AIアートもアート
日経記事より。イメージの元になる画像や文字を取り込み画像を生成するAIの発達が著しいとのこと。以前はさほど精緻でなかったものが、今では本物と見分けがつかない画像も生成され、アメリカではAI作を隠して入賞してしまったケースもある。
絵が描けない人も話さえ出来ればAIが漫画を作ってくれる。絵が描ける人も面倒な作業をAIに任せられる。等々、画像作成AIを用いる利点は理解出来る。
問題は果たしてその絵が芸術と言えるかということである。過去生きた画家の絵をAIに学習させ、その画家の作品傾向に似たものを産み出すことも可能になる。そしてそれを画家の未発表作品として売り出すなんてこともあり得る。贋作が見破り難くなることを考えないといけない。
しかし新作に関しては、既にあらゆる形のアートが現れており、AIも一つの道具と考えれば作品として成り立ってしまう。何がアートか?もう少し議論が深まるとは思うが。
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