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テンニス(tennis)のトラウマ克服物語

テニスなんて二度としない!
と思ってたけど、昨日無理やり引きずられてリトライさせられました。

アンチテンニス

なぜテンニスなんて二度としたくないと思ったか?
それは、私が極度の運動音痴だから。

学生時代、体育は見世物小屋で発表してるような気分だった。
チームプレーではボールを回されず(そりゃそうだ)、徒競走はビリ、腹筋で一度も上体が上がらず記録表に無残な「0」を書き込まれる、など。

テニスは児童会のキャンプで参加して顔面ボール食らって以来やってない。

あの黄色いボールをみると鮮血を思い出す

それくらい悲しい思い出のあるスポーツなのだった。

テンニスやることになったのはこいつのせい

土曜朝、起きたら突然彼氏先輩が「テニスしよう」と言い出した。
言い出したら聞かないので、公園にでかけることになった。
家の近くの公園はテニスコートの貸し出しをしているからです。

いつもなら言ったことをすぐ忘れる彼氏先輩

お昼ご飯はぜひうどんにしよう
わかめも忘れずに

などと関係のない話をしたがこんな日に限ってテンニスをしたいということを忘れない

結果、ばちくそ暑い正午の日差しを浴びながら歩いて公園まで行き、1時間コートを貸切ることになった。

やるからには全力だ。ボールしか見えねぇ

数年ぶりに見る蛍光色のテニスボール。
やっぱ鮮血がついてるイメージしかないなと思いました。

物は試しということでコートで打ってみる。
これがね、意外と当たる。

顔面テニスボールの14年前とは違って、社会の荒波にもまれて塩漬けにされた私は意外と動けたのだった。

それなりにボールを打ち合ったところで、テンニスのイロハを指導される。

  • ラケットを置き、利き手でボールを打つイメージで追いかける練習

  • ボールがバウンドする先を見越して前後に動く練習

  • 相手側のネットスレスレに落ちたときはラケットでボールを押してあげる

全力でボールを追いかけるうちに、以下のGOODなループができるようになった。

  • 出された課題を乗り越えてこなす

  • 褒められる

かつての私にはできなかったことが今できている!

ちょっと嬉しくなって20分×3でみっちりやってしまった。

よくよく見たらおかしいけどね。

最初あんだけテンニスやりたくねえとか言っておいてコート爆走してる自分も
テンニス経験あるわけでも、テンニス教室でもないのに私にビシバシ基礎をたたきこむ彼氏先輩も
何やってんだ?て感じではある。

テンニスコートの横は大きな児童公園なので
ろくに運動用の服も用意せず汗ダラダラで叫び合う2人は奇妙に映っただろう。

上皇と美智子さまみたいに優雅にテニスしてみたいなって思った。

また今度テンニスやろうね、と約束しました。

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