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就活を経験した私が、「学歴フィルター」の是非を語ってみる

マイナビから「大東亜以下(9)」というタイトルのメールが該当する学生に送られ、「学歴フィルターではないか」という言及がTwitterに広まった件について、のびのび思ったことを語ろうと思います〜〜✊🏻※この意見は尖っています。


まず、全部ではもちろんないが、企業の多くは学歴フィルターを用意しているだろう。

実際に、企業の立場(ここでは大企業)に立ってみると、学生から何千、何万もの応募が殺到する。そうなったら、正直な話、1枚1枚似た「バイトリーダーで〜〜」「サークルの活動で〜〜」のようなESを見ていては時間がかかり過ぎてしまう。
学生からしたら、渾身の1枚かもしれないが、企業からみると、何万分の1。つまり非効率。


だとすると、実際に必ずしも働く上で最重要ではないが、ある程度努力の指標となる学歴フィルターを導入することは、理にかなっている。
だって、企業は学生のために採用するのではなく、多くの場合はあくまで、自社・利害関係者・社会のために採用を行う。であるならば、より能力の高い方を採りたいと思うのが妥当ではないか。ボランティアじゃないもん!



しかし、この「学歴」だけを見ても「会社で活躍してくれるか?」は別の話。もちろん、働く上で大切なのは、「一緒に働きたいと思うか?」とか「この子は会社の風土に合っているかな?」みたいな、まあ主観・感情的な部分が、むしろ次の選考では大切になっている。次ではね。


つまり、去年就活をしていた私に言わせると、日本は韓国ほどではないが、未だ根強い学歴社会があると感じている。

例えばだけど、もしあなたの目の前に、「京都大学に通っています」と言う人がいたら、「頭良いんだろうな〜」「努力家なのかな?」と思いませんか?(笑)
人には、物事を簡単に認識しやすい、「先入観」「バイアス」という認知機能が存在します。これは私も、人事も含め、多くの人が持ち合わせている機能。


正直、学歴社会にはもやもやする部分がある。人の魅力は学歴だけでは語れない、と強く思う。


しかし、こんな「学歴フィルター」が存在する状況があるのも、事実。

だとしたら、このクソくだらない社会を、ある種ゲーム攻略のように楽しめないだろうか。

つまり、逆にいえば、学歴さえ手に入れちゃえばある程度、社会の上にいけるという仕組み。(上、という表記は適切ではないが、平たく言うと、自分の将来の選択肢を増やすことができる。)自分の望む状態を実現しやすくなる。


だったら、面倒くさいけど、高校生のうちは今しかできない「勉強」をして自身の学歴を高めることに全力を注いだ方が、今後生きていく上で圧倒的にコスパが良い。大学生の今、最高にそれを感じている。


私が尊敬する塾の先生も、「勉強することで自分の視野を広げることができる。」「知識を得ると、呪縛が解けて自由になれる。」と言っていました。(怪しくないよ!笑
勉強は辛いものじゃない。むしろ、楽しいものだと私は思う。


私が一番嫌いなのは、現実から目を背け、自分にとって都合の悪いことにだけ文句を言う人です。思考停止で文句だけ並べても何も生まれない。

だったら、厳しいし悲しいけど現実をしっかり見て、自分で、じゃどうすれば良いかを考える。その考え抜いた/悩み抜いた先に、今よりちょっぴり良い景色が広がるのではないかと思います。


※この意見は尖っています。不快に思われた方がいたらごめんなさい。


就活は去年経験して、たっくさん思うところがあったので、熱く語っちゃいました。最高にシビアな世界でした。これから就活をされる方、もしかしたら高校生、同じく就活を経験された方、全ての人を応援しています。

長いのに、ここまで読んでくれて、ありがとう!!!!!!


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