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身近な人を幸せにすることが、私の原動力。現役女子大生モデル”米原夕貴”さん

現役大学生として、管理栄養士の国家資格を取得すべく栄養について学ぶ多忙な生活の中で、モデルとしても精力的に活動。2016ミス・ユニバース・ジャパン福岡ではファイナリストに選出されました。現在も福岡を中心にさらに活躍の幅を広げている、米原夕貴さんの、魅力の裏側についてお話を伺いました。

■米原 夕貴(よねはら ゆうき)プロフィール
出身地:熊本
活動地域:福岡を中心に九州エリア、東京
経歴:幼少期からモデルになりたい夢があり、大学進学と共に福岡のモデル事務所に所属。ミスユニバース福岡2016ファイナリスト。現在はモデル・MC・ソーシャルメディアマネジメント・栄養学生など、多岐にわたる活動を全国で展開。
座右の銘:われ以外みんなわが師

Q.現在、大学で栄養について学びながらお仕事もこなして活躍されていますが、どんな心のあり方や認識の変化が今の活動に繋がってると思いますか?

米原 最初にモデルになりたいと思ったのは、実は5歳くらいの時なんです。小さい頃から身長が高くて、両親と出かけると、両親の友人から、「娘さん背が高いね〜!モデルさんになったらいいじゃない!」と言われることがよくあったんです。その時、両親は「いやいや、そんな。」と言いながら、私から見るとすごく喜んでいるように見えたんです。それで、「モデルになったらお父さんとお母さんが喜んでくれるんじゃないか。」そう思ってモデルになりたいと思うようになりました。

記者 なるほど。最初はご両親を喜ばせたいという気持ちだったのですね。また今は、モデルだけではなく大学生として管理栄養士の資格を取るべく、栄養の勉強もされていますよね。管理栄養士になりたいと思ったきっかけはどんなことだったのですか?

米原 実はモデルももちろんなんですが、高校生の時は放射線技師になりたいと思っていたんです。ただ、高校2年生の頃に福岡のモデル事務所からスカウトされて、中々モデル活動についてOKをくれない母親から承諾を得ることができた時に、「福岡の大学に通うなら国公立の大学じゃないとダメ。」と言われたんです。でも、放射線技師になるための学科で国公立の大学を目指すのは、正直難しかったので、母にも協力してもらいながら大学探しをやっていました。その際に母が「管理栄養士ってどう?」と聞いてきたんです。
 その時、今まで全く考えていなかった管理栄養士にとても魅力を感じました。それは、管理栄養士は身近な人を救えるというところでした。放射線技師は、特殊な技術ゆえに病院に来てくれた人やその家族を救うことが中心になりやすいですが、管理栄養士だったら、もっと身近な父や母の老後の食事を考えられたり、将来のパートナーに対して素敵な食事を作ってあげられると思ったんです。それで、高3の夏にガラッと変わって、管理栄養士になろうと決めました。

記者 モデルになろうと思ったきっかけもそうですが、両親や家族などの”身近な人”を幸せにしたいという気持ちがとてもあるんですね。そして決断が早いですね!

「経験、それは人それぞれのフィルターを通して積み重なるもので、唯一無二のもの。」

Q. これから様々な仕事をAIが代替していくといわれていますが、AIが活躍する時代に人間に求められる事は何だと思いますか?

米原 ”経験”だと思います。管理栄養士もいつかAIに取って代わられると思います。でも、経験の部分は、人それぞれのフィルターを通して積み重なるもので、それは、唯一無二のもの。だから経験を提供していくというのはすごく大切で、AIに負けないものだと思います。
 自分自身も、自分というフィルターを通して感じることを大事にするし、相手も相手のフィルターを通して感じていることなので、相手の感じたことも、自分にとっての新たな発見になりますね。

記者 本当に自分のことを大切にし理解するのと同時に、目の前の相手のことも大切にしようという想いがここにも表れているのですね。

「子どもたちが元気になっていくためにも、これからお母さんになっていく若い女性を元気にしたい。」

Q. どんな美しい時代を創っていきたいですか?

米原 私は美しい時代はつくれないって思うんです。つくれたとしても、
もっともっと時間がかかる。そんな感じですね。これだけ人が多く、常に入れ替わりもあるので、常に美しい時代を保ち続けるのは難しい。
 やっぱり人間の特性として、弱者を見つけるとか優越感に浸りたいとかいう気持ちを持ち合わせていると思うので。

ただ、だからと言って何もしないのではなく、自分にできることをやろうって思います。というのも、私はフランス革命の時代がすごい好きなんです。当時は、市民一人ひとりのちょっとした運動で国を変えていったんですよね。そんなふうに、自分のアクションは微々たるものだけど、それを積み重ねていくことで少しずつ少しずつ、変えていっていけたらなって。
 マリーアントワネットの言葉として有名な(諸説あり)、「パンがなければケーキを食べればいいじゃない。」というセリフも大好きです。ないなら作ればいいじゃない。っていう感覚が。

記者 美しい時代をつくれないというのが、まっすぐに社会や人間を見つめているからこそ思えることであり、決して諦めとかではないからこそ、自分にできることをやろうという主体的な気持ちになれるのですね。

米原 はい。その上で私は、20代の若い女性たちに、栄養の大切さを伝えていきたいと思っています。それは、これからお母さんになっていく人たちだからです。母体の栄養状態は生まれてくる子供に影響すると言われています。。だからこれからの時代を生きていく子どもたちの幸せは、子どもたちの一番身近な存在であるお母さんが健康で幸せであることが必要です。
 なのでまずは女性たちが元気になって、そして生まれてくる子どもたちも元気になっていく。そうして日本が元気になる。そう思っています。
あと、自分が教えたことが後世に受け継がれていくのも、ロマンチックですよね?(笑)

記者 確かに素敵ですね!米原さんと出会い、正しい栄養の知識を得て、そして、“家族や身近な人を幸せに”という想いが伝わっていったら、きっと米原さんと出会った女性たちは幸せなお母さんになって、子どもたちも元気になりそうですね。
 自分自身の心のあり方をふりかえらされる、大変深いお話でした。本日はありがとうございました。

【編集後記】
今回記者を担当した大野と山口と相良です。
 一見すると、お仕事柄外に外に意識が向いていくようにも思われますが、常に自分自身、そして家族や身近な人への強い想いがあるところに感銘を受けました。だからこそ内面の美しさからくる米原さんのブレない美しさがあるのだと思いました。これからのご活躍を心からお祈りしております!

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この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36


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