帰省の電話…再び

今日もお疲れ様です。
お盆休みは帰省されますか？

年齢を重ねても我ながらまだメンタルが弱いなと痛感してしまい情けなくなりました。
愚痴っぽくなっているかもしれません。
すみません。

不快な気持ちになった方はこの時点で読むのを控えて下さいね。

「帰省の電話」からの続きになります。

帰省しないわけには行かない。
使命感ではないが、歳を重ねていく両親に全く会いに行かないという選択が出来ない。
生きている間に両親にあと何回会えるのか、あの時会いに行っておけば良かったと後悔もしたくない。

本音を言えばコロナが流行り帰省を自粛できた何年かは親には申し訳ないが気が楽だった。
帰省をしなくていい理由ができたから。
自宅でゆっくりおせちを食べられるリラックスさを初めて味わっていたのもこの時期だった。
帰省を自粛した事で親は超不機嫌だったけど。

最近、親の老いをとても感じる。
少し前までは何度か来ていた電話もここ半年から全くなくなってしまっている。

帰省はしようと思ってはいた。
以前は何泊かしていたけど…
スーツケースに、帰省する荷物を準備するのも
何だかしんどいのだ。
私も歳をとっていると言う事なんだろう。
以前のようにはいかないと感じている。
もう日帰り(夜行バス)でいいと思った自分。
でも、多分母は怒るだろう。そんな気がしていた。

母に電話をした。
「もしもし、母さん、お盆休みなんだけど仕事が忙しいからなかなか取れなくて。」

次の言葉を話そうとした時に母の激高が飛ぶ。
母「はぁ～💢どういう事？帰らないって事？」

私「そういう訳じゃなくて、仕事が忙しいから」
ここで母泣く。

は????

母「母さんだって頑張って生活してるのに何であんたは…………ｸﾞｽｸﾞｽ💦」

いや、何で泣く？？よくわからない?
私「だから行かないって言ってなくて、子供も仕事忙しいし、休みがないんだよ!だから」

母「もういい！そんな事(どんな事よ?)言うんならもう来て欲しくない！もう来なくていい!!」

私は母の地雷を踏んだらしく？また逆鱗に触れたらしい。わめき散らすので話にならない。

話を紛らわす為に、ここで以前母が私に言った言葉について再び聞いてみた。

私「母さんは前、私に言った言葉覚えてる?」

母「はぁ～？何か言った?覚えているわけないでしょ!😡」

私「私だけ帰省するって言ったら、母さんは
あんただけ帰って来ても意味が無いって言ったんだよ」

母「それが何なん、当たり前じゃない！孫が可愛いに決まってるでしょ!!🔥」

私はここで10秒程フリーズ。
言葉が出て来ず、年甲斐もなく涙が出てしまったのだ。(情けないです、すみません💦)
分かっていた筈だったけど、やっぱりキツイ。

自分自身を落ち着かせる為に1回深く深呼吸をして母に問う。

私「孫が可愛いのは分かってるよ。だけど私を邪険に扱うのは止めて欲しい。」

母はそれを聞き更にヒートアップ😡😡

母「邪険になんて扱ってないでしょ!何バカなこと言ってんの!あんたって子は!💢」

私「扱ってるよ。キツイ言葉ばっかり言ってる。」

母「そんな事言ってない！」

私「言ってるよ。私なら何話しても、何を言っても良いと思ってるでしょ?」

母「母さんは誰にも愚痴を言えないんだから仕方ないでしょ!あんたにしか言えないんだから聞いてくれたっていいじゃない!!」

やっぱり思ってるじゃん。
私は母のサンドバッグじゃないんだけど…
冷静に話ができないから毎回困る。

このまま話していたら私のHPが0になると思い
とりあえず日帰りとだけ伝えて電話を切った。
切った後はどっと疲れてしまった。
やっぱり電話は嫌いだ…

否が応でも私も母の血が流れているらしく
昔の怒り方は母と同じだった。
相方と子供に指摘されて反省した。
怒りに任せて思った言葉を口にするのはやめた。

子供に言われた言葉。
「お母さんは私の話を最後まで聞いてくれない。きちんと最後まで怒らずに話を聞いてほしい。
途中で自分の意見だけを押し付けるのは止めて欲しい。
お母さんの意見を求めていない、聞いて欲しいだけの時もある。
聞いてくれて同調して欲しいだけなんだよ。」

これを聞いた時はショックだったが
相方、子供、こんな妻で母ですまないと思った。

だから私は自分を変えようと努力した。

母との電話のやりとりの間
ずっと子供に言われた事が頭の片隅にあった。

母との電話は私にとって
過去の自分と対話しているような感じだった。