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建築女子のみなさま、環境を味方につけていますか?

人生は多くの場面で自分の努力や選択が大切とされますが、しばしば環境の影響が見過ごされがちです。とくに一級建築士取得も建築のキャリアも情報を制するものが制すことが多いように感じています。その視点でも、そういう視点でなくても読んでいただけるとうれしいです。

環境を自分の一部と捉え、それを最大限に利用していますか?
予想以上の成果や変化を実現することができるのです。
世界で有名なこんまりさんの片づけも環境をつくること。
私自身、幼少期には家や学校が何度も変わりました。父の仕事の都合が主な理由でしたが、それにより環境の変化が人に与える影響を目の当たりにしました。環境が変わることで、人の考えや行動、感じることすべてが変わってくるのを見てきました。

建築家として、私はその経験を活かして「環境」をデザインすることに重点を置いています。建物そのものだけでなく、その周囲の環境や、建物が持つ空間の力を理解し、最大限に活用することで、人々の日常がより豊かになるよう努力しています。
片づけの効果を実感された経験も多いのではないでしょうか。
ほかにも環境として考えてほしい例をあげてみました。

しかし、建物を変えることなく、私たちの周りの環境を変えることも可能です。例えば、パートナーシップです。相手との関係性は、仕事にも大きく影響してきます。メンタルケアの面でのサポートが大きいように見えるようですが、日本における男女差はさまざまなところでまだまだあるため、パートナー間で男女ともにお互いが知らない情報にアクセスできる可能性があり、新しい視点をもつことができ、仕事で飛躍される方も多くいらっしゃいます。

そして、場所の選択も重要です。特に、若いころの仕事での成功を目指すのであれば、情報が集まる場所に身を置くことが効果的と言われていますが、私もまさにその通りだと考え、そう答えるようにしています。都心に住むことで得られる情報や人々との交流は、自分の成長や仕事の進展に大きく寄与します。もちろん、家賃などのコストも考慮する必要がありますが、それを上回るメリットが得られることも多いです。そんなことと思う方も多いかもしれませんが、国によっても特性があるように私たちも知らずしらずのうちに住む場所に大きく影響されています。

また、性別によって得られる情報環境も異なります。女性であれば、女性コミュニティからの情報が多くなることもあるかと思います。男性が多い業界であれば、自然に得ることができる情報の格差をどこかで埋めなくてはいけないかもしれません。SNSなどを活用して、セミナーなど自分に必要な情報や自分しか持たない情報を積極的に取得することも大切です。

環境は私たちの人生に大きな影響を与える要素です。それを理解し、自分の味方にすることで、より良い未来を手に入れることができるのです。

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