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稼げる地域の観光づくり

「忙しくて本を読む時間がないよ!」というあなたの為に、博報堂を退社し、課題先進国と言われる日本の地方創生に取り組んできた著者が語る「地域が稼ぐ観光」(著者:大羽昭仁)の要点をまとめました。

私自身も地域で生活しており、都心のベットタウンとして人口を増やしてきた私のまちでは、「郷土愛」や「まちを盛り上げたい」という想いが醸成されにくい環境となっているように感じます。

このままでは開発する宅地がなくなった途端にベットタウンとしての機能がストップし、同時に人口は停滞・減少・消滅なんてことになりかねません。

前例踏襲を捨てて、もはや新たなことにチャレンジすることで生き残るしか道は残されていないのでは…と思っている日々です。

「地域資源を生かし、郷土愛の醸成ができないか?」

この本はそんな私の問いにヒントを与えてくれました!

★ 日本は課題先進国?? ★

地域の過疎化、地域の若者減少、空き家問題、廃校問題、地域コミュニティの衰退、インフラの老朽化、社会保障問題……。あまりにも多い課題です。

地域課題のロイヤルストレートフラッシュですね…

しかし、著者はめちゃくちゃポジティブにこの課題を捉えています。

今後、日本のようになる国がたくさんあるから、課題先進国である日本の未来が、そこに暮らす人々にとって楽しい未来になれば、他の国々が日本を参考にするでしょう。モノづくり先進国からコトづくり先進国へと進化し、人にとって楽しい未来を実現することこそ、これからの日本に求められる役割だと思います。

こので言われている、コトづくり=コト消費の代表となるのが今回注目されている「観光」です。

生活者の意識が、モノからコトへ変わっているからこそ「観光」というコト消費の体験を魅力的なものにし、観光を持続可能なビジネスへ。地域で若者が働ける環境を創出することで持続可能な社会の実現を図る。という考え方です。

本書では、著者が代表を務める「Team 未来づくり」で取り組んだ様々事例が紹介されており、地域の文化やそこに住む人々の想いを事業へと昇華する取組が綴られています。

では、どのような考え方で観光ビジネスを稼ぐ仕組みに変えていくのか?

どうせ難しい言葉をたくさん使ったり、

ケースバイケースとかって誤魔化すんだろうなぁ…と思っていたら。

7つのプロセスで実現していく。

たったの7つ!?

しかも、惜しげもなく紹介されていました…天才…

★ 「地域が稼ぐ観光」の実現メモ ★

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こんな素敵なスキームに出会えるなんて…

これだから読書はやめられませんね!

この他にもたくさん稼ぐ観光実現のためのアドバイスが紹介されていました!

是非購入して読んでみてください!

それではまた会いましょう!







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