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留学最後の1ヶ月はラーメンを食べない【🇩🇰交換留学】

一番好きな食べ物は、鶏白湯ラーメン。豚骨も好きだけど、「東京の豚骨はどろっどろじゃないからあれで"豚骨好き"とか言わないでほしいなあ」のタイプの人に絡まれたくないので、鶏白湯の単独一位。ゲーム差は0.5か1。

1.ラーメンじゃないラーメン

そんなことを言いながら、僕自身が「デンマークのラーメンはラーメンじゃないからあれで"ラーメン好き"とか言わないでほしいなあ」のタイプの人間になりつつある。無念。

ブロッコリーが入ってたり、味噌汁みたいな味がしたりするわけではないので全然許容できるのだが、いかんせん値段が高い。4,000円近く払って食べる味でないことは確かだ。

到着直後の9月に食べて以来、3ヶ月弱ラーメン屋に赴いていない。3ヶ月もラーメンを食べないことは、明らかな燃料切れを意味する。もう鶏白湯でも豚骨でも、カップヌードルでもいいからラーメンが食べたい。

ちなみにデンマークにも日清が誇るカップヌードルはあるけど、味が全く違う。あまりにも勝手な願いだけど、日清さん、現地化、しないでほしかったな。

2.日本1杯目までの"助走期間"

帰国まで1ヶ月を切った今、ラーメン欲はメーターの最大値を裕に越していて針が振り切れる寸前だが、この1ヶ月は絶対にラーメンを食べない。ここで迂闊に変なラーメンを食べてしまったら、日本で食べる1杯目の感動は間違いなく薄れてしまう。

できることなら麺そのものを制限したいところだが、パスタなしでこの国の自炊を乗り切ることはゴジラの生け取りより難しいので諦めた。

「うわ、こいつ、安易に流行りに乗ったな」と思ったでしょう。残念ですがまだゴジラ-1はデンマークで公開されていません。多分。僕が最近見たのはシン・ゴジラの方です。やっと。

さて、1杯目のラーメンは何にしよう。成田で留学の余韻に浸りながら食べてもいいし、千葉の実家まで戻って時差ボケを完全に克服してから食べてもいい。とにかく1,000円でお釣りが来るあの味がたまらなく恋しい。

カフェの紅茶が平気で1,000円以上するデンマークに日本の物価を適用したラーメン屋ができたら、この国経済は一気に崩れるんじゃないでしょうか。それはまるでイオンの進出を許した田舎街のように。


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