記事一覧
空想の、暮らし、夜のあし音
好きなまちの夜
きもちいい風
帰る家は無いのに
家路を急ぐ人ひとにまぎれる
ほんの小さな幸せ
かりそめの幸せ
こんな夜に空想の羽を広げて
いつかはここに住んでいるのかもって
隣のサラリーマンはいつかのわたしで
今、ここ、かもしれなくて、交錯するもの
甘いひと時。とろけるような
そんな風
かみのけを絡めて、そっと消えた。
頬は、まだほてっていて、
残ったのは夏の微香だけ。
何もやることのない日曜日
私は何もやることのない日曜日を恐れているのですが、
それと同時に、同じくらい愛しているのです。
それは、光と闇を同時に見るようなことでは無いでしょうか。
有り余った時間を、自分自身をかえりみることに使うのは、時に毒であります。
何度も変わらない答えに着地して、息がもたなくなってしまうこと。
何度も問いかけているうちに、その問いが刃になって貫くかもしれないこと、