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認知サービス市場2000億円というけれど

 日経記事から。2050年にお年寄りのほぼ3人に1人、1200万人が認知症とその予備軍になるという。更にこの記事ではこれだけの認知機能弱者が出来ると認知サービスの市場規模が2000億円になるという。さすが日経、転んでもちゃんと新しい市場を予測する。

 だが2050年日本の人口予測は約9500万人。今から約3300万人減るが、65歳以上が1200万人増えて、生産年齢は3500万人減る。一体この認知サービス業は誰が支えるのだろうか?

 今でも常に人手不足のこの業界を担うのは誰だろう?生活の基盤である生産財や食料を生み出す業界さえどんどん人手不足になっていくのをみると、元気な高齢者か外国人ぐらいしか思いつかない。

 日経記事を読むと、DXの活用・ロボットの導入・AIの活用等が示されているが、十分な開発人材・資源は投入されているのだろうか?少子化対策も重要だが、人口減での高齢者対策も考える時期かな。




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