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人生2周目のつもりで生きると緊張しなくなる

自分だけ未来を知っているような心持ちで生きてみる。その効果は案外大きい。

1.弱み:緊張

あがり症。緊張しい。度胸がない。言い方は色々あるが、とにかく僕はやけに緊張する。以前のnoteで書いた自己紹介の場はもちろんのこと、対面だけでなくオンラインでの発表、旧友との久々の再会、など緊張する機会は日常に溢れている。

小さい頃から"場数を踏めば治るよ"と言われてきたが、もう気づいたら22。きっと自然治癒は今後も見込めないだろう。自ら治すしかない。風邪薬が発明される前の人類はおかゆを食べ柚子湯を飲み、よく寝ることだけで治していたはずだ。自分で柚子さえ収穫できれば、無理な話ではない。

2.カギは「タイムリープ」

そして試行錯誤の上たどり着いた解決策が「思い込みタイムリープ」だ。

「思い込みタイムリープ」とは、「自分は今人生をやり直している最中だ」だと"思い込み"、これから訪れる未来をすべて知っている"気分で"過ごすことである。つまり、人生2回目のつもりで日々を過ごせばいい。

2023年2月6日現在、僕の知っている限りではまだタイムマシンは発明されていないし、もしあったとしてもヤマダ電機では購入できない。当たり前だが他に未来を知る方法もない。

誰も未来なんて知らないのだ。勝手に想像したって怒られやしないだろう。存分に知ったかぶりしようじゃないか。

ここで絶対やってはいけないのは、「成功した未来を想像する」つまり「"1度目の人生"で成功を経験したことにする」ことだ。

これでは「絶対成功するから!」と言っているのと同じで、ただの気休めに過ぎない。

3.存在しない一度目は「失敗」したことに

"1度目"の人生で失敗したことにする。これが緊張を防ぐための大事なポイントだ。1度目の人生でも成功したことにしてしまうと、「普通にやれば成功する」=「失敗したらよっぽどのヘマを犯したんだ」という思考回路が働き、余計プレッシャーになってしまう。

想像の中の"1度目"で失敗しておけば、「"1回目"の失敗よりもうまくやろう」と思い、脳が勝手に改善点を探し出してくれる。

例えばオンラインでのプレゼンがあるとき、1回目は頭が全く回らず支離滅裂な発言を繰り返した"ことにする"。すると「1回目よりもなんとかしなきゃ」に脳がフォーカスするので、緊張する暇がなくなる。人間の脳は思ったよりも自己暗示で騙せるっぽい。

「人生を2度目だと思う」そして「"1度目"はダメダメ人生を送ったことにする」この2つによって僕のあがり症はかなりマシになった。


実際、僕が人生何回目かなんて誰にもわからないのだから。

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