かほ

自分のキャッチコピー’真面目な少年’ | 大学生 | ラテンアメリカにて食卓を巡る旅 …

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自分のキャッチコピー’真面目な少年’ | 大学生 | ラテンアメリカにて食卓を巡る旅 | diningscape

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    ラテンアメリカを9ヶ月かけて巡る大学生の日記。"diningscpe/食卓の風景"をテーマに旅と学びの間を縫う遊学の様子。

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hereではなくてthere①

トゥクトゥクの運転手と言い合いをして、人と車の多さに参って微熱を出して、とんでもなく辛いカレーのおかげでお腹がゆるくなって、トイレも綺麗じゃない。でも、ものすごく魅了された国。 【hereではなくthere】の進み方 途中まで書いていたらとんでもなく長くなりそうな予感がしたので、分けることにした。 ①と②は旅の記憶。五感がたくさん刺激された日々をつらつらと綴る。 ③は旅がきっかけの考え事。たくさんの人にお世話になりながら見聞きしたこと、友人と話したこと、自分なりに考え

    • 盛りだくさん✴︎遊学日記week18@Chiapas / Mérida, México

      爪の甘さにひやりとし、悩まされながらも、楽しむ日々! 8/12 荷物総量20kgでも3kmは歩ける 朝5:30にチアパス州、州都 Tuxtla Gutiérrez のバスターミナルにに到着。外は明るくなりかけていたけど、一旦バスターミナルで荷物を抱えて1時間ほど就寝。 ホテルまでタクシーで行くか(高い)、combi(ミニバンローカルバス)で行くか(安い、ルートがわからない、荷物多いから迷惑)、徒歩で行くか(無料、自分の体力次第)、迷った末に選ばれたのは徒歩でした!ホステル

      • ここでもお寿司は揚げるらしい✴︎遊学日記week17@Chiapas, México

        危ないと言われても、どうしても自分の目で確かめたくて訪れた場所で過ごした1週間。 8/5 心配事に囲まれて 25:00発のはずの夜行バスがやってこない。 心配すぎてキョロキョロしてたら、同じバスに乗る予定の家族を見つけて「来ないですね〜」って話しかけてみた。「来ないね〜」って言われたので、来てないことが確認できてとりあえず一安心。 にしても30分経ってもこない。何が起きてるの。 待ってたら25:50発のバスがやって来た。チケットを替えられるというので、受付に急いで行って替

        • 忘れたくない香り✴︎遊学日記week16@Oaxaca, México

          「食といえば Oaxaca 」 そんな人々の言葉を信じて決めた1ヶ月の滞在、人に恵まれ3つのお家を転々と。 最後の1週間もあっちへこっちへ。 7/29 お酒は最高の薬 明け方2時くらいに腹痛で目を覚ましてトイレに行くと下痢(しょっぱなから汚くてごめんなさい)。久々に気持ちいいほどの下痢でびっくり。確かに前日朝ごはんを食べてから胃の調子が悪いなと思ってたけど、結構な時差でやってきた。 そこから30分おきぐらいでトイレに駆け込んだ。ときどきゲップも出た。苦しみは早く過ぎ去って

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        hereではなくてthere①

        • 盛りだくさん✴︎遊学日記week18@Chiapas / Mérida, México

        • ここでもお寿司は揚げるらしい✴︎遊学日記week17@Chiapas, México

        • 忘れたくない香り✴︎遊学日記week16@Oaxaca, México

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          19本

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          お祭りと少し暗いわたしの心✴︎遊学日記week15@Oaxaca, México

          振り返ると、毎日誰かと会って、何かしらしている。 それでもぽっかりした不安に襲われるのはホームシックと呼ばれるものなのだろうか。 7/22 La Guelaguetza 7月、Oaxaca はずっと盛り上がっている。盛り上がりの大本命は今日と来週に Auditorio Guelaguetza で開催される民族舞踊の祭典、La Guelaguetza。 事前に販売されるチケットは1万円を軽く超え、入手が難しそう。チケット販売の日は前日の夜からテントを張って並ぶ人がいるほど

          お祭りと少し暗いわたしの心✴︎遊学日記week15@Oaxaca, México

          微熱、全身痛、腹痛、痺れ、苦み、回復✴︎遊学日記week14@Oaxaca, México

          土曜日にようやくデング熱だったと判明した1週間、今は元気に過ごしています。 7/15 部屋をうろうろ 朝起きて洗濯をした。洗濯機はあったけど、水たくさん使っちゃうしな〜と思い手洗いをした。バケツに溜められた綺麗な水を見て、出来るだけ少ない水で、と思う。 日本では毎日浴槽にお湯を溜めて使っていたし、毎日洗濯物を回していた(ママ、ありがとう)。朝に普通の服と、夜にデリケートなやつ。何にどれだけ水を使うか、学校の授業でバケツ○杯分とか勉強するけど、そんなの忘れて生活していた。

          微熱、全身痛、腹痛、痺れ、苦み、回復✴︎遊学日記week14@Oaxaca, México

          大きいトルティーヤが当たり前に✴︎遊学日記week13@Oaxaca, México

          朝起きると、唐辛子のピリッとした匂いがキッチンを包んでいる。 7/8 うだうだ 寒さで布団から出れない。 Oaxacaの気温は朝晩は15°C、昼間は28°C。朝の7時前の体感気温は10°Cちょっと。気持ちが追いつかず、布団のなかでうとうと、うだうだしてると1時間ほど経っていた。 起きて、ストレッチをして、ラジオでスペイン語のお勉強をして、朝ごはんを食べる。ホストさんが起きてきて、お手伝いの指示をもらう。ルーティーンができてきた。 お庭掃除を終えたら、買い物から帰ってき

          大きいトルティーヤが当たり前に✴︎遊学日記week13@Oaxaca, México

          水シャワーという修行✴︎遊学日記week12@Oaxaca, México

          3日前にはじめましてをした人の家のリビングで、ハンモックに乗ってゆらゆら揺れる。 6/30 tortilla が大きい さて、今日から1ヶ月のOaxaca生活が始まる。 Oaxacaの1ヶ月滞在を決めたのは、誰に聞いても食に興味があるなら絶対にここ!と言われたから。そして7月に La Guelagetza というお祭りがある。お祭りに合わせてまち全体が盛り上がることを見込んで、この時期に滞在することにした。 1週間は Workaway を使って見つけたお家に滞在する。

          水シャワーという修行✴︎遊学日記week12@Oaxaca, México

          またね✴︎遊学日記week11@CDMX(たまに遠征), México

          「またね」が言葉だけにならないように。 6/24 餃子ナイト 学校の任意で受けるテストをおさぼりして、ホストファザーと朝ごはんを食べにいく。といっても時刻は10:00、メキシコの朝ごはんは日本でいうブランチの時間帯。 これだけは食べないと帰せないと言われていた、tacos de canasta。 ホストファミリーと過ごす最後の夜。ありがとうの気持ちは夕飯作りで伝える。 いろいろ考えた末、餃子を皮から作ることにした。 作り始める時間帯は伝えたものの、一緒に作ってとはお願い

          またね✴︎遊学日記week11@CDMX(たまに遠征), México

          2週間前のわたしです✴︎遊学日記week10@CDMX, México

          体に染み付いてきた日々のサイクルが終わりを迎え始める1週間。 6/17 寂しさひとつまみ 夜、リビングのソファを独り占めしてMUSEOを見た。 1985年のクリスマスイブにMuseo Nacional de Antolopología で140ものプレヒスパニックの資料が盗まれた事件をもとにした作品。 Museo Nacional de Antropología はアメリカ大陸最大の博物館で、メキシコ、世界中から来場者が訪れる。メキシコシティのおすすめの場所を聞いたら

          2週間前のわたしです✴︎遊学日記week10@CDMX, México

          メキシコシティに「暮らし」ている✴︎遊学日記week9@CDMX, México

          すっかり暮らしている、そんな日々。 6/10 基本的に赤い 学校帰りにずっと気になっていたポテトチップスを食べた。 メキシコはスーパー以外でも、ストリートフードとして薄めの塩味のポテチが売っている。ポテチなんてスーパーで買えばいいのに、と思っていたけど、ストリートフードのポテチは一味違った。 気になり始めたきっかけは、スタンドのおじさんがじゃがいもをすって、その場で揚げているのを見てから。手作りかつ揚げたてだということを知って、メキシコで食べるものバケットリストに追加

          メキシコシティに「暮らし」ている✴︎遊学日記week9@CDMX, México

          ゆるりぬるりと過ぎていく✴︎遊学日記week8@CDMX, México

          いろんな人にスペイン語に慣れてきたねと言われた1週間。 少しうれしい気持ちで過ごしていると、またすぐに、理解できない、伝えられない状況に直面して奮い立たされる。 6/3 かんちがい 授業でコラムがすらすら読めた。 日常会話も拾える単語が増えてきて、今まで呪文のように聞こえていた家族の日常会話も想像力をフル回転にしながら理解できるようになってきた。 気がしていただけなのか。 もらった本は知らない単語で埋め尽くされていて、一度読んで、わからない単語を調べてもう一度読み返す

          ゆるりぬるりと過ぎていく✴︎遊学日記week8@CDMX, México

          たくさん噛むが解決策✴︎遊学日記week7@CDMX, México

          食べれなくなったり、食べるためにどうにか動いたり、いつか誰かが食べていたものに思いを馳せたり。 5/27 朝ごはん7:30、昼ごはん15:00、夜ご飯21:00 ホストファザーは食べ物に目がない。 美味しいご飯を食べにいくのも、作るのも好き。 日曜日の朝、キッチンでせっせと何かしていると思ったらラザニアを作っていた。 大きな一つは会社に持っていく用、小さな一つは家族で食べる用。 チーズがこんがり焼けたラザニアと、あらゆる材料や道具が、彼の抜け殻のようにキッチンに残ってい

          たくさん噛むが解決策✴︎遊学日記week7@CDMX, México

          美しく変身を遂げる✴︎遊学日記week6@CDMX, México

          楽観的なわたしは、ころん、と楽しさを取り戻す。 5/20 アメリカ人考案の定番ストリートフード : gringas ○このまま沈んでいくんじゃないか 月曜日、家を出る時におなかのあたりをぐーっと押し込まれるような感覚とともに家を出た。あれは不安とは別の何か。 バス停までの道、ぶつぶつつぶやきながら最近の出来事を思い出す。バスの中でも私の中の重たいなにかの皮を少しずつ剥いて、軽くすることはできないかと思いを巡らす。 不安や悲しみといった暗くてずっしり重たいものだけではなく

          美しく変身を遂げる✴︎遊学日記week6@CDMX, México

          纏うものの移ろい✴︎遊学日記week5@CDMX, México

          数字が増えていくのが怖い理由を考えたい。向き合わなければいけない。 水曜日ごろにこんなことを思っていた。 5/13 すれちがいゆきちがい 出国日、成田空港に到着してから気がついた最初のやらかしはデビットカードを家に置いてきたこと。クレジットカードでも事足りるのだけれど、デビットカードがあると何かと便利なのではないかと思っていたし、クレジットカード機能つきだったのもあって、分散して持ち歩いて万が一のことがあったときの心の支えにしようと思っていたのに。 忘れたことにショッ

          纏うものの移ろい✴︎遊学日記week5@CDMX, México

          ことばが肥えていきますように✴︎遊学日記week4@CDMX, México

          言葉にできる動きや想いが少ない。それでも今わたしの口からでてくる言葉たちは薄っぺらいわけではなくて、今のわたしが伝えたいこと。 5/6 どらやきもどき あんこをおいしく食べてほしくて、どらやきを作ろうとした。  小麦や水が日本とは違うのが問題なのか、大さじ小さじを見つけられず感覚を信じたのが問題なのか、わからないけど失敗した。 甘い、生地がさらさらで焼く時に広がってしまう、もちもちを超えて固い、焼き目がまだら。 そんな失敗作もホストファザーはおいしいと言って食べてく

          ことばが肥えていきますように✴︎遊学日記week4@CDMX, México