシェルだったからその頃は私も絶対行きたい場所だと思っていたんだけど…
ずいぶん後回しにしたなぁ。

それに、ヨーロッパはいたるところに同じような教会がある離島や旧市街地の中の教会はあって、それをいくつもまわっているとモンサンがそれほど特別なものには思えなくなってた。
でもせっかくフランス行くならここも行きたい!といった母のおかげでやっと行けた。


モンサンまでバスで休みながら連れて行ってもらえて、途中かわいい木組の家が並ぶ小さな村に立ち寄る組み合わせのツアーだった。

到着して、スリが多いと聞くと私の腕を組んで気をつけなきゃ♪と言いながらルンルン歩き出す母
ヨーロッパも古い建物の方が地力的だよね
島の中は旧市街地的な、
むこうの城下町みたいな景色
修道院あたりまで登った上から
モン・サン・ミシェルといえばオムレツが有名だからとりあえず食べておく。勿論、ムール貝をつまみに昼飲みしながら
モンサンのメイン見学になる修道院。
回廊的なね。修道院の作りも、何十箇所も見たけど大抵おんなじかんじ
こうゆう屋根とかかっこいいよね。ジブリぽい
ここは、途中立ち寄った小さな町 
ドイツみたいな木組の建物が可愛いよね
こないだ通ったスイスの町の駅前にも似てる
今回ドイツに寄る時間はなかったからこうゆう田舎の可愛い景色もさらっとでも見せれたのは良かった!
横向きごめん
その小さい町?村?で地元らしいスイーツでお茶してトイレしてちょっとお散歩して、あっというまにバスに戻る時間


結果的に母連れではやっぱりオプショナルツアーで行ってラクだったし乗り継ぎとかで時間を無駄にしないで2箇所行けて良かったと思う!

早朝に市内の事務所で待ち合わせしてからまとめてバスにご案内されて、
道中、話し上手な日本人のガイドの方が色々注意点や豆知識を含めた細かい気遣いのトークをしてくれて。

日本人ガイドのに参加することなんて久しく無かったので感動したし、怖いくらいだった

日本人を相手にするとここまで過保護にしなくちゃいけないんだなぁ、というのが!!

他の国のガイドの方でも明るく感じの良い人も熱心な人も勿論いることにはいるけど、気にかけることの細かさのレベルが全然違う。

普段、チップを取りたいだけなのが見え見えの人もいるし、自由時間を潰してでも永遠に喋ってるお喋り好きもいる。

この日本人向けの日本人ガイドさんは…
スリとかの注意は勿論、見どころの時間配分や疲れ具合やお腹の空き具合の調整、目安みたいなのもほんとに細かく話してくれて。

私が、母や叔母が一緒だから時差ボケまで心配してプランを考えてるのと同じレベルで、
大切な家族の動きを予想するように、あらゆる対策をいちいち話してくれた。


これ、
海外の現地のちょっとしたツアーにだけたまに参加してる私からすると、ただごとじゃない。
もはやクレージー。異常事態。

この細やかさが日本人なんだなぁ、なんて親切な…
という感心と同時に、
たぶんここまでやらないと日本人客からはクレームなんだろうなぁ、と思った。

普通なら自分で気をつけて自分で想像して調整することが当然なことでも、

決められないとどうしたらいいかわからないとか、「それは言われてないからしていいと思わなかった」とか「知らなかった」とか「戻る時間が足りなくて慌てた」みたいなクレームが入ったことがあるんだろうなって想像できちゃう。

ガイドさんには感心しながらも、これだけ過保護にされるのが当たり前の日本にゾッとしたのも正直なところでした。


この日からちゃんと夜に寝て朝まで寝れるかんじになってきたかな。

翌朝も結構朝早く出て、ここでイトコが帰国して1人になって心細くなる叔母を迎えに行って一緒に朝一予約のヴェルサイユ宮殿へ。

叔母はヴェルサイユ宮殿が大好きだけどイトコとも前日とかに行っているらしいから、忙しいスケジュールだっただろうし午前中ゆっくり休んでたら?と言ったんだけど、
どうゆうわけか、一人でホテルにいて退屈になったら近くにちょっとお散歩に行くとかご飯買いに行ったりするのも怖くて絶対無理だと言うので。笑

落ち着いて!どうゆうこと!なにも無理なわけないでしょ!!😱???寝不足つづきだろうに朝から大変だよ!と言ったところで
もうとにかく1人になることの不安の方が大きくなっちゃうらしかったので、
結局叔母おかわり宮殿。

わりと早い電車で来ても入場までそんなに時間がなかったから朝食は通り道のパン屋さんでさくっと。
フランスのクロワッサン、美味しいからね!

私も何度か来たことあるので母だけ初見。
でも、、ヴェルサイユ宮殿ってこんなにキラッキラの門だったっけ😂

安っぽく見えるほどにキンキラキンだった
宮殿内にあるカフェのモンブラン有名なんだけど私は一口貰ってギブアップくらい甘かった

叔母は普段からおしゃれだし自分の家も家具や壁の色にこだわっていて、前世はヨーロッパの城にいたと言い張っている。笑

なので何度来てもいいくらいヨーロッパの城が好きらしく、母にもずっと素晴らしいから見せたい!と言って姉妹で楽しんでた。けどとにかく見学中、暑い!!
たまに扇風機を見つけては私はその前にへばりついて、だらけてた。

このフランスとか先進国の、エアコンギンギンにしないとこ、良いとこだけどね☺️


午後はルーブル美術館🎨

全部見切れるわけもない広さなんだけど2人も知ってるような作品から短縮バージョンで鑑賞。

皆の都合を合わせてるとこの日しかなかったから仕方ないけど、一日中見るものが多いと感性も鈍るんじゃないかという気もする。

時間がある人は是非感受性を腹ペコにして来れるように、しっかり観てなんかを感じるエネルギーを使う観光は一日ひとつに絞るのがオススメ🥺

疲れてもういいねってなるまで見たら、
夜ご飯休憩して🍻
ホテル移動。

翌朝にイタリアに移動するのでそっちの空港に近いアパートに一泊。

新しいコンドミニアムみたいなところで、
ホステルみたいな2段ベットではあるけど人数分より沢山あって、広くて、
無機質なぶん清潔感はあった。
ここはだいぶ町のはずれなだけあって、安かった。

翌朝、せっかくトラム一本で空港に行ける便利な立地に泊まってたのに、
タクシーで行こう!タクシーで行こう!と譲らないおばちゃんず。 

そんなに言うならまぁいいか、とboltを呼んでたんだけどそれがちっとも来なくて。

10分待ちや20分待ちの車ばかりで
やっと決定して待ったのに途中キャンセルとか続いて。

そんなこんなしてるあいだに飛行機の時間が迫ってきて、トラムに乗ってたらもうついてたのになーと思ってもその時間からだともう車じゃないと間に合わなそうだから捕まえるしかない。ピンチ!

さすがに焦ってきたころにやっと車きた😭


それで無事空港についてイタリア🇮🇹ローマに飛びました✈️


ローマでは今度は妹に合流です。

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