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ランドセルの色が教えてくれたこと
最近、近所の小学生たちを見て、また新学期直前にみるメディアからの情報を見て、あることを思い出していました。
皆さんは「何色」のランドセルを使っていましたか?
わたしは、えんじ色っぽい、くすんだ深く濃いピンク色のランドセルでした。
わたしの頃は、今と違って「黒」か「赤(赤系)」のほぼ2択でした。
本当は、黒がいい!ってお願いしてみたんですが、
「それは女の子の持つ色じゃない」からと却下されたのを割と鮮明に覚えています。
なぜなら、
・幼稚園のカバンはみんな黄色で区別がなかった
・私立の小学生は制服着て黒いカバンを持っている子を見たから
そして、かっこいい!!と思っていたからです。
それまで(幼稚園まで)男女の違いがさほど理解ができていなかったのはあるかと思いますが、
制服の色も、帽子の色も、カバンの色もみんな一緒だったのに、急にランドセルの色で区別されるのが理解できなかったのですね。
実際、私立の小学生たちはみんな真っ黒なのを見ていたので余計に理解できなかったのですね。
今思うと、幼いのにとても理屈っぽくて、両親とても苦労したんだろうな、ありがとうと思います…
そして、結局のところは
いやいやながらくすんだ深く濃いピンク色のランドセルを買ってもらいました。
時はすぎて、小学5年生の頃
1年生の子達の中で「黄色」「オレンジ」「水色」のランドセルを背負ってきた子達を見て、とっても嬉しく想った記憶があります。
可愛いと思った以上に、
・くだらない区別がなくなった
・みんな好きなものを選べるようになった
そこに嬉しさを感じました。
日本独特の習慣というのはそれ以降の学生でもたくさんしていったわけですが、その過程の中で固定概念というのが刷り込まれていっているものだなと改めて感じます。
それが良い悪いということを言いたいのではありません。
こんな理屈っぽいわたしが、こんな経験をしたおかげで、
今カラフルな世界があること、今選択肢があることをとても嬉しく幸せに思うのです。
今年の新年度、新生活。
大人子ども問わず、また大きな変化とともにありそうですね。
その変化が笑顔をもたらしてくれます。
皆様、いつもご清覧、スキ、コメント、シェア、ありがとうございます。
皆様にもたくさんの笑顔とハッピーを🍀
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