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絵を見るとは?

 日経夕刊コラムである美大の教授が、
「美術館の絵の前で、ジッと目を凝らして、息をこらして見ている人を良く見かけるが、それが本当に「見ている」ことになるのか。「見る」とはモノの真の声を聞くことだ。」
と言われている。

 えー。ど素人に声なんて聞こえないよ。そんなインスピレーションがわく人しか「見て」はいけないのだろうか?いきなり美術鑑賞の要求水準を上げないで欲しいと突っ込みたくなった。

 文脈からすると美大で造形とかをやっている玄人の卵達にかけられたことだとは思いたいが、やはり美術鑑賞するためには素養が必要なのだろうか?

 自分は美術を学んだことはないが、絵を見ることが好きなので、美術館で絵の前でジッと目を凝らしたりしている。無論何の声も聞こえてこない。教授にとって残念な鑑賞者なんだろうな。

 次から絵を見る時にどう見ればいいのだろうか?これまで通りの自己流でいいのだろうか?
ちょっと悩ましい。



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