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タンパク質(プロテイン)の効果。

私の栄養療法を語る上で絶対に欠かすことができないのがプロテイン。
プロテインは数ある中でもホエイプロテインを採用(理由はある)
1日2回(朝夜)20gずつ摂取を目標にしているが、朝だけになったり夜だけになったりとまちまち。だが1日たりとも欠かしたことはない。

プロテインとは。

ギリシャ語が語源となっており、「最も大切、第一の」という意味があるように非常に大切な栄養素である。
身体のありとあらゆる細胞の組成に関わっており、神経伝達物質の生成にも深く関与している。とりわけ脳の栄養にはブドウ糖(糖質)が最も重要とされていたが、ここ最近では脳機能に多大な影響を与えることもわかってきている。
全てのベースの基本中の基本の栄養素となっており、身体、心の状態を決定する必要不可欠な栄養素である。

プロテインの効果。

一般的に筋肉を作るイメージが蔓延しているが、それ以前に様々な効果がある。とりわけ心身におけるタンパク質の体内での利用においては、優先順位があると言われている。
まずは内臓・血液→細胞を修復→ホルモン生成→骨の生成→筋肉の生成→肌や粘膜、髪の毛や爪の生成。
生命維持に優先的に利用され、美容面においては後ということになる。
ちなみに肌や髪は綺麗だけど、内臓系の病気がある方もいる。遺伝的要因や利用経路などにも個人差があると考えている。

プロテインの摂り方。

乳糖不耐症の方はプロテインを摂取するとお腹を下すことがある。
その場合、ソイプロテインやピープロテインが進められるが、プロテインとして得られる効果はホエイに比べると劣る。
ホエイプロテインでもWPI、WPHといった記載があるものは加工・精製する過程で乳糖の大半が取り除かれているため、試していただきたい。
また空腹時を避ける、少量を小分けにして飲むなどの飲み方を工夫してみて欲しい。
また遅発性アレルギーがある方も少し注意が必要である。プロテインを数週間飲んでみて体調が良くない方は、一度アレルギー検査をしてみて、摂取の仕方を工夫することをお勧めする。

筆者が感じたプロテインの効果。

最初はまず全ての基礎となる栄養をとっているという安心感が得られる。そして体力がつく。一日仕事をして終えるだけの生活が、新しいことを実際に初めてみたり、今まで続かなかった筋トレが続くようになる。もちろん筋トレの効果も少しずつ出ている。体力がつくと、休みの日も過剰に寝ることがなくなり、今まで部屋の掃除で終えるだけの休日が、午前中に未来に向けての生産的な活動ができるようになる。また糖質の量はそのままでも、お昼ご飯後の眠気がなくなる。といいことづくめである。

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