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全米3連覇チーム尚美学園大学チアダンス部VERITASの強さの要因とは。

尚美学園大学女子チアダンス部VERITAS
2007年設立。2013年度チアダンスの全国大会(USA大会)にて部門優勝し、初めてフロリダで行われた世界大会(IASF大会)に出場。2014,15年度のUSA大会でも部門優勝し3連覇を果たす。2015年度の全国大会(JCDA大会)では、チアダンス部門で優勝、2016,17年度と3連覇を果たし、来月2018年12/1(土)のJCDA決勝大会では4連覇を目指している。さらにNDA全米チアダンス選手権大会でも、2016年度から優勝が続き3連覇を果たした。

経歴からも本当に凄いチームというのは伝わるかと思うのですが、VERITASさんの演技は全員で一つの生き物のような印象で、毎回メッセージ性があって、グッとくるものがあるんです!!今回は、

その強さや素晴らしい演技の要因とは何か?

を皆様にお届けすべく、2018年度代表の吉原愛美さん、副代表の古庄晴菜さん、そして平井希依アシスタントコーチにインタビューして参りました😆


まずは代表、副代表へのインタビューからです✍️

代表:吉原愛美 (写真左)
日体大柏高校チアダンス部SUNDROPS出身。2014年度のUSA大会演技を見て惹かれ、VERITASに行った高校の先輩に良いチームだと勧められた。その先輩と踊りたかった気持ちもあり、入部を決意した。
副代表:古庄晴菜 (写真右)
もともと関西でチアダンスをやっていた。2015年度のJCDA大会の演技を見て、圧倒的な世界観や伝わってくるものを感じ入部を決意。関西からVERITASの為に上京した。

やはりチアダンス経験者が多いチームなのでしょうか?

チアダンス自体の経験者は少ないです。バレエやヒップホップなど違うジャンルのダンスだったり、ポンダンス(チアダンスの中でも、ポンポンを使ったアームモーションにフォーカスした演技)上がりの子が多いです。

現在何名いて、大会には何名で出場しているのですか?

31名全員1チームで出場しています。先に演技をコーチが作り、全員にポジションを与えてくれます。"その演技についてこれるかどうか"それこそがオーディションなのです。

北久保コーチや平井コーチは、どのようにチームに関わっていますか?


大会の曲や振り付けを考え、練習にはランダムで来て頂いています。本当に深く見てくれて、自分たちにしか出来ない振り付けを与えてくれます。他のチームに比べてコーチとチームメンバーの距離が近いことが特徴だと思います。

1年間のスケジュールについて教えて下さい。


チアダンスの大会には基本的に全部出ています。イベントでは尚美祭だけでなく、「川越百万灯夏まつり」にも毎年出させて頂いて、メンバー一同楽しみながら、踊らせてもらっています。

普段の練習について知りたいです。

カフェテリアや体育館で練習しています。週5回、1日3-4時間の他は各自で自主練をして、スキルを磨いています。練習が始まる前は、大会の曲を延々と流して、個々人で曲に合わせて技をやっていることが多いです。やはり正規の練習時間内だけで、スキルを上げることは難しいですからね。

練習メニューや進め方はどうしているのですか?


アップは北久保コーチ直伝のぶらぶら体操から始まります。全身の力を抜いて、体全体を使うことで温めていきます。あとは、アイソレ、クロスフロア、テクニックを終えた後、大会の振りを踊るという感じです。基礎練をがっつりやる期間は4.5月のみで、あとは大会の振りを踊ることが多くなります。普段は幹部代の3年生が回していますが、目標をボードに書いて、メニューを作っています。今日絶対に完璧にする事を前に置いておく事で、全体の意識の統一にも繋がります。

どうしてあんなに一つの生き物みたいな演技が出来るのでしょうか?スイミー(小さい魚が集まって、大きい魚に立ち向かう話)みたいだと思っていました(笑)

呼吸のニュアンスから合わせているからですかね。あとは、ここって時に大きい声出す!みたいに自分たちにしか分からない掛け声を、演技中に出して合わせています。そして最も大事なのは、コーチの言葉を一発体現する事です。それが一番の要因だと思います。

チーム全体の雰囲気を教えて下さい!


元気!というか動物園というか(笑) 個性に溢れてはいるけれど、その個性を自分の中だけで完結しないで、寄り添いあっていると思います。上下関係は良い意味でありません!

高校生に体験練習をオープンにしていますが、良い影響はありますか?


公開練習をする事で、地方からVERITASに入る為に来てくれる高校生もいます。約5分の1くらいのメンバーが地方出身者です。

ズバリ!VERITASの勝利の秘訣は何でしょうか?


結果を残すことだけにフォーカスしていない事だと思います。一番大事にしているのは、自分たちがVERITASとして、どれだけ楽しんで踊ったかです。それが結果として評価して頂いているのかと思います。

JCDAチアダンス部門4連覇を目指す上で苦労している点は何でしょうか?


一番はまとまりです。学年の人数差が大きいので苦労もあります。そんな中で、毎回どれだけ濃い練習が出来るかが勝負です。だからこそ1年生から発信される声を大事にしていますね。チーム全員が目標を心から思えるように努めています。全員で部門4連覇以上のもの、グランプリを目指しています!

今後どのようなチームにして行きたいですか?

絆とかチームに対する愛など、結果だけではなくて、中身に重きを置けるチームであり続けたいです。

最後に一言お願いします!

VERITASは他のチームからも1位を取って欲しいと思ってもらえるチームを目指しているし、そうだと思って日々頑張っています。こんなに素敵なチームで踊れてよかったと思っているので、是非これからも応援を宜しくお願い致します!

お二人ともありがとうございました✨
本当にチームメンバー一人ひとりが、高い目標を目指している事を、お互いが信じ合い、そしてVERITASが大好きという気持ちが、あの素晴らしい演技に繋がっているのだと納得しました。

最後に平井コーチへのインタビューです✍️

(左が平井コーチ、右が北久保コーチ)

VERITASでコーチをしようと思ったきっかけは何ですか?

みゆきさんと一緒に働きたい!という思いで当時会社員を辞め、みゆきさんがずっと続けているVERITASのコーチをアシスタントとして一緒させてもらうことになりました。

コーチをする中で、これだけは譲れないという思いや、意識していることなど教えてください。

作られたものではない、表情、表現で感情が溢れ出すようなダンスを追い求め続けています!そして、チームのメンバーである以上、1人も欠かさず高いモチベーションで練習に参加すること。を、とても大事にしています。

一番嬉しかった瞬間や、コーチをしていて良かったと思えた出来事などを教えて下さい。

嬉しい、悔しい、楽しい、もっとやりたい…色んな感情を仲間と共有しているみんなのそばにいれること。踊って幸せそうなみんなを見るたびに、嬉しく思います。

平井コーチから見たVERITASの魅力は何でしょうか?

圧倒的な爆発力。みんなの無邪気な笑顔!!

VERITASのコーチをする上での、今後の目標やこういうチームであってほしいなど教えて下さい。

VERITASで踊りたい、と思ってもらえるような魅力的なチーム作りをメンバーができるチーム。ただ踊って楽しいだけじゃない、中身の伴ったチーム。そこから生まれる演技をどこにも真似できないものにしていきたいです!!!


平井コーチありがとうございました!幹部の2人からも感じられたように、非常に愛に溢れていて中身のぎゅっと詰まったチームなのだなと改めて思いました💘

VERITASの皆さん本当に本当にありがとうございました😭✨
彼女たちの強さの秘訣とは。。。

チームメンバー一人ひとりとコーチの信頼関係から生まれる、自分達にしか出来ない演技への愛と自信である。

と感じました!!

12/1(土)JCDA決勝大会@武蔵野総合スポーツプラザ

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