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みなさんは子どもの頃に赤点を取ったことありますか?

私はあります。笑

あれは高2の頃で兄が死んだ後でした。

本当に、頭に勉強が入ってこなくなっちゃったんですよね。

まぁそれまでも学校内でできたタイプではなかったですが、一応進学校と言われる高校にいたので周りのほとんどの子が大学の進学を考える、そんな環境にいました。

それが、あの頃はほんとーーーーに頭に入ってこなくなってしまったのです。

先生の話が頭に入っては消えていくので、いくら聞いても理解できないんです。テスト勉強をしようにも教科書の一文を頭に留めておくのが大変な状態だったので、次の文章を読み始めると先に読んだことがもう頭の中から消えてしまっている、そんな状態でした。本当に集中できなかったんですね。

そしてついに高2が終わるころ2つ赤点をとってしまいました。その他もギリギリ。

もうみんなは受験勉強をして大学を目指すのに、私の記憶力は用を為しません。

こんな状態じゃなーと大学進学も一時諦めましたが、担任の先生からchachiは外に出た方がいい!との後押しもあって大学進学を考え直しました。

そしてそんな状況の割に私、先生にこんな条件をお願いしました。

•臨床心理士になれる大学院(しかも勤務年数が少なく臨床心理士になれる一種)のある心理学科のある大学

•寮があるところ

•センター試験がなくても行けるところ

もう当時の私はセンター試験なんて受けられる状況ではなかったのです。これは心身共に疲弊していたのもありますね。

そしてそんな厳しい条件を出したので、担任の先生大変だったろうなぁと思います。笑

それなのに一緒に親身になって考えてくれた先生、かっちゃんには本当に今でも感謝しています。

そして何とか大学にも入れて、勉強が頭に入ってきた時は嬉しかった〜〜!

忘れない!しかも心理学楽しい!!

兄は統合失調症と言われる病気で、自殺してしまいました。そのとき色々あって兄は死ぬのがわかっていながらそれまで時間がありました。脳死状態だったんですね。

だから、私なりに死に対して色々考えましたし、兄に起きたことにも考えさせられました。

さらに、私はそんな兄と二卵性の双子なのです。

私は今でも私も兄のようになってしまわないか怖い気持ちがあります。

だから、余計にこのことは人にあまり言わないし、この病気を誤解されたくない想いがあります。

ただ、最近私のしてきたことが、彼の死に触れずには表せなくなってきたなぁと感じでいます。

私のアイデンティティーの部分ですよね。

だから、自分の為にも少しずつみなさんと共有させて頂いてもいいのかなぁ?と思い始めました。

まだ兄のことは誤解を恐れ、言えないこともありますが、ここを訪れてくださるみなさんが少しでも訪れてよかったなと思うお話ができたらいいなぁとそんなことを思います。

そして話は戻りますが、

高校生の私にはきっとこんなことが起きていたんですよね。

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喪失体験とは、かけがえのない【人】【物】を失う体験です。
私たちは、人生の中で様々な喪失体験を繰り返しています。親・きょうだい・祖父母・親戚・友人との死別、可愛がっていた生き物やペットとの別れ(Pet Loss)、その他、卒業・転校・失恋・離婚・失業・転職などのライフイベントも喪失体験に含まれます。
かけがえのない人との死別は、人生最大の危機ともいえますが、誰にでも訪れる喪失体験でもあります。喪失体験によって私たちは、様々な感情や思いが沸き起こり、様々な反応や行動が表れます。これらの感情や思い、反応、行動が、『グリーフ』です。 

もうね、あの頃あまり情報を得ずにセカチューを観に行ってしまったのですが、ほんとーーーーにだめでした。サクの気持ちは私のリアルでしたからね😂(年代がバレますね。笑)

またこのお話もできたらなぁと思います。

あぁ、言っちゃった。みなさんどう思われるんだろうか。不安もあるけど、ちょっとスッキリ🤏

最後まで読んでいただきありがとうございました🤝🌸




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一緒に生まれた家族の死をきっかけに、人生を楽しんでやりたいことやろうと過ごしてきた私の日常や思い出を、優しさの伝染を心がけて記事にしていきます☺︎今の夢は子どもに絵本を書くことです。あなたから頂いたサポートは優しさにかえて記事にしたり夢を叶える為に使わせていただきます☺︎