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人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている 、本を読んで

ミンガラ―バー!ちゃんかまです。

今、Twitterで話題の本をご存知ですか?
作者はふろむださんです。
田端さん、はちゅうさん、金井さん、等々Twitterで有名な人たちが話題にしてたので読んでました。(めっちゃ錯覚思考、、)
本のイラストのキャラクターたちもなんとも憎たらしいかわいいといった感じなのでおススメです。

人生実力でしょ、努力でしょ、みたいに思っている人は読むべきかもしれません。僕もそっち派の人間でした。

簡単にこの本を説明すると、

本当に実力がある人よりも、実力はないが実力のあるように見せる能力のある人の方が人生有利、イージーモードっていうこと。

これを本書では、「思考の錯覚」とか「錯覚資産」と呼んでいます。

例え、現時点で実力のあるAさんよりも、実力で負けていても、周囲から能力高いと勘違いされているBさんの方が社内で良いチャンス、ポジションに恵まれ結果的に実力も抜いてしまう、ということです。

確かに言われてみれば、そうですね。
なので、成功において実力が全てではなく、思ったよりも運の要素は思って大きいことを認識して運用すべき。

以下、そのような錯覚を生む例を紹介します。

★ハロー効果
ハローとは後光のこと。1つ何かが優れていると、全てが優れてるように見えてしまう。
例:イケメンだから仕事もできる
  社長だから正しい
  元google、取締役などの役職・肩書、高学歴なども

ハロー効果の増やし方はあるの?知りたいよね

数字等は分かりやすいので、瞬時にハロー効果を生じさせる。
例:半期で3億売り上げた、フォロワー10000人
何となく凄そうですよね。

★錯覚資産=錯覚資産化のしやすさ×成果のアピール
・数値、わかりやすい、心理的インパクトが大きいと資産化しやすい
・ディスィジョンメーカーへんの印象づけをうまくやること

なので、まずいろんなことに小さくトライする!
そして、どこかで成功した時に「Aさんは●●で成功したから、▲▲も成功する」というハロー効果を手に入れられる。著者曰く、運ゲーだそう(笑)
その時にハロー効果を利用して、より良い環境を手にする!確変状態。

・小さなハロー効果をコテにしてもう少し大きなハロー効果を手に入れる。
・結果的にヒットしたらそれは才能だったと知覚されるだけ。
・運ゲーなので、悩むより何回もサイコロ振ったほうがいい。
・成功者の本やツイートを見て真似するのも良いがそれに時間を費やしすぎ  るのは良くない。それであればサイコロ振る時間に投資した方が成功確率高くなる。

・・・・・・・・・
ここで、他の気になったところを、

学生と社会人では根本的にルールが違うそう。
受験やテストは、数字(実力)で評価されるので思考の錯覚は起きにくい。よく高学歴なやつは使えない的な言説はルールの違いから来てたのかも?
その言説すら、思考の錯覚のせいのような気もするが、、

・・・学生との違いにも繋がるが、

★感情ヒューリスティック
書き換えにより常に矛盾のないストーリーに書き換えられてる。イマイチな作品でも、自分の好きな人が書いていたらすばらしいと認知する。

人間の脳は直観で答えるために簡単な質問に置き換える。
この人採用すべきか、昇進させるべきか、昇給させるべき?等という難しい質問は→この人は好きか?という質問に切り替わる。

なので、上司に嫌われていたら出世は厳しいかも笑


僕自身、自戒することだらけだったので、皆さんも読んでみてください!タッター!

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