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インハウスデザイナー。2年目

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  • コンテンツの感想たち。

    1ヶ月に1回ジャンルを問わずコンテンツの感想を書いています。

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お笑い賞レースのロゴを比較してみよう

最近疲れた時は心を無にしてロゴをトレースしている。 キングオブコントが近づいてきたが、この番組ロゴは開催当時からベースは変わっていない。M-1グランプリも時代に合わせてマイナーチェンジを繰り返しているが基本レイアウトはそのままである。 そこで、トレースついでにお笑い賞レースのロゴについて考えてみることにした。次の画像に2020の主要な賞レースのロゴを示す。ytvや歌ネタ王は知名度は低いものの比較的ロゴにこだわっていたので入れてみた。 なんだろう。個人的にはロゴのクオリテ

    • 社会人1年目、有給を使って画塾の夏期講習に行ってきた。

      今年度中にコロナが収束するとは思ってない。 だから、夏休みをとっておいても海外旅行にはどうせ行けない。 ということで、かねてより行ってみたかった画塾というものにいってみむとてするなり。 デザイン職で会社に入社したものの、工学系出身でデザインは大学に入ってから独学で学んだために、人生でまともに絵を描いた経験というのが他のデザイナーと比べてあまりにも少ない。 美大生への憧れ、絵が上手くなったらやりたいこと、描けないことによる悔しい経験などが積み重なったまま新卒一年目を迎えたが

      • Playdead『INSIDE』 妄想。

        Playdead『INSIDE』のプレイ後、なんとも言えないラストにモヤモヤして、感想を書いたり色々な考察を見ていた。 考察を漁っているうちに自分なりの答えを出してみたくなったのでプロローグとエピローグを書く。自己満。 ----------------------------------------------------------------------------- INSIDE Episode.0 災害仲違い 22XX年、地球規模の大規模な地殻変動が発生した。

        • Playdead『INSIDE』感想

          映画でも漫画でも、ホラー系の作品が苦手だ。きっかけをはっきりと覚えていて、子供の頃に観た『隣人13号』という映画の描写がトラウマ過ぎてそれ以来“それっぽい”匂いのする危うい作品には近づかないことを心がけて生きてきた。 怖くて今でも見れない。 ゲームに関しても、グラフィックで評判の良いホラー作品があると悩んで悩んで結局ゲーム実況で満足してしまうことが多い(実況者の明るい反応を聞きながらでないととても見れない作品もある)。そんな中、ホラー要素がまあ耐えられそうで前評判がとても

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        • コンテンツの感想たち。
          5本

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          Dr.ハインリッヒの漫才感想〜『トンネルを抜けると』を中心に〜

          「トンネルを抜けると、そこにはめっちゃデブのイワシがチャーハン食べてたわ」 「え、どれくらいのデブ?」     ———— 漫才『トンネルを抜けると』 嘘をつくことが基本的に良しとされない世の中だが、どういうわけか創作の世界でだけは嘘が積極的に受け入れられている。 しかし、漫才という分野における嘘は取り扱いが難しく、M-1グランプリの審査コメントなどを見ていると、語り手の人間性が見えない漫才は減点にはならずとも決して加点対象にはならない。素人ながらに、主流の漫才を作るには自

          Dr.ハインリッヒの漫才感想〜『トンネルを抜けると』を中心に〜

          初めてちゃんと観るジャッキー・チェン。『プロジェクトA』感想

          最近、SASUKE→ジャッキーちゃん→ジャッキー・チェンという少々独特なルートでコンテンツにハマっていって、映画『プロジェクトA』にたどり着いた。 全く世代ではないので、ジャッキー・チェンという人物は知っているものの、作品は小さな頃に『酔拳』と『ベスト・キッド』を見たような見てないような、という程度の知識レベル。 大人になってから初めてきちんと観るアクション映画だった。 まず驚いたのは、単純に人数の多さ。これだけの役者を集めて指示を出すのも大変だろうし、演者がこれだけいる

          初めてちゃんと観るジャッキー・チェン。『プロジェクトA』感想

          ストーリーテリングの未来を感じるゲーム『Florence』感想

          たまたま時間が空いたので、DLして以降「積んだ」ままになっていたiPadのアプリゲームをやってみることにした。前評判によれば、ゲームだったかアートだったかとにかく何かしらの分野の賞を受賞していて、可愛らしいイラストや音楽へのこだわりが高い評価を受けているとか、そんな感じのゲームだったはずだ。 「はじめから」ボタンを押してすぐに、説明もなくお話が始まった。なんとなくそれっぽい場所をタップしていくだけで次々と場面が移り変わっていく。なるほどこのアプリは初見でも直感的に操作できる

          ストーリーテリングの未来を感じるゲーム『Florence』感想

          コンテンツ感想「兎が二匹」

          とりあえずサクッと泣きたいような時、観たり読んだりするコンテンツというのがいくつかある。2巻完結の漫画、『兎が二匹』(山うた、新潮社)もその中の1つである。不老不死の女性と、その女性と一緒に暮らす青年の話。 不老不死設定というのは小説や漫画の中でやり尽くされたネタのようにも感じられるが、代表的な作品はというと意外と思いつかない。最近だと漫画『亜人』や『不滅のあなたへ』などはここに該当するだろう。しかし彼らには(少年漫画ならではの)与えられた使命や戦う相手が存在する。対してこ

          コンテンツ感想「兎が二匹」

          海外のスーパーのチラシデザインを集めて日本との違いを考える。

          ふと気になってPinterest等を使って海外のスーパーのチラシ画像を集めてみた。本業の息抜き的自由研究の成果として、分かったことを軽くまとめたい。 早速、こちら。 全体的に文字と画像が大きい。イタリアは特にフォーマットが統一されているので異常に見やすい。その代わり情報量は控えめ。インドのデザインが意外にもおしゃれで一番好き。 日本近隣の国はこちら。 中国と韓国は既視感のあるレイアウトと文字のスタイル(赤文字を白でふち取る、金ピカグラデーション)で、色使い以外は日本と

          海外のスーパーのチラシデザインを集めて日本との違いを考える。

          人生観

          人生観

          CourseraでGraphic Designを学ぶ

          オンラインでグラフィックデザインが学べる!ということでCoursera上でカリフォルニア芸術大学(CalArts)が提供しているグラフィックデザイン専門講座を受講したので記録に残しておきます。楽しかった! グラフィックデザイン専門講座は全4コース。 1. Fundamentals of Graphic Design 2. Introduction to Typography 3. Introduction to Imagemaking 4. Ideas from the H

          CourseraでGraphic Designを学ぶ

          1対1の会話が苦手な理由を自分なりに分析してみた

          先日、なんとなく気になって調べてみたら、 "オタクの喋り方が同じなのは会話をアニメや漫画で覚えたからだ" という言説を見かけました。ちなみに「オタク 喋り方 なぜ」で検索するとわらわら出てきます。 確かにそういうことはあるかもしれない…!となかなか説得力のある説だったのですが、そこではっと思い当たることが。 「あれ、私って小さい頃アニメや漫画にはあんまりハマらなかったけど、バラエティ番組とかお笑いばっかり観てたよね」 「ということは、私は会話をお笑いで覚えてしまっているの

          1対1の会話が苦手な理由を自分なりに分析してみた