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飛行機内の敵|暮らすように旅してみるニューヨーク編

飛行機が離陸して安定したころにパリパリとしてくるのが苦手。そんな音が聞こえるような気がして、急いで唇と指先を保湿する。

この空気が乾いている感じ、気のせいかもしれないと調べてみると、機内の湿度は一般的に10%以下らしい。
加湿器を搭載している機体(ボーイング787)でも湿度は20%前半。
我が家の湿度60〜70%に比べてもかなり低い。
サハラ砂漠でも湿度は20〜30%。それより厳しい乾燥下に、14時間も搭乗することになる。

このドライな状態は、不快感だけでなく、物理的にも老化を引き起こすわたしたちの敵だ。

敵といえば、ドラマに出てくる恋のライバル、ダイエット中に差し入れでいただくシズル感たっぷりのケーキ、活動する気を奪ってくる座り心地のいいソファーなど目に着くものを思い出す。しかし、海外旅行最大の敵は、目に見えないからタチが悪い。

乾燥が敵な3つの理由

乾燥がどうして敵なのかというと、第1に美容面
髪は乾燥してツヤがなくなるし、肌はカサついて肌荒れやシワを増やす。

第2に、ウイルス感染の危険
乾燥はウイルスにとって生きやすい環境で、人体の防御機能も低下するので感染しやすくなる。

第3に、価値の低下。
野菜は水分の5%が減少すると、鮮度や品質が低下し、商品価値がなくなると言われているが、機内にいる人間もその程度水分が奪われている。
脱水は価値が低下するどころか命に関わる。
海外旅行の知識や経験値で商品価値が上がりこそすれ、下げるわけにはいかない。

3つの出し方が適当だったような気もするが、とにかく乾燥が如何に敵であるかを理解してもらえたと思う。美と健康を脅かすのだ。

しておきたい3つの乾燥対策

乾燥対策は、言うまでもなく保湿だ。
具体的にしている対策は、

①水分をこまめに補給すること。
(飲酒にはチェイサーを欠かさないこと!)
②スプレー式の化粧水をこまめに振ること。
③特に気になる部分にはオイルを塗ること

まずは、体内の水分量をキープするために、水分を摂ること。
スプレー式の化粧水で、肌だけでなく自分の周りの湿度も上げること。
そして、保湿のためのオイルを塗ることで、保湿力をキープすること。

いままでは、リップクリーム、ヘアオイル、ハンドクリームといろいろ持ち込んでいましたが、口にも、髪にも、手や体、爪にも塗れるオイルを見つけたので、オイルはこれだけ機内に持ち込んでいます。
コンパクトで荷物が減るし、水ものじゃないので持ち込みやすいウカのオイル便利です。⬇︎ sweet talkという香りを使ってます

敵は見えていなくても、対策がわかれば恐るるに足らず。


水分は出すことも大事

もう1つ、わたしが気をつけていることがある。
それは、循環させること。

具体的には、お手洗いを我慢しないこと。

お手洗いを気にして飲むのを控える人がいるが、しっかり飲んで、しっかり出すのが健康の基本。
お手洗いに行くついでに、軽く屈伸やストレッチなどして、体の流れをよくする機会にもなる。

急な旅でもし、一番奥の席しか取れなかったとしても、乗り越えていく度胸は、旅でもきっと役立つはず?


10代の頃のように無理できないわたしたちは、乾燥対策で身と健康を維持して、ニューヨークに着く前に、野菜のように自分の価値を落とさないように気をつけたいと思うこうこの頃。


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