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✿チョコサクラ✿ Chocolat et Fleurs de Cerisier ショコラテ フルール ドゥ スリズィエ

♢♢テーマイメージ♢♢
陽は暖かく、風はまだ冷たい。
何処となく冬が終わる予感を覚える、
ある晴れた日の散歩道。

町並みを洋風の印象に見せている
赤茶色の煉瓦壁に沿って寒桜が並ぶ。
気まぐれに綻び始めた蕾の下では、
あちらこちらが華やかに飾られている。

バレンタインに向けた戦略、
イベント商戦だと分かっていても
可愛くてつい見ちゃうのよね……。
今は、特に。

淡い想いを秘め、そんな事を考えながら。
キラキラ輝くアクセサリーみたいに
目に映る綺麗で可愛い沢山のお菓子達。

桜が花咲くように、この想いも
綺麗に色付き満開になりますように。

桜とバレンタインチョコレートをイメージした作品です。

テーマイメージに取り入れたのは“寒桜”。
桜全般の花言葉は「精神美」「優美な女性」ですが、寒桜はソメイヨシノよりも早咲きで1月や2月に咲くことから、花言葉は「気まぐれ」なのだとか。
寒い時期に咲く桜は他にも、緋寒桜(あるいは寒緋桜)、冬桜などがありますが、寒桜はまた別の品種としてあるそうです。なお、冬桜については寒い時期に咲く冬咲きの桜を総称して使われることもあるそうですが、冬桜という品種自体があります。
桜は長く広く愛されて親しまれているためなのか、日本に分布する80%が染井吉野だと言われつつも、品種は実に600種以上もあるのだとか。更にそれぞれの主だった桜に花言葉もつけられていて興味深いですね。
私は山桜の「あなたに微笑む」が一番好きです(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠✧⁠*⁠。

お菓子業界の陰謀論も根強いバレンタインデーですが、2月の一大イベントとして親しまれて続けています。
バレンタインと言えばやはりチョコレートを連想しますね。味の良さを売りにしたシンプルな商品もありますが、多くの商品はパッケージも中身も可愛い飾り付けで、このシーズンは特にお菓子売り場が華やかな印象です。

また、製菓コーナーの賑わいもひとしおですね。近年は簡単に作りやすいレシピも多く、バレンタインの時期だけお菓子作りに挑戦する方も居るのではないでしょうか?

作品イメージに取り入れた石畳チョコも、実は作りやすいとされています。
石畳チョコは生チョコレートを平らに形作ったもの。フランス語で “Pave de Chocolat” パヴェ ドゥ ショコラとも言われますが、 “Pave” パヴェが「敷石」や「石畳」の意味になります。
生チョコは、簡単に書くと生クリームとチョコレートを1:2の割合で混ぜて冷やすだけ。生クリームの代わりに牛乳を使うこともできますが、割合は牛乳を少なめにして1:4くらいにするほうが固まりやすいようです。
ケーキやクッキーのような焼く工程が無いこと、基本的には混ぜて冷やすのみで特別な道具が必要ないこと、生チョコは材料が少なくて美味しいと人気があることなど、作りやすいとされるのはいくつか理由があると思います。

ケーキほど複雑な飾り付けではなく、作品のような少しの飾り付けでも美しく見えやすいのもポイントかもしれません。ココアパウダーや粉砂糖を掛けたり、星やハートの型で抜いたり、アラザン(小さな銀砂糖粒)や小さなドライフルーツを少し乗せるだけでも一段と綺麗なデコレーションに見えるもの。
こんな簡単な一手間でも見違えて綺麗に見え、達成感もありつつ、何だか不思議な気持ちにもなりますね。
簡単で綺麗で美味しい、つまり素晴らしい。至福のスイーツ・生チョコレート、私は大好きです♡⁠(⁠Ӧ⁠v⁠Ӧ⁠。⁠)

さて、色々と書いていましたら私はチョコレートが食べたくなってきてしまいました(笑)。
皆様もここら辺で、一口甘いものをお召になられては如何でしょうか?(๑´ڡ`๑)

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