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自治体の非正規と予算

 共同通信の報道によれば23年4月時点で20年の同時期に比べ自治体の非正規職員が6.9%増えたそうだ。財政難で正規を増やせないのが主な理由とのこと。

 非正規職員は賃金水準も高くなく予算がないと簡単に雇用打ち切りとなる職員もいるという。予算がないから非正規に頼るので更に賃金水準も安くなる。予算を増やして非正規の賃金を上げたとしても票にはならないから議論の対象にはならないのだろう。

 もっとも予算を増やせばその分税金に跳ね返るのだから住民側も簡単にいいとは言えない。またふるさと納税導入以降村の年間予算よりも多い納税で潤っている村もあるというが、一方であまり特色のない自治体等は税金の流出に悩んでいる。
予算確保は難しい。

 やはり自治体の予算は人口に見合ったものでないと適切な行政サービスと職員への適切な報酬が出来ないのではないのか。行政サービス、予算、非正規の雇用全てを解決する方法。誰が考えるのか?

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