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会社の人気者が、失うもの

こんにちは!芦澤ゼミOBの岡野です。

今日のタイトルを見て、出世間違い無しの人気者が、一体何を失うというの?と思ったのではないでしょうか。

本日のテーマは、結構シビアです(笑) グサっときます(笑)

が、とても有意義な議論になったのでぜひみなさんにもご紹介したいと思います♬

テーマは…

『会社という枠組の中で成功する事と引き換えに、失う可能性があるもの』

ゼミ


サラリーマン人生を成功させる秘訣は主に3つだと考えます。

協調性、政治力、成果。

会社に入ると、どんな生意気な新入社員でも、組織での泳ぎ方を学ばざるを得ません。望まれない発言は控える様になり、時には自身を洗脳し、同化する努力をします。

悲しいがな、”カメレオンになる努力”は、自分の居場所を潰されて苦しまないためにも必要なことです。


但し、あまりにもその努力をし過ぎてしまった結果、

カメレオンが定着してしまい、いつの間にか自身の考えがわからなくなる可能性があると先生は言います。


今の時代は、変化が速く、ある日突然、

予想外の業種に自社のマーケットを奪い取られるという惨事が起こります。(ホテル市場をIT企業のairbnbが奪い去ったように)

これまで積み重ねた成功体験や業界ルールの延長線上での判断ではなく、

断続的で大胆な意思決定をしなければ生き残っていけない…。

つまり、積極的に外部の人材と繋がり、新しい発想で物事を考える必要に迫られた今、

社内の言葉で会話をしても、外部の人から共感を得ることが出来ないのです。

カメレオン

逆に、こんな時こそカメレオンの皮を気楽に脱ぎ棄て、自身の言葉で語れるチャンスでもあります。

カメレオン

では、カメレオンを演じながらも自分の意見を持つためにはどうしたらよいのか。


自分のスタンスを決める。

さすがに会社では本音は言えなくとも

常日頃から会社のサービスや方針に対して好きか嫌いかの色分けをすることで、自分の感情を大事に出来ます。

感情が分れば、自然と意見も言えるようになってきます。


例えば、私が働くチームでは、

他組織のやり方に対する批判が度々起きます。

発言者が年長者であったり、成績優秀であれば

発言内容もきっと一理あるし、何よりも表面上は同調する必要があるでしょう。

但し、ここで彼らの視点に本気で合わせていくことはしないようにしてます。

なぜなら特にPMという職種は、組織間の連携不能な箇所を発見・解決する事に価値があると考えているので、この手の批判は【嫌い】という立場を取ることにしているからです。


ぺーぺーの自分なんかが、そんな偉そうに好き嫌い言ってもいいのかしら…と謙虚に思ってしまうかもしれません。


何事も、正解はないし、間違いもない。

立場や国が変われば常識も変わります。

自分の人生は自分が主役だから、

自身の好きか嫌いに自信を持っても良いのではないでしょうか‥‥?(^^)


また、スタンスを取れれば、誰の発言かに惑わされなくなります。

芦澤先生によると、経営者ほど傾聴力があるそう。

目的意識

目的を明確にすることで、更に合理的な判断ができるようになりそうですね!


まずは、大学の方針、ゼミのやり方を通じて、

自分のモヤモヤや、直感をそのままにせずに、言語化することを実践してみては如何でしょうか?

感情を言語化する方法としては、こちらの本が参考になりましたのでぜひみなさんも読んでみてください♬

では次回もお楽しみに~。


横浜市立大学芦澤ゼミ

芦澤先生


記事ライター:岡野 (OB生、IT企業勤務) 

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