【展覧会】キジ島にある農民の家
1920年6月8日に、カレリア共和国ができました。
カレリア共和国のいくつかの町や村、島へ行きました。
初めてのロシア旅行で初めて訪れたのがカレリア共和国だったので、私の印象はものすごくいいです。
今日は、オネガ湖にある世界遺産のキジ島へ行ったときに買った絵葉書を紹介します。
2011年8月に訪れた時は、デジカメでなく使い捨てカメラだったので、室内の写真をきれいに撮ることはできませんでした。
そのため、絵葉書を買いました。
サモワールと食器です。
生活で使う道具です。
赤ちゃんのゆりかごです。
ペチカです。ペチカの上で、子供たちと女性が寝たそうです。
ここに15人くらいで住んでいて、女性と子供はペチカの上に寝て、男性は、木の椅子の上に寝ていたようです。
イコンもあります。布の刺繍は、娘が嫁ぐまでに家ごとに伝わる模様を母親が教えるようです。私は、この刺繍に一目ぼれをして、ロシアの刺繍に興味をもちました。
一応、ベッドもありますが、住人が多いので、男性は硬い木の椅子に寝ます。
私がイメージするロシアの風景でした。
これを初めての旅行で見ることができたので、その後、何度も旅行に行きたくなりました。
現在は、10年くらいかかったキジ島の修復作業が終わったので、行けるのなら、もう1度行きたいと思うくらい、好きな場所です。
モスクワから行く場合は、レニングラード駅から寝台列車が出ています。
モスクワを21:05に出発すると、翌朝、7:50にペトロザヴォーツクに到着します。
そして、宿泊していなくても、朝食料金を払えば、朝ご飯をカレリアホテルで食べることができます。
実際、そういう日本人女性が1人で現れました。ただ、ホテルの人に言葉がなかなか通じなくて、大変そうでしたが、無事に私と一緒に食べました。
その後、1時間20分、船(確か、5月から9月まで運航)に乗って、
キジ島へ行くことができます。
今日紹介した絵葉書は次のような民家の中です。
キジ島にホテルはないので、午後の船でペトロザヴォーツクへ戻ります。
ペトロザヴォーツクに宿泊して、市内観光をしてもいいです。
強行スケジュールですが、そのまま、ペトロザヴォーツクを22:00に出発する寝台列車に乗って、翌朝8:50にモスクワに着く方法もあります。
しかし、オネガ湖は、天候によって、キジ島へ行く船が欠航となる場合もあるので、旅行日程に余裕をもっておいた方が無難です。
もし、船が運航されていても、真冬の日本海みたいに波が高いと船酔いになる可能性もあるので、乗り物に弱い方は、念の為に酔い止めを持参をした方がいいです。
私は、2回キジ島へ行っていますが、1回目は波が高くて、ひどい船酔いになりました。
船の乗り降りするあたりは、外の空気を吸えるので、気温は低かったけれども、酔ってからは、そこに立って外の空気を吸っていました。
一応、船にトイレが1つあります。気持ちが悪すぎて、トイレの様子を覚えていませんが、トイレットペーパーはなかった気がします。私は持参していたので、それを使いました。
2回目は、穏やかで船酔いになりませんでした。船の先頭部分が一番揺れるので、酔いやすい方は、景色を諦めて、真ん中あたりの座席に座ると酔いにくいです。
【6月8日の過去記事】
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