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私が5年悩み続けたことを婚約者は一瞬で解決した

こんばんは、ハニーコーギーです🐶


今回は、私が5年悩み続けたことを婚約者は一瞬で解決した話をしたいと思います。




先週の日曜日、FP3級の試験がありました。


私は午前と午後の部、学科と実技の両方を受けました。



試験時間は学科と実技合わせて3時間。


この3時間に、私は5年も夢を見続けていたのだなぁと思うと、少し勿体無い気持ちになりました。




どういうことかと申しますと、私がまだ20歳だった頃、FP3級の勉強に挫折して、試験を受けなかったことがあります。



大学の資格スクールのガイダンスで、「FP3級は将来のためにも、就職のためにも、絶対に取得しておいた方がいいよ」という誘い文句にまんまとのせられ、高額な費用を払い、受講したことがあります。


大学の資格スクールに申し込めば、簡単に受かる……。



そう思っていた私はとことんあまちゃんで、すぐに挫折しました!!!



理由は今ならわかりますが、当時の私はわかっていませんでした。


過去の私から導き出した2つの理由を、ここに記しておきたいと思います。



挫折した理由その1、私は人から習うよりも自分で勉強した方が向いていたからです。



1対1で習うならまだしも、1人の講師に対して、複数の生徒なら、好きなタイミングで先生に分からない問題があっても、質問できません。


あと小テストで周りの生徒が自分よりも高得点だと知った時、他の人はわかっているのに、自分だけわからないんだ…という焦りと恥ずかしさから、自信を失くし、ますます先生に質問ができなくなります。



それから先生と合う、合わない問題もありますよね。


これらのことから、私は人から習うよりも自分で勉強することの方が得意だと感じました。



そしてそのスクールでどうなったかと申しますと、1mmも理解せずにとにかく暗記で乗り切り、受講を終えました。



本当にもったいないことをしたと今なら思います。




挫折した理由その2、自分に合わない教科書で勉強したからです。



当時の私は、「株」とか「利息」という言葉の意味すら分かりませんでした。


ですが、私が購入した教科書では、そういった言葉の意味はもうすでに理解している前提で、進めていくわけです。



もちろん置いてけぼりです。


ネットで調べても、難しい言葉が並べられ、いまいちピンときません。


すぐにその教科書は、フリマアプリで売り飛ばしました。



「ベストセラー」とか「皆んなはこれで勉強している」とか、「このスクールではこの教科書指定」とか…。



どんなにすごいといわれる教科書でも、自分に合わなければただの紙切れです。


自分に合う教科書を探すのって大切だな、と本当に思いました。




そんな過去から5年経ったある日、私と婚約者は本屋にいました。


資格の本が並べられているゾーンで、ふと、ある一冊のFPの教科書が目に入ります。


その時、婚約者と私がした会話がこちら↓


私「そういえば大学生の頃、FPを受けようと思ったんだけど、全然分からなくて受けるのやめたことがあったんだよねー」


婚約者「へー」


私「それからいつか取得できたらいいなと思ったら5年経ってしまった…ま、いつかまた勉強しよう」



そう言って、FPの本が並べてられているゾーンから離れようとした時、婚約者が私を呼び止めました。



「これ欲しいやつ?」



え?



私はまたFPの資格本がズラーッと並べている本棚へ戻ります。



「いつか勉強するなら今でもいいじゃん?勉強を始めるのに、遅いも早いもないよ」



「欲しい本どれ?」と婚約者は私に本を選ばせます。


その時、パッと目を引いたのは、『マンガでわかるFP3級』というマンガ本でした。


その本がこちら↓




勉強するのにマンガでいいの?


文章がもっとズラーッと並べられている本じゃなくていいの?


そんな疑問を抱きながら、一冊、その本を手に取ります。



「いいねぇー。ハニーちゃんが好きそうな本」



そう言って、婚約者はすぐに私から本を取りレジへ向かおうとするので、私は「待って!」と呼び止めました。


「でも、有名な通信講座とかに申し込んだ方がいいんじゃないかな?このマンガ本だけじゃ受からないかも」



そう言えば婚約者は、なんだそんなこと?と言ったような顔をして、私にこう言いました。



「有名だからって受かるとは限らないよ?それよりも自分が好きだと思う本で勉強しなよー。受かる受からないはどっちでもいいよ」



その後も、「でも、」とか、「もしも、」とかそんな話をしたけど、婚約者は気に留めず、さっさと会計を済ませて、私にマンガ本を渡してくれました。



「ハニーちゃんが好きな時に勉強しな〜」



翌日、私は早速婚約者が買ってくれたんだからと意気込んで、勉強を始めます。



そしてあの時の不純な動機ではなく、勉強する理由が婚約者とこれから生きていくためにお金の勉強をしよう!という理由に変わりました📖



マンガだから全体像がパッとわかるし、すぐに読めるからイイ!



特にイラストが可愛くて好き!


上田惣子さんっていう方が描いてるのか〜!


他の上田惣子さんの本も欲しいな〜と思っていたのは、マンガ本を購入してから1ヶ月が経った頃。





私「あのFPのマンガ本、本当に買ってよかった!特にイラストが可愛くて上田惣子さんっていうんだけど!」


婚約者「うんうん」


私「なんかさー、資格受けてみたいかも。ま、それも今すぐじゃなくて、いつかでいいんだけどね!それより上田惣子さんがね、」



と話を変えようとした時、婚約者が携帯を差し出してきました。


私が?マークを浮かべながら婚約者を見つめると、「その試験って携帯で申し込められるやつ?」と聞かれたので、「多分?」と答えると、「じゃあ今から申し込んで、コンビニで支払いに行こうよ」と言われました。



私は暫く言われている意味が分からず、ようやく言葉の意味を理解して、「あ、いや、でも!受かるかわからないし!また今度でいいよ!」と撤回すると、「今度でいいなら今から申し込んでもいいじゃん?受かる受からないは別にして、受けることに意味があると思うよ」と言われ、私は「確かに…」となぜか妙に納得し、1秒後には試験を申し込み、10分後にはコンビニで受験費用の支払いを済ませていました。





それから2ヶ月後、冒頭に戻り、私は本当にFP3級の試験を受けていたのです。



勉強方法ですが、結局あれから私は他の教科書も問題集も一切読むことはなく、ただひたすら婚約者が買ってくれたマンガ本を読み、試験に慣れるためにネットにあがっている過去問3年分を解き、受験を迎えました。



試験の結果は1ヶ月後ですが、自己採点では受かっているので、何もなければ合格しています☺️



試験から家に帰ると、婚約者は私の好きなブリとサーモンの刺身を買って、用意してくれました🐟





ずっと叶えたいと思っていた夢は、婚約者のおかげで一瞬、正確に言えば3ヶ月で叶いました。



私にとっての「いつか」は婚約者にとっては「今」ということ。



改めて今回の出来事で、婚約者の物事の捉え方と行動力に驚かされました。



結局今回も婚約者の力を借りてしまいましたが、有言実行する女に私はいつかなりたい…じゃなくて、今からなるよ!😆



大学生の頃挫折したFP3級にまさかまた挑戦すると思わなかったし、(口ではいつかと言っていたけど)、挑戦するとしても今このタイミングだと思いませんでした。


これから私はこの勉強した知識を自分と婚約者のために最大限に活かします!


最後に長くなりましたが、私が5年悩み続けたことを婚約者は一瞬で解決した話を最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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