アシュワガンダのすゝめ

2021年3月6日 07:13

アシュワガンダとは

アシュワガンダは、アーユルヴェーダにおいて利用されてきたインドの伝統的なハーブです。

アシュワガンダという名前は、サンスクリット語で「馬のような匂い」を意味しています。

根に独特の刺激臭があることが特徴で、インド人参とも呼ばれています。

・不安症

コルチゾールの分泌を抑え、リラクゼーションを促進するので不安を和らげる作用があるとされています。

・関節痛

神経系に作用して痛みを送る信号を妨害することで、疼痛緩和の効果があるとされています。

・心臓の健康

高血圧や高コレステロール、胸痛、心疾患に対する効果があるとされています。

研究では、アシュワガンダの根から抽出されたエキスに、心肺の持久力を増強する効果が提示されています。

・アルツハイマー病の治療

いくつかの研究において、アルツハイマー病やハンチントン病、パーキンソン病を患う人の脳のダメージを防いだり、遅くしたりする効果があるとされています。

これらの病気は進行すると、脳の一部とその結合部に障害が起き、記憶障害が起きます。

・便秘

・滋養強壮

・精力増強

アシュワガンダの摂取量と摂取方法については目的によって様々ですが、現代の臨床実験で研究されている基準量はありません。

カプセル剤や散剤、抽出液として、健康食品やサプリメントといった形式で購入できます。

短期間では効果が期待出来ないので継続して利用しましょう。

健康食品やサプリメントの場合、商品毎に推奨の摂取方法・摂取量が提示されていることもありますので、摂取する際にはそちらも参照にしましょう。

アシュワガンダは通常、少量や中等量の使用であれば副作用はあまりないとされています。

しかし、考えられる副作用に関する長期的な研究が今のところ十分ではないので、妊婦の方は早産の危険があるとされている為、服用は避けるべきです。

アシュワガンダやアーユルヴェーダ医学は、未だ現代科学において解明されていないことがあります。

研究の多くが、スケールが小さかったり対象が動物であったり、またその研究のデザインが確立されていないものです。

その為、研究者はアシュワガンダが有効な物だとは断言出来ずにいます。

しかし、その有効性は無視出来るものでもありません。

アシュワガンダが、医師によって勧められた医療治療の代わりにはならないことを覚えておくことが大切です。

もしあなたがそのハーブを治療目的に利用することを決めたる場合は、まずは担当医と相談しましょう。

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