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🎵雨の日に聴きたい歌③ 胸キュン💛雨ソング(6曲)


「雨の日に聴きたい歌」

3回目の今日は、胸がキュンと締め付けられるような甘さ、せつなさ、ほろ苦さが漂う「雨ソング」の数々を特集してみたいと思います。

第2弾はこちら👇



①優しい雨 鈴木祥子
作詞:小泉今日子
作曲:鈴木祥子

タイトル通り、とても優しい気持ちになれる一曲。

1993年1月~3月オンエアのドラマ、『愛するということ』の主題歌。
主人公役であり、作詞者である小泉今日子さん本人が歌唱した。

本記事で紹介するのは、作曲者である鈴木祥子さんの歌唱バージョン。
(個人的に)この歌を聴くたび、降りしきる雨の中の「出会ってしまった二人」の姿が脳裏に描き出され、そのたびに胸が「キュン」となる。

そう、「出会った」ではなく「出会ってしまった」のである。
この「~てしまった」は、文法的に見ると「完了」の意を表す。
ただ、そこに後悔の念を含むとしたら、「後悔」のカテゴリに分類すべきかもしれない。

しかし私なりの感性で聴くと、「驚き・戸惑い」という、独自の文法カテゴリを作って分類したくなる。

「こんな運命的な出会いをするなんて!」という、歌の主人公の驚き・感動が聴こえるからだ。

蛇足だが、この歌は最近の自分の状況と少し重なる部分もあり、つい歌詞に強く共感してしまう(これも「完了」「後悔」ではなく、「驚き・戸惑い」の「~しまう」)。



②雨宿り 五輪真弓
作詞・作曲:五輪真弓

元恋人同士の再会のシーン。
「雨宿りのように」とあるので、実際に雨が降っているのかどうかは定かでない。

それはともかく、別れた過去を後悔しない、互いの夢を尊重し合える、素敵な「元恋人」同士の再会。

もしこのシーンに雨が降っているとしたら、二人を包み込むような霧雨かもしれない、と想像してみる。




③時雨 龍玄とし

作詞:minatoku
作曲:Kaori Ohkoshi

龍玄としさんのハイトーンボイスは、雨天の情景を描いた歌でも快晴にしてしまうような、カラッと乾いた響きをまとう。

「僕は あなたを 忘れない」
この詞もまた、キュンと来る。



④雨の中の二人 橋幸夫

作詞:宮川哲夫
作曲:曽根一郎

昭和の名曲から。
この曲は個人的に、イントロを聴いた瞬間から胸が高鳴る。
そして歌詞全体、恋のときめきが詰まっている。

「別れたくない二人なら 濡れてゆこうよ どこまでも」
本当なら憂鬱な気分になる雨の日が、むしろ待ち遠しくなるような情景・心理描写だ。



⑤語り継ぐ愛に 来生たかお

作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお

この歌もイントロを聴いた瞬間、歌に恋してしまう(笑)
「愛を語り継ぐ」
なんと美しいフレーズだろう。

ただし、愛を語り継ぐ相手はなにも、恋人限定というわけではない。
家族や恩人、友人でもいいと思う。

それにしても、一人の女性としての感性でこの歌を聴くと、来生たかおさんの甘い歌声にも酔ってしまう。
個人的には「至高の胸キュンソング」として推したい。




⑥人魚 NOKKO
作詞:NOKKO
作曲:筒美京平

恋人同士が雨に打たれながら泣く(別れのシーンやロマンスのシーン)、これは多くの「雨ソング」に見られる情景描写。

「抱いて」という詞の3回リピートにより、歌の主人公の恋愛感情の高まりが強く伝わってくる。

この歌の物語に降る雨は、傘がほとんど役に立たないような、風を伴う強打の雨を連想する。





本日の記事は以上です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m

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