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私が思うApple社の凄いところ Apple製品のアクセシビリティ

Apple社の回し者でも何でもないですが、私がiPadやiPhoneに可能性を感じて使っている訳はこれだろうなぁと思うことをご紹介します。

(もうアクセシビリティ機能についてご存知の方は最後まで飛ばして頂いて大丈夫な内容です。)

Apple社のHP内にはアクセシビリティについてこんなことが書いてあります。

テクノロジーは、すべての人に力をもたらす時に、最もパワフルになります。

さらにアクセシビリティを調べるとこう載っています。

アクセシビリティとは、特にWebサイト上における、情報やサービスへのアクセスのしやすさのことである。
アクセシビリティは、高齢者や障害者なども含めたあらゆる人が、どのような環境(うるさい場所や、暗い場所、逆に明るい場所など)においても柔軟にWebサイトを利用できるように構築することを考慮する場合に使われる。


ん?どういうことだ?

と思われた方、ご安心ください♪


次のApple社のHPをクリックしてもらえるとすぐ映像が出てきますが、Apple社がアクセシビリティに力を入れていることがわかる映像があります。これだけでもぜひご覧いただきたいです。

そしてこのHPにはこんなことも書いてあり、それぞれに関連した映像がついています。

視覚
言葉は、あらゆるものを描けます。

言葉が描ける…

聴覚
すべての人が、話の輪の中にいられるように。

聞こえていないのにどんな方法で…

身体機能
一つのタップ、一つの言葉から、
無限の可能性を。

1つのタップや言葉だけで…

学習
集中力を高める。想像力を広げる。

そんなことできる…?

気になられた方は先程のApple社のHPを最後まで読むと全て載っているのでぜひご覧になってみてください。


そしてここではもう1つ関連記事を載せてみます。

ちょっと古い記事ですが、このnote記事始めにご紹介したApple社の↓の映像の関連記事になります。

そこにはこんなことが書いてあります。

待望のMacBook Pro最新モデルが発表され、会場は熱狂に包まれた。さかのぼること30分、イヴェントは1本の映像から始まっている。
「障害は、『障壁』であると思われることが多いが、それは違う」という女性のナレーションから始まるアップルの「アクセシビリティ」に関する取り組みを紹介する映像だ。腕を自由に動かせない車椅子の女性に始まり、障害をもった人々がアップル製品を使いこなす。iPhoneで家族との写真を撮ったり、FaceTimeで友達とコミュニケーションをとったりする姿が映し出されていく。
どうやらナレーションは、アクセシビリティ機能で読み上げられた、車椅子の女性の「声」らしい。「テクノロジーは、すべての人のためにある」。そんなアップルの姿勢が伝わってくる素晴らしい映像だ。
しかし、その終盤に差し掛かったところで、会場はきっと、さらなる驚きに包まれたはずだ。映像の冒頭に登場した体の大部分が動かない脳性まひの女性が、いままで観てきた動画を編集している姿が映し出されるのだ。
アクセシビリティ機能のひとつである「スイッチコントロール」によって、頭を動かすことでMacを操作し編集をする彼女の姿を通して、この映像そのものがアップルの障害者に対する取り組みの結晶だったことが明かされる仕掛けになっている、というわけだ。


ちょっと引用が多くなりましたが、


先程の文章に出てきた

映像の冒頭に登場した体の大部分が動かない脳性まひの女性が、いままで観てきた動画を編集している姿が映し出されるのだ。


このようなことは遠い国で行われている話でしょうか?


そんなことありません


もう何年も前から日本でもこうしたことが行われているんです。


私はそれを、以前1年ほど関わらせて頂いた障害者の雇用を斡旋するあるNPOで知り衝撃を受けました。


もう7年前だったでしょうか?


その当時、視線だけで画面上のキーボードなどが反応して文字が書けるようになるテクノロジーが導入されそうだと、NPO内でも話題になっていた頃だったと思います。

そのNPOは身体、精神、発達障害と言われる障害のある方々を雇用したり、就労を斡旋している場所でした。

そしてそこでは、複数人の身体障害のある方々がテレワーカーとして、上記のようなテクノロジーを使って、依頼先からの仕事をご自宅で行っていました。

それをNPOにいる専属スタッフが遠隔で取りまとめテレワーカーさんと企業の橋渡しをする、そんな仕事スタイルでした。


仕事内容は

Webページ作成、ブログのカスタマイズ、データ入力、点訳、テープ起こしなどだったと思います。

そしてその依頼元は、企業や県の弁護士団体事務所など様々でした。


もう、そうした方々は新型コロナウィルが流行る前から自宅でお仕事をされているんです。 

それって経験のない私からしたら凄いスキルです。

そして、そうしたスキルが今は仕事でも学校でも必要とされ始めているんだろうなぁと思いますが、

それなら、ICT活用などにそうしたノウハウをすでにお持ちの方々からいただけるヒントがあるんじゃないかなぁと私は思ったわけです。

そしてもちろん、Apple社以外の機器も素晴らしいと思いますが、

以前、ATACというカンファレンスで出会った先生がiPadを活用されていることもあり、私は迷わずiPadを購入したのでした。


こちらもせっかくなので載せておきます。


ATACカンファレンスのコンセプト

我々の住むこの社会は,増え続ける選択肢に反し,生きにくさが増す時代に突入しています。
加速し変化する社会に合わせるため能力を高める努力が求められますが,人の努力には限界があります。
今こそテクノロジーのチカラ,人のチカラ,社会のチカラを組み合わせて幸せに生きて行くことを学ぶ必要があります。
ATACカンファレンスはそれを支える会です。

ちなみに今年のATACは

2020年12月の京都カンファレンスはオンラインで開催します

とのことです。おぉー!

ATACでは今回こんなこともzoomなどで聴けるみたいです、すごい!

1.在宅で過ごす特別支援学級の児童生徒にどんな宿題をどう届けるか?
  井上 賞子(松江市立意東小学校 教諭)× 中邑 賢龍(東京大学先端科学技術研究センター 教授)
2.家でパニックを起こした自閉症児をオンラインで鎮められるか?
  坂井 聡(香川大学 教授)× 中邑 賢龍
3.知的障害のある子どもとのオンラインコミュニケーション
  青木 高光(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 主任研究員)× 中邑 賢龍
4.家庭と学校をつなぐICT ~オンライン学習とオフライン学習の意味~ ※こちらのセミナーは、YouTubeでの無料配信のみとなります(6月末からの配信予定)。
  巖淵 守(早稲田大学 教授)× 中邑 賢龍

いつもなら東京か京都に行かないと参加できないカンファレンスに今年はオンラインで参加できるなんて、これもコロナの影響ですが気楽に参加できる方が増えそうな予感〜

ご興味のある方はぜひ〜!(こちらも全く回し者ではありません)

そして私がこのカンファレンスで出会って参考にさせて頂いている先生のHPがこちらです。私は主に学習障害や発達障害に言われる困りごとへの参考にさせて頂いています。ご参考までに♪


今日は、そういえば私がiPadでICT活用を試みているのは、NPOやATACをきっかけに、Apple社のアクセシビリティへの取り組みを知ったからだなぁ〜と思ったので改めてこうして書いてみました♪

長くなりました〜

はぁ〜、それにしても早くオフラインもオンラインも両方OKだし行きたいところにも行きながらやりたいこともできる世の中になるといいなぁ〜と個人的に思います😌











一緒に生まれた家族の死をきっかけに、人生を楽しんでやりたいことやろうと過ごしてきた私の日常や思い出を、優しさの伝染を心がけて記事にしていきます☺︎今の夢は子どもに絵本を書くことです。あなたから頂いたサポートは優しさにかえて記事にしたり夢を叶える為に使わせていただきます☺︎